エアーポンプは活餌を活かしておく、釣った魚を新鮮なまま持ち帰るといった役割を果たしてくれる釣りには欠かせないアイテムです。
これまでは電池式のものが多かったのですが、近年増えてきているのが充電式のエアーポンプ。
当記事では充電式のエアーポンプのメリットやデメリットを解説するとともに、その選び方までご紹介します。
さらにはおすすめの充電式エアーポンプを6製品ピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
釣り等に充電式エアーポンプを使うメリット・デメリット
充電式エアーポンプを購入する際には、そのメリットやデメリットを知っておくことをおすすめします。
メリット
電源さえあればどこでも充電可能
充電式エアーポンプ最大のメリットが、電源さえあればどこでも充電できることです。
充電がなくなってしまった時には、わざわざ電池を買いに行かなくても家や車で充電しておけます。
電池式は電池が切れた時に電池がなければどうしようもありませんが、充電式であれば車やモバイルバッテリーから充電可能です。
電池を常に持ち運ぶのは、かさばるなどのデメリットも多くあります。
電池式に比べて費用がかからない
電池式のエアーポンプは、電池が切れる度に数百円程度の電池代がかかってしまいます。
しかし、充電式であれば家や車で充電できるので、電池代が必要ありません。
充電にかかる電気代も大きなものではないので、ランニングコストの低さが充電式エアーポンプのメリットと言えるでしょう。
頻繫にエアーポンプを使う人であれば、充電式が長期的にはお得なのです。
コンパクトで軽いものが多い
充電式エアーポンプは、電池代よりもコンパクトで軽いものが多くなっています。
電池代のエアーポンプは電池を含めるとかなり重いものも多かったのですが、充電式は軽量なので持ち運びに最適。
頻繫に移動する、バイクや電車で釣りに行く、そのような方は迷わず充電式エアーポンプを選ぶのがおすすめです。
デメリット
本体価格は高め
電池代に比べて、充電式エアーポンプは本体価格が高い傾向にあります。
これは、充電式エアーポンプの電池として使われているリチウムイオンバッテリーの価格によるもの。
しかし、ランニングコストが電池代よりも低いので、長期的に見ればこの価格差は取り返せるものです。
エアーポンプの使用頻度が高い方であれば、このデメリットは特に気にする必要はないでしょう。
釣り場で充電がなくなるとどうしようもない
もし簡単には車に戻れない釣り場で充電がなくなってしまったら、どうしようもなく諦めるしかないのが充電式のデメリット。
こまめに充電しておけば問題ありませんが、忘れてしまった時には注意が必要です。
モバイルバッテリーで充電できるタイプもあるので、荷物に余裕がある方は常にモバイルバッテリーを持っておけば安心。
寒い時にはパワーが落ちる
スマホの充電の減りが速い、寒い時期にこのような経験をしたことのある方もいるかと思います。
これはリチウムイオンバッテリーの性質上仕方がないものであり、エアーポンプにおいても寒い季節にはパワーが落ちてしまいます。
特に水辺の朝夕マズメはかなり冷え込むので、冬の使用に充電式エアーポンプは向いていないと言わざるを得ません。
冬にもガンガン釣りをする方なのであれば、電池代エアーポンプを持っておくと安心です。
充電式エアーポンプの選び方
ここからは、充電式エアーポンプを選ぶ際に重要なポイントをご紹介します。
できるだけコンパクトなものがおすすめ
充電式エアーポンプを選ぶ際には、予算内でできるだけコンパクトなものを選ぶのがおすすめ。
コンパクトなことによるデメリットは一切なく、コンパクトなほど持ち運びが楽です。
コンパクトで軽い充電式エアーポンプほど価格は高くなる傾向にありますが、今回はコストパフォーマンスに優れた製品もピックアップしました。
パワーを調整できるものが万能
充電式エアーポンプには、空気を送る量を調整できるものがあります。
エアーポンプはパワーがあればあるほど良いのではなく、使う生簀のサイズに合ったパワーを選ぶことが重要。
