オフショアジギングで使用するメインラインはPEラインを使用します。
PEラインは伸びが少ないため感度が良く、深いエリアでのジギングの釣りでは魚のバイトや違和感などが手元に伝わってくるため変化に気づくことができます。
PEラインにも様々あり、太さや色、何本の原糸で構成されているかなどの違いがあります。
今回はオフショアジギングで使用する最強のPEラインの特徴や選び方、おすすめを紹介していきます。
タップできる目次
オフショアジギングに適した最強PEラインの特徴
ジギングで使用するPEラインは伸びが少なく高い強度があることが特徴です。
ジギングでは水深100m以上のエリアを攻めることが多く、100m先でのバイトや、違和感をしっかりと手元まで伝達できるPEラインを使用する必要があります。
またPEラインにも様々な種類があり、各メーカーによってラインの太さなどが違ってきます。
細ければ細いほど感度が高くなりますが強度が落ちてしまうためオフショアジギングではラインの太さと強度のバランスが重要になります。
オフショアジギングに適した最強PEラインを使うメリット
感度
釣りをする上で使用するラインはナイロン、フロロカーボンなどのモノフィララインとポリエチレン製のPEラインがあります。
その中でもPEラインはラインの伸縮率がかなり低く、ほとんど伸びがないためラインが張っている状態では他の素材のラインよりも手元に伝わる感度が圧倒的に高いです。
放出されているラインの長さが長くなるほど手元に伝わる感度は落ちてきますがPEラインはロスがないため水深100mを超えるようなエリアの釣りでもしっかりとバイトをとらえることができます。
細くて強い
PEラインはモノフィララインに比べて細いラインで高い強度を出すことができます。
またラインを細くできることによって水中での水切れや感度、リールに巻けるラインの量が多くなるためオフショアジギングで使用するラインはPEライン一択となります。
耐久性
ナイロン、フロロカーボンラインは吸水性があり、何度か使用していると劣化するため定期的な交換が必要になります。
それに比べてPEラインは吸水性がほとんどないため水分によるラインの劣化が少なく交換頻度も1シーズンに1度程度で済みます。
PEラインの交換目安はラインの毛羽立ちを見て交換、またはラインを裏返して使用するようにします。
オフショアジギングに適した最強PEラインの選び方
太さ
オフショアジギングで使用するPEラインは太さが重要となってきます。
ブリやヒラマサなどを狙うジギングでは主にPE2号~4号の太さのものを使用します。
オフショアジギングで使用されるリールの糸巻量がPE3号程度で記載されていることが多いため迷ったら3号を選んでもらえれば問題なく釣りができます。
またマグロなどを狙うにはさらに太いPEラインを使用する必要があるためその際には4号~6号程度のラインを使用しましょう。
長さ
オフショアジギングは水深100mを超えるエリアで釣りをします。
ジグは真っ直ぐフォールしているわけではなく船の動きや、潮の流れによって斜めにフォールしていくため水深以上のラインが放出されます。
また大型青物とのファイトやライントラブルによってラインブレイクすることが考えられるため余分に巻いておく必要があります。
リールによってPEラインの太さによる糸巻量が変わってきますが主にPE3号を300mほど巻いておけば万が一トラブルが起きても釣りを続けることができます。
原糸
PEラインは複数の細い原糸を編み込んで1本の糸にしています。
4本、8本、12本撚りと主に3種類ありますがオフショアジギングで使用する際は8本撚りのPEラインを使用すれば問題ありません。
色
PEラインには様々なカラーのものがあります。
単色のモノや、10mごとにカラーが変わっているタイプのものがあります。
オフショアジギングでは水深を測る意味合いも込めて複数のカラーが使用されているラインを使用します。
ラインの色でおおまかなレンジ把握をし、フォール中のあたりなどをラインの色の変化で取ることができるようになります。
オフショアジギングの最強PEラインおすすめ13選
ランケルマルチカラーPEライン
海外製のPEラインで3号1000m巻きとなっております。
8本撚りで強度もあり、摩擦にも強くなっているためジギングにおいて安心してやり取りすることができます。
1000mとなっているためコスパが良く長く使えるラインのため初心者の方などにおすすめのラインとなります。
また太さが国産メーカーのPEラインより太くなっているため、リールに巻く際は注意が必要です。
TORAYジギングPEパワーゲームX8
PE3号300m巻きとなっておりジギング用として人気のあるPEラインです。
10mごとに5色のカラーでマーキングしてあるためレンジや変化を捉えやすくなっております。
また使用されているカラーは視認性がよいためちょっとの変化にも気づくことができます。
