3月のバス釣りは気温が低く、冬パターンか春パターンか判断が難しいと感じるアングラーも多いかと思います。
今回の記事では、3月に釣れるバス釣りルアーの特徴や選び方をピックアップし活躍すること間違いなしのルアー10選を紹介しました。
釣れればデカいのがキャッチできるシーズンなので、バサーとして1番心踊る季節ではないでしょうか。
春のビッグママを釣る為のヒントも本記事で紹介されていますので、最後までどうぞご覧下さい。
3月に釣れるバス釣りルアーの特徴
3月は暖かい日もあれば、冬のように気温が低く寒いと感じる日があったりするので寒暖差の激しい季節です。
したがって、その日その日でバスの活性やポジション、着き場所を探りながら釣りを組み立てていく必要があります。
寒い日と暖かい日でバスの居場所が変わる為、その都度ルアーを選択してアプローチ方法を変化させる必要があるのです。
例えば、寒い日が続いた時はバスはディープレンジにポジションすることが多く、そういった場合はリアクション系の冬の釣りが有効となります。
反対に暖かい日が続いた場合は水温が上昇する為、シャローエリアにスポーニングを意識したバスが差してきます。
この場合、バスの興味を引く為に速く動き、波動が強いルアーが効果的です。
どちらにせよ、状況を見極める為にエリア全体を広範囲にサーチできる巻物系のルアーはこの時期におすすめです。
3月に釣れるバス釣りルアーの選び方
ハイピッチアクション
ハイピッチアクションが出せるシャッドやミノーが3月のバス釣りに非常に効果的です。
その理由として、ハイピッチアクションのハードプラグはベイトを積極的に捕食しようとするスポーニング絡みのバスの興味を引きやすいからです。
3月になり水温が上昇すると、バスだけでなくベイトフィッシュとなり得る他の小魚も活発に行動し始めます。
したがって、ハイピッチアクションが出せるシャッドやミノーなどの小魚に似せたルアーは、バスを騙しやすく非常に効果的と言えます。
リアクション系
気温が低く冬の様な寒い日が続いた場合、バスの活性は下がり、動きづらくなります。
その場合はリアクション系の釣りが反応が良く、メタルバイブや高比重ワーム、スピナーベイトやアラバマリグが効果的です。
メタルバイブのアクションとしては、リフト&フォールやシェイク巻きが実績が高くおすすめです。
ルアーがボトムに着底したら即座にリフトさせるのがメタルバイブのアクションのコツで、これだけでかなり根掛かる確率が減ります。
高比重ワームのアクションはジャーク&ステイが基本ですが、冷え込む日はズル引き&ステイの方がバスからの反応が良くなる傾向にあります。
スピナーベイトやアラバマリグなどは風が吹き荒れたタイミングで使用すると、強力なフラッシングでバスをリアクションバイトさせれるので非常に効果的です。
飛距離がでる
3月は気温や天候によって、バスの居場所がディープからシャローまで広範囲に変化します。
特にディープとシャローを繋ぐブレイクは春先のバスがステイしやすく、一級ポイントとなる為ブレイクまで届く飛距離のでるルアーが有効です。
野池などの小規模なエリアでブレイクが近ければ話は別ですが、飛距離のでないルアーだとブレイクまで届かないことも多いです。
特に湖やダム、琵琶湖や大河川などは、遠投ができないルアーではブレイクまで届かないことが多いでしょう。
その為、バイブレーションやビッグベイト、ミノーやスイムベイトなどの飛距離がでるルアーがおすすめです。
3月に釣れるバス釣りルアーおすすめ10選
ジャッカルTN60 TRIGON
このルアーのヘッド下部にはタングステンのオモリが付けられており、圧倒的な飛距離が持ち味のバイブレーションです。
重さは18.5gとなっており、MH〜Hパワーのベイトタックルで、フロロ14〜16lbでの使用がおすすめとなります。
もう一つの持ち味として、先に述べたオモリの部分に重心が集められている為、着底後ボトムで直立します。
したがって、リフト&フォール時に根掛かりしにくくボトムを攻めやすいバイブレーションです。
ただ巻きでもデカバスヒット率が高く、初心者でも高い釣果を叩き出すことが可能な非常に優秀なルアーです。
ダイワメタルバイブss 7g
ボディ部がかなり薄く、アクションレスポンスが良く初動の立ち上がりがクイックなメタルバイブです。
重心も安定しており、キャスト時には抜群の飛距離を出すことができます。
3月で使うのであれば7gがおすすめで、ML前後のロッドでPE0.8号のラインにお好みのリーダーを付けて使用するのがおすすめです。
上記のセッティングは、ベイトタックルより遥かに飛距離を出すことが可能です。
その為、遠投してディープレンジからブレイクを絡めて広範囲にアプローチすることが可能となります。
