ロックショアフィッシングにおいて、ハードな地形を身軽に移動するにはバックパックのようなリュックサックが欠かせません。
特に地磯での釣行の際は、両手をできるだけ開けて移動したいので、バックパックが大活躍します。
そこで今回は、ロックショアフィッシングにおすすめのバックパックをご紹介します。
軽量のものから、大容量タイプまで様々なモデルをご紹介しますので是非参考にしてみてください。
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ロックショアでリュック(バックパック)を使うメリット・デメリット
メリット
そのメリットはなんといっても、機動力が増すことです。
ロックショアフィッシングでは、磯歩きの際に両手でたくさんの荷物を持って移動することは大変危険を伴います。
バックパックであれば、安全かつ両手を空けたまま多くの荷物を携行することができるため、非常に大きなメリットがあると言えるでしょう。
また、荷物を一つにまとめて運べるので、ルアーやその他アイテムなどの管理がしやすいと言う点も大きなポイントとなります。
デメリット
デメリットとしては、バックパックは背中に背負って密着させた状態で使用することが多いので、夏場は湿気や熱が背中にこもりやすく、長時間背負うと地獄のような暑さに見舞われる可能性があるという点です。
また、大きいバックパックの場合、取り回しが悪くなるので周りの状況に配慮する必要性も出てくるでしょう。
特に沖磯などの渡船を利用する際は注意が必要です。
ロックショアに適したリュック(バックパック)の選び方
容量
ロックショアフィッシングとは一概に言っても、狙うターゲットや釣りのスタイルによって荷物の量は変わってきます。
ショアジギングやプラッギングなどで、あまり場所移動をしない場合はジグの量やプラグのサイズなども考慮して大きめで十分な容量のあるリュックサックを選ぶと良いでしょう。
逆に、ランガンを主とした磯ヒラゲームなどの場合は、機動力確保のためコンパクトなサイズのものをお勧めします。
素材
磯で使うとなると、常に雨風や波にさらされる状況を想定しておかなければなりません。
そのため素材は防水素材で内部に水が侵入しにくいものを選ぶと良いでしょう。
また、汚れた時に手軽に水洗いできるウォッシャブル性能のある素材を選んでおくと、お手入れが簡単になり長持ちするのでお勧めです。
耐久性
磯でハードに使うことになるので、耐久性は必須項目となります。
肩ベルトや取っ手が細いものやファスナーが簡素な作りになっているものはロックショアには向きません。
耐久性に優れた素材の一例としてアメリカのインビスタ社が開発・製造しているCORDURA®︎という素材を使用した高耐久のバックパックなどもあり、そのような耐久性のあるリュックがお勧めです。
ロックショア用リュックおすすめ10選
シマノシステムバッグX T(DP-072K)
シマノから発売のこのシステムバッグXTは、大容量ながら防水性、機動力を高めたモデルになっています。
本体生地は傷や汚れに強い防水生地になっており、ファスナーは水が入りにくい止水ファスナーになっているため、水飛沫のかかる恐れのあるロックショアにおいても安心して使用することができます。
また、下部ポケットはリールが収納できる大型ポケットとなっており、サブタックルの携行にも適した構造になっています。
シマノデイパック(BD-021T)
シマノから発売のこのデイパックは、軽量で釣りにもタウンユースにも使える万能バッグとなっています。
シンプルな見た目とは裏腹に、機能性は抜群。
内部ポケットはしっかりと防水使用になっており、外部からの水の侵入をシャットアウト。
内部の荷物を水飛沫から守ります。
また、別売りのアタッチメントを購入して自分好みにカスタムして使うこともできるため、様々な使い方が楽しめるでしょう。
ダイワシステマサーフバッグ(E)
ダイワから発売のこのシステマサーフバッグは、大容量かつ機能性も抜群で、快適な釣りをサポートしてくれます。
本体表面素材は水しぶきや汚れに強い素材、ファスナー部には止水ファスナーを採用するなど、実用性は抜群であり、また、バッグは上部と下部でセパレート形状になっており、下部バッグは仕切りを活用することでリールや小物を自分好みのスタイルで分けて収納することが可能です。
ダイワX-Pacバックパック(A)
ダイワから発売の、軽量かつ機能性抜群のバックパックです。
軽量でタウンユースでも使えるデザインながら、耐久性・防水性能を兼ね備えた「X-Pac」素材を使用することで大幅に強度アップを実現しています。
また、トップのみならずサイドにもファスナーがついており、サイドからも荷物を取り出すことができるため釣行中や移動中の荷物の出し入れが非常にしやすい設計になっています。
MazumeMAZUME×AIMS ウォータープルーフバッグ(MZBK-319)
Mazumeが発売しているこのバックパックは、ロックショアアングラーのための機能が盛り沢山の高機能バックパックとなっています。
長時間歩くことが多く、クーラーボックスを持ち込めない地磯においても活躍するのがこのバッグで、このバッグは70Lという大容量で釣った魚もタックルも一度に収納することができます。
また、ポケット類は全て防水仕様になっているので雨や水飛沫から内容物をしっかりと守ります。
サンラインスプリットザック(SFB-1001)
大容量の大型バックパックが多い中、小場所であったり足場が悪い磯では大荷物は命とりです。
24リットルと小柄ですが、厳選した少量の道具で挑む際に丁度いいサイズです。
充実の小物スペースを備えており、機能性は抜群です。
荷物を持ったまま軽快に移動できる為、ロックショアでは大活躍すること間違いなしでしょう。
また、タウンユースにも適したデザインのため普段使いにも向いています。
ノースフェイスBC フューズボックス2(NM82150)
ノースフェイスから発売の、ボックス型大容量バックパックです。
本体素材にはリサイクルポリエステルに、TPEファブリックラミネートを施した高強度の生地を使用しており、磯釣りに必須の防水性、防汚性はしっかり備えつつ環境にも配慮されたノースフェイスのこだわりが感じられます。
本体内部は大型開口部で物の出し入れがしやすく、前部にはカラビナなどを利用してカスタム可能な作りになっている為、自分好みにカスタム可能です。
ストリームトレイルドライタンクD2
キャンパー、アウトドア愛好家に愛されるストリームトレイルのドライタンクD2は、ロックショアフィッシングにおいても抜群の性能を発揮します。
防水性、防汚性能はもちろんのこと、万が一内部に水が侵入してしまった場合においても、本体に備え付けられたドレインプラグから排水することが可能な優れもの。
また、丸洗いも可能な為お手入れも非常にしやすい作りになっています。
パタゴニアBLACK HOLE PACK 25L
機能性抜群ながらにコンパクトで持ち運びしやすく、ロックショアでの移動においても軽快に移動することができます。
また、デザインもおしゃれなのでウェアと合わせてコーディネートも楽しめるでしょう。
収納数こそ他のリュックよりは劣りますが、中身を完全に濡らしたくない方にはおすすめです。
DRESSフィッシングリュック
DRESSから発売している、様々な釣りのシーンに対応するバックパックです。
収納数の多い大容量タイプで、ルアーや小物、リールなどをまとめて収納できます。
また、下段は防水生地でできているため、濡れた磯靴などを収納できるスペースもあります。
そのほかサイドポケット、フロントポケットも搭載しており、サイドポケットには簡易ロッドホルダーもついている優れものです。
まとめ
今回はロックショアフィッシングで使用できる、様々なニーズに合わせたバックパックをご紹介しました。
ロックショアに完全特化したものから、ちょっとした普段使いにも流用できるものまで、種類、使い方は様々ですのでぜひ自分に合った一つを探してみてください。