ヨツアミX-Braid スーパージグマンX8
こちらも3号300m巻のラインとなります。
人気のあるラインで使用している人も多数いるため安心して使用することができます。
比較的張りがあるラインのためPEライン特有のほつれなどのトラブルが少なく快適に使用することができます。
コスパにも優れているため、こちらもおすすめのラインとなります。
ダイワPEデュラセンサーX4+Si2
こちらのラインの特徴は4本撚りのPEであることです。
4本撚りであるがために糸鳴りや飛距離の低下などの問題がありましたがこのラインは密に編み込まれており糸鳴りも比較的少ないラインとなっています。
8本撚りのラインよりも安価でコスパに優れており、初心者の方におすすめのラインとなります。
ダイワソルティガ デュラセンサーX8+Si2
8本撚りの3号300mのラインです。
8本撚りで密に編み込まれているため真円になっているため非常に滑らかなラインとなります。
表面が滑らかなためガイドの糸鳴りが少なく、また強度も高くなっています。
シマノタナトル8
8本撚りで密に巻いてあるため滑らかな質感のラインとなります。
日本製のラインで品質も一定なためトラブルも少なく使用しやすいため人気があります。
色落ちや毛羽立ちが少ないため耐久性もありなおかつコスパにも優れているためこちらもおすすめのラインとなります。
ゴーセンルーツPE×8
高い品質で有名なラインメーカーPEラインで、高い耐久性があることから人気のあるPEラインです。
特殊なコーティングがしてあり、色落ち毛羽立ちを防ぎ、根擦れにも強いラインとなっています。
また高密度に編み込まれたラインは伸縮性が低く伸びの少ないラインのため感度が高くなっています。
サンラインシグロンPE×8
ジギング用のPEラインです。
使用しているユーザーも多く、品質や実績が高いことから安心して使用することができるPEラインです。
他のPEラインよりも少し線形が太くなっていますが強度や耐久性は問題なく使用できます。
300m巻けるリールに300mぴったり巻くことができないため注意が必要です。
シマノグラップラー8
ラインにコーティングがしてあるため張りがあるのが特徴です。
様々な大型魚にも安心して使用できるラインとして大型青物やマグロなどを狙う際にもおすすめのラインです。
5色マーカーがついているためレンジ把握がしやすく張りがあるため初心者の方でも扱いやすいためおすすめのPEラインとなります。
シマノ製のラインのためシマノのリールとの相性が良いためシマノリールユーザーの方にもおすすめです。
DUELTX-8
こちらのラインも10mごとに5色のカラーが使われており視認性もよくバイトや着底を視認できます。
張りやコシがなく柔らかく作られているため操作感が良く、ジグのフォールアクションなどを最大限に引き出すことができます。
繊細なアクションを邪魔しない柔らかなラインのためスロージギングにぴったりのラインです。
VARIVASアバニ ジギング10×10
こちらのラインは8本撚りで5号とかなり強度のあるラインとなっております。
大型魚にも負けない高い強度と、ラインに施されているコーティングによるラインの耐摩耗性は他社のラインよりも優れており、信頼の高いラインとなっております。
また10色でマーキングされているためより細かな水深を知ることができるため、釣果にもつながりやすいラインです。
シマノオシア8
こちらのラインはぜひ大型ヒラマサやマグロを狙うジギングで使用してもらいたいラインとなります。
特殊なコーティングがされており、熱や擦れに強くなっているため大型魚とのファイトを得意としています。
また均一な太さの原糸を編み込んでいるため変形などがすくなく、長時間の使用も問題なくこなせるため、交換頻度も減らすことができるのでコスパにも優れています。
大型魚に向いているラインのため是非5号ラインを使用してみてください。
サンラインソルティメイトジガーULT
ジギングに特化したラインとなっており、滑らかなライン表面は水中での抵抗を減らし早いフォールスピードで狙ったレンジを攻めることができます。
10mごとに10色でカラーリングされており違和感を感じたレンジや着底に気づきやすくなっているため根掛かり防止にもつながり大変使いやすいラインとなっています。
特に大型魚とのファイトでは適度な伸びがクッションになることでラインブレイクを防ぐことができるため大型のカンパチやマグロなどを狙う際はこちらのラインを使用してもらえれば安心してやり取りできます。
まとめ
オフショアジギングにおいてPEラインの選択はかなり重要になってきます。
各メーカーから様々なラインが出ているため使用感がそれぞれ違ってきます。
中型青物がメインの場合は3号を選択し、大型のヒラマサやカンパチ、マグロを狙う際は4号や5号ラインを使用するため狙う魚に合わせて今回紹介したラインを使ってみてください。