その点、パワーを調整できるものであればさまざまなサイズの生簀に使えるので便利です。
特に活餌は死んでしまっては使い物にならないので、泳がせ釣りなどを本格的にするのであればパワー調整式がおすすめ。
安すぎる充電式エアーポンプは要注意
電池式のエアーポンプは1000円台などでも意外と使えるものが多いですが、充電式エアーポンプで安すぎるものはあまりおすすめできません。
それは何故かというと、安すぎる充電式エアーポンプはバッテリーが長持ちしないからです。
電池式とは異なり、充電式エアーポンプはバッテリーが命。
長く使用するためにも、ある程度は性能の良いものを選んでおくことをおすすめします。
充電式エアーポンプおすすめ6選
それでは、おすすめの充電式エアーポンプを6製品ご紹介します。
ハピソン充電式エアーポンプ
釣りのための便利グッズを多く販売している「ハピソン」の充電式エアーポンプです。
大容量のバッテリーを搭載しており、弱であれば24時間連続して使えます。
また、約6回の使用で電池式エアーポンプの元を取れるランニングコストの低さも大きな魅力。
本格的にエアーポンプを使用する方にこそおすすめしたい製品です。
コトブキ充電式エアーポンプ オキシー1400
アクアリウム用品などを販売しているメーカー「コトブキ」の充電式エアーポンプです。
家庭用電源やUSB電源で駆動させることができるので、モバイルバッテリーを持っておけば急な充電切れでも安心。
さらには生活防水が備わっており、多少の水しぶきであれば問題ありません。
釣りからアクアリウムまで、幅広い用途に使用できる万能なエアーポンプです。
コトブキ充電式エアーポンプ オキシー2800
上記の充電式エアーポンプ オキシー1400よりもパワーの強い充電式エアーポンプです。
家庭用電源や車のバッテリーと繋いだ状態でも使用できるので、車での移動時には充電を減らすことなく使用可能。
釣った魚を帰るまで活かしておきたい、車での移動が長くなるといった方におすすめです。
防水性能や省エネモードなどの機能も充実しています。
WANKOOエアーポンプ
Amazonでベストセラーとなっている充電式エアーポンプ。
連続25時間使用できる大容量のバッテリーが特徴であり、ぶっ通しで釣りを楽しみたい方におすすめです。
またスタイリッシュでコンパクトなデザインとなっており、持ち運びやすさにも優れています。
3000円という価格ながらしっかりとした機能を備えており、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
Rainy BowUSB充電式エアーポンプ
2本のエアーポンプを同時に使用することができ、活餌と釣ったといった使い分けのできる充電式エアーポンプです。
コンパクトで持ち運びもしやすく、スタイリッシュでカッコイイデザインも特徴。
ポンプは静音設計されており、車の中などで使っても騒音が気になりにくくなっています。
モバイルバッテリーで充電することも可能です。
USB充電式エアレーション
楽天市場で販売されている、USBで充電することのできるエアーポンプです。
水槽のエアーポンプとしても使用できるほどのパワーを持っていることから、大きめの生簀を使っている方におすすめ。
さらに背面にはクリップが備わっているので、どこへでも引っ掛けておけます。
電源と接続した状態でも駆動できることから、そのまま長時間家で活かしておきたいときにも活躍してくれるでしょう。
まとめ
以上ここまで、充電式エアーポンプの選び方からおすすめ製品まで詳しくご紹介してきました。
充電式エアーポンプは電池式のエアーポンプとは違い、コンパクトで持ち運びしやすいものが多い傾向にあります。
また、ランニングコストの低さも大きな魅力となってくれるでしょう。
電池を忘れてしまいがちな方や、頻繫にエアーポンプを利用する方はぜひ充電式エアーポンプを購入してみてください。
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