バス釣りをしていて見えバスを見つけた瞬間は、大人でもドキドキ興奮してしまいます。
忍者のように腰を落として静かに近づき向こうに気づかれる前にルアーやワームを準備して、狙いを定めてキャストした後のフォール中の緊張感がたまりません。
人の気配に気付いて消えて行ってしまったらがっかりします。
「何をどこに投げれば釣れたんだろう?」
「また完全に無視して消えて行ってしまった」
そのような経験は僕も多いですが、皆さんはありませんか?
今回はワームの選ぶ方や、見えバスに食わせるコツと食わせパワー最強のおすすめワームを8選紹介します。
見えバス最強ワームの選び方
水の色に合わせる
湖や河川、野池などフィールドによって水の色がそれぞれで水質がクリアな場所もあればマッディーな場所もあってバスの視界の広さが違います。
比較的に水質がクリアな場所ならウォーターメロンや、グリーンパンプキンなどの水質になじむカラーを選択しましょう。
水の中には微生物がいて太陽光を受け光合成反応しているので基本的に若干緑色をしています。
ウォーターメロンやグリーンパンプキンは同色に紛れて移動しているベイトに見えるのか、クリアな水質では反応が良いです。
逆にマッディーならチャート系ブラック、ピンクなどをチョイス。
見通しが悪い環境では色味の強いシルエットがはっきりするカラーでバスに認識してもらう方が反応が良くなります。
フィールドのベイトに合わせる
そのフィールドでその時期にどのような生き物を捕食しているのか、まずはバスの主食を推測しましょう。
冬場にワカサギが多い湖なら小魚系のワームのワカサギカラー、甲殻類を食べているならクロー系、ブルーギルを食べているならギル系、秋にオチアユを食べているならシャッド系など。
ワームの形状はフィールドのベイトから推測してみましょう。
天候で変える
天候状況もワームをチョイスする時のとても重要で、天気が良いと水の中に入る光の量が変わってきます。
天候の良い日は水中も見通しが良いのでナチュラルカラーをチョイス。
雨や曇りの日は水中も暗いのでアピール強めのカラーを選択しましょう。
少ない光量でも反射してアピールするラメ入りワームも効果的です。
朝、昼、夕方でも水中に入る光量は違いますのでその辺も考慮しておきましょう。
見えバス最強ワームおすすめ8選
見えバスをワームで食わせるコツ
別のコースをトレースする
なかなか反応しない見えバスもちょっとした変化で口を使うことがあります。
ワームを投げ入れる場所は同じでもワームを引いてくる角度を変えてみると反応するということも良くある話です。
陸っぱりならキャスティング位置を数メートル移動して投げてみるとか、ボート釣りならボートポジションを変えて同じところを引いてくるとかの工夫をするとあっさり食ってきたりすることもあります。
なので、一つのパターンがダメなら見切られて散ってしまう前に早めに変化をつけて投げてみた方が良いです。
見えバス攻略のカギはダルマさんが転んだ⁉︎
見えバスの誘い方は色々あるでしょうが、個人的に気に入っている必勝パターンがあり、バスは気にして入るけど口を使わない時はバスが見ている間は動かさない。
バスが反転しかけて目線から外した時にシェイクを入れる。
すると1度離れてますが反転してまたジッと様子を伺って来ます。
そしたらステイして、また目線を外したらシェイク。
最後はスーッとワームをリフトしてやると寄ってきてワームを持っていきます。
勝負所のタイミングがヒットさせるコツです。
見えバスには「ダルマさんが転んだ」
一度試してみてください。
ワームをチェンジしてみる
見えバスに対してワームを入れて完全に無視される事がよくあります。
何が気に入らないのかわからないので、まずカラーを変えてみてましょう。
2種類くらい試して釣らなければ、ワームの形を変えてみましょう。
波動の強いもの、よく揺れるものなど手持ちのワームを色々変えながら試してみるのが良いです。
同じワームを何度も何度も入れるとスレてしまい、どこかに消えてしまいます。
少しでもバスが興味を持ったワームをメインに攻める事がポイントです。
しばらく放っておいてから入り直す
いろいろ試行錯誤してみてバスが反応してくれなかったら、しばらく放っておいてみるのもコツです。
今は口を使うつもりがないのかもしれませんので1時間でも2時間でも後で、もしくは次のフィーデングタイムでも入り直すとすんなり口を使う時が良くあります。
おいしいポイントは、休ませながら狙いましょう。
そうすることによって1日に何回かトライすることができます。
1匹の見えバスにつられてこだわり続けると、その日1日ハマってしまうことも良くある話なので気を付けましょう。
リフト&フォールのスピードを変える
見えバスはワーム投入して着水後すぐに走っていって食うか、ボトムに着底後すぐに食うかが多いので、フォールスピードがかなり重要です。
その日のバスの好みのフォールスピードを見つけて行きましょう。
ボトムからのシェイクも同じで、鋭く弾くと逃げ出す時と瞬時に食う時があるので色々なスピードの変化を意識すると釣果が変わってきます。
ひたすらステイ
見えバスの中には何かしらの理由でその場を離れてもまたその場所に居たがるバスがいます。
たとえミスキャストでその場を離れても、しばらくするとその場所に帰ってくるパターンの時は、その場所にワームを入れてひたすらステイ。
すると少し離れたところから気にしている様子でじっと見てたり反転して何処かに行くのですが、また戻ってきて様子を伺っています。
4〜5分にらめっこしたら、パンパーン!とシェイクを入れたら、リアクション気味に口を使う事があります。
1度失敗したら、ワームを変えてまた同じ事をすると釣れたりするのでタイミングよくトライしてみてください。
上級者テク!ちょうちん釣り!
かなりのキャスティング技術が必要ですが、ちょうちん釣りはそこに見えバスが居なくてもバスを誘いですことができる釣法です。
夏場のシェードが絡むブッシュなどの木の枝にラインを引っ掛けてルアーを上げたり下げたりすることで水面に波動が広がり、まるで水に落ちてしまった虫のように見せるテクニックです。
見えバスが居なくても、波紋に気づいたバスがルアーの近くまで浮いてきます。
キャスティングに失敗してしまうとラインがブッシュの絡まりラインブレイクしたりしますので練習が必要です。
まとめ
見えバスを釣るのはとても難しいですが、いろいろな条件がハマると割と簡単に口を使います。
フィールドに着いたら、いきなり護岸に立ったり大声で話したりせず、まずは見えバスにこちらが見つからないように心がけてください。
今回紹介したルアーは、サイトフィッシングに本当に強いワームですから一つのワームにこだわり過ぎず、細かいルアーローテーションでスレさせないよう注意しましょう。
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