ジャッカルソウルシャッド 68SP
全国各地フィールドを問わず様々な場所で高い釣果をあげているジャッカルのソウルシャッドになります。
重さは9グラムでサスペンドタイプ、早巻きしてもアクションが破綻しないという特徴があり、ストップ&ゴーや早巻きでバイト率が高くおすすめです。
ハイピッチでアクションしながらフラッシングして逃げ惑うベイトフィッシュをイミテートできる為、春先のデカバスに非常に有効なルアーです。
オーナーばり悪路ジグ 1/2oz
オーナーばりからリリースされている根掛かり回避に特化したラバージグになります。
ブラシガードが絶妙な位置で調整されていることによりスナッグレス性能が高く、テトラや魚礁、取水塔などの根掛かり多発ポイントを攻めることが可能です。
3月に有効となる使い方は遠投してブレイク〜シャローを狙ったボトムバンピングで、デカバスの実績が高くおすすめです。
エバーグリーンDゾーン 1/2oz
個人的にはダブルウィローリーフの1/2ozでのデカバス率が高く、飛距離も出せる且つテンポ良く探れる為おすすめです。
野池などの小規模フィールドで水深が〜3m以内の場所で使うなら3/8〜1/2ozが扱いやすいでしょう。
琵琶湖や湖などの広大なフィールド若しくは、水深が3m以上の場所であれば、遠投もできて広く探れる1/2〜3/4ozがベターです。
風が吹いたタイミングで使用するのがおすすめで、サーチルアーとしても優秀です。
シマノバンタム マクベス
コンパクトなフォルムでありながらもパワフルなスイミングをするシマノのクランクベイトです。
マクベスは対カバー回避性能に特化しているカバークランクで、根掛かった瞬間に巻くのを止めるとポロッと取れてくることも多いです。
つまり、春先のメスバスが好む杭や橋脚、取水塔などの根掛かりやすい縦長のストラクチャーに対して強気で攻めることができます。
デプスカバースキャット 3.5inch
全国で爆発的な釣果をあげている高比重ワームです。
3月の春先で使う場面としては、遠投して沖のブレイクを狙いたい時や、気温が下がって反応が渋い時、根掛かりが多発するポイントを攻めたい時などが挙げられます。
飛距離がでる、リアクション系、スローな釣りが可能ということで、初春に釣れるバス釣りルアーの特徴を概ね兼ね備えているワームです。
広大なフィールドで使用する際は、テールの先端に1g前後のネイルシンカーを入れると、重心が安定して非常に飛距離が出ますので是非試してみて下さい。
OSPルドラ 130F
重さは17gで潜行レンジは1.5m前後となっており、水深2m前後のシャローエリアで使うのが良いでしょう。
早巻きすると、かなりハイピッチにアクションし、まるで逃げ惑うベイトフィッシュの様に高速スイミングします。
使い方としては、早巻きやストラクチャーを絡めたストップ&ゴーが有効です。
どちらの使い方も回収寸前でバイトしてくる確率が高く、ピックアップ寸前で止めて瞬間的にステイさせるのがコツとなります。
ファットラボネコソギ DSR
冬の琵琶湖や初春にかけて爆発的な釣果をあげているビッグベイトで、デカバス捕獲率が大変高いルアーです。
最も釣れる使い方はデッドスロー巻きで、このルアーのポテンシャルを最大限引き出すことができます。
使用すべき場面としては、風が吹き荒れて濁りが入ったタイミングやシャローエリアのレイダウンや杭、桟橋跡などのデカバスが好むポイントを狙う時です。
できるだけストラクチャーに対してタイトに攻めるのがおすすめで、リップが長いことで根掛かり回避能力も高く、強気で攻めることができます。
シグナルデビルスイマー 6インチ
全長6インチで重さは1ozと自重があり、H〜XHのロッド、ナイロンライン20lbのベイトタックルで使用するのがおすすめです。
パワーのあるロッドでキャストすれば抜群の飛距離がでるので、遠投して広く探ることが可能です。
琵琶湖のデカバスハンターが手がけるルアーだけあって、琵琶湖オカッパリにて毎年春先には高い釣果を上げているスイムベイトとなります。
また、サーチルアーとしても優秀なルアーで、そのエリアのバスの着き場所を把握することもできます。
まとめ
天候や気温に左右されやすい3月のバス釣りは、バスの居場所が掴みづらく難易度が高いと考えるアングラーもいらっしゃると思います。
しかし、釣れるルアーを確実にチョイスして狙うべきタイミングで諦めずに投げていれば、答えは自然と返ってくるはずです。
あなたの自己記録を塗り替える様な春のビッグママに出会えることを願っています。
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