タックルボックスを上手に活用することで釣り場に様々なアイテムを持ち込むことができます。
中でもアジングは細かいアイテムが多いので効率よく収納して機動性を確保できれば釣果UPに繋がります。
今回はタックルボックスをカスタムしながら釣り場に持ち込むアイテムを増やす方法や整理整頓された中身について詳しく解説します。
身の回りで完結するタックルボックスを使って、アジをバンバン釣ってください。
アジングに適したタックルボックスの特徴
アジを中心にアングラーが動き回るアジングにおいてタックルボックスに求められるものは「収納性」と「機動性」と「効率」です。
「収納性」はアジングの数多くの細かいアイテムたちが整理されて収納されていることがベストです。
「機動性」はランガンを伴うので持ち運びのしやすさが求められます。
タックルボックスを使うことで持ち運びに便利なアイテムを一つにまとめることができます。
アジは回遊魚なので時合は一瞬で終わる可能性があります。
そのため「効率」重視でその細かい変化に対応できるように即座にルアー交換やタックル交換が頻繁に行われるので取り出しやすさが重要です。
タックルボックスの3つの特性を活かすことができれば、釣果を伸ばすことができます。
アジングでタックルボックスにこだわるメリット
収納力
アジングには数多くのアイテムが必要となります。
ワームケース、ジグヘッドケース、プラグケース、リーダー、フィッシュグリップ、プライヤーなどが挙げられます。
それらのアイテムを収納できることが重要です。
追加でライトゲームバックも持つ場合もありますが、タックルボックスをメインとして使うことで全てを収納することが可能です。
整理整頓
アジングにおいて数あるアイテムを整理整頓してあることは重要なことです。
回遊魚であるアジの時合が一瞬で終わる可能性があり、パターンを掴むのにリグ交換が頻繁に行われます。
適切な道具が瞬時で取り出せる状況を作り出すのにタックルボックスは非常に有効です。
何がどこにあるか一目瞭然な状態に誰もが簡単にできます。
機動性
アジングは釣り場を移動しながらアジの回遊を探します。
細かい荷物をたくさん持って移動しますので、それらをコンパクトにまとめて動きやすい状況を作るのにタックルボックスは有効です。
必要なものが一つにまとまっており、スペースが足りないのであれば拡張出来る魔法の箱となっています。
効率よく機動性の高いタックルボックスをつくることはアジングにおいて釣果UPに繋がります。
拡張性
個性派アングラーだけでなく全てのアジンガーがやって良かったと思えるのが、タックルボックスのカスタムです。
自分好みにカスタムすることでルアー交換など一つ一つの動作で効率が上がり、結果的に釣果UPに繋がります。
アングラーは個人個人で好みが分かれますので、自分のスタイルをカスタムによって追及していきましょう。
アジングに適したタックルボックスのカスタム方法
ロッドスタンド(ハードケース)
ロッドスタンドはタックルボックスの側面に2本から4本取り付けることが可能です。
ソフトバッカンタイプには初期装備として付いている場合が多いのですが、ハードケースタイプの場合は後からカスタムしなければいけません。
メイホウ社から発売されているロッドスタンドはある程度どのハードケースタイプにも装着することができるので便利です。
サイドポケット(ハードケース)
サイドポケットはプラスチックのトレイです。
ラインカッターやプライヤーなどを入れておく時に使い、色々なアイテムの「とりあえず置き場」としても大活躍します。
ロッドスタンドの反対側側面に差し込むだけで取り付け可能です。
メイホウ社のサイドポケットの側面にさらにプラスチックトレーを差し込めるようになっているので、更に拡張することができます。
ドリンクホルダー(ハードケース)
ペットボトルを収納しておくホルダーで、釣り場にペットボトルを置く必要がありません。
飲みかけのペットボトルを忘れて帰るアングラーもいらっしゃるので是非備え付けておきたいアイテムです。
またペットボトルを入れておくだけがドリンクホルダーの役割ではありません。
使い終わったプラグの一時保管としても便利です。
フィッシュグリップ(ハードケース&ソフトバッカン)
フィッシュグリップは外側に取り付けたいアイテムです。
アジング小物の中では大きいアイテムとなるので嵩張ってしまいます。
また釣れた時にすぐに使いたいアイテムなので、外付けのケースを用意すると便利です。
ハードケースの場合は側面に取り付けておくことをおすすめします。
ソフトバッカンの場合は、D環を上手く使うことで取り付け可能です。
ミニポーチ(ソフトバッカン)
ソフトバッカンの多くには、拡張用の摘まみ状のヒダが付いています。
そこにミニポーチを付けることにより、貴重品や車の鍵を入れておくことが可能です。
リーダーやハサミなどの細かいアイテムを入れておくのもアリです。
D環にも取り付け可能なので、ヒダがないタイプにも取り付けることができます。
小物ケース(タックルボックス内部)
タックルボックス内部にトレーや小物ケースをアイテムを保管すると仕切り板の役割をしてくれるので整理整頓が楽になります。
タックルボックス内部の上側はスペースが出来やすく、もったいない空間となります。
細かいアイテムを上手に収納するための工夫が必要です。
100円均一ショップには多くのトレーや小物ケースが売っているので参考にしてみてください。
アジングに適したタックルボックスの選び方
素材
ハードタイプ
プラスチックの工具箱を思い浮かべるとしっくりくるかもしれません。
ミニ四駆少年だったアングラーにはテンションが上がるボックスです。
座れるタイプのものがあるぐらい頑丈に作られているボックスです。
容量が大きいので収納性に長けています。
小物ケースやルアーケースを多用することで整理整頓しやすいのでルアー交換の際に効率が上がります。
難点としては、重量があることです。
プラスチックのハードバケットになっているので中身が入ってなくても重量がそこそこあります。
ソフトバッカンタイプ
近年流行りのEVA素材を使ったバッカンタイプです。
長所としては、軽量性です。
ハードタイプと違い、バッカンそのものが軽く作られているので機動性能が高くなります。
EVA素材で作られているので防水性能が高いのでお手入れが簡単です。
拭き取るだけで簡単な汚れは落とすことが可能です。
初期設定でロッドホルダーなどが装備されていることが多いので、D環やヒダを使ったカスタマイズに力を入れることが出来る点も嬉しい部分です。
短所らしい短所が見つからないタックルボックスとなっています。
サイズ
15Lから20Lを目安としてください。
沢山入れる物があるからと言って、大きいものを用意してしまうと機動性が落ちるので注意が必要です。
容量は小さめにしておき、カスタマイズで拡張していくことをおすすめします。
特に大きい小物類は外付けにすることで、内側の容量を害することなく使うことができます。
ライトゲームバックと併用することで更に利便性を追及することができるので、大きいボックスを用意しないようにしましょう。
軽量性
アジングは機動性を重視した釣りになるので、軽量性は非常に重要です。
移動の時にはタックルボックスには中身が入っており、なおかつロッドまで備えつく状態になるのでそれなりの重量になります。
タックルボックスの自重が軽ければ軽い方がランガンの時に有利になります。
この観点だけをみるとハードタイプよりもソフトバッカンの方が優れています。
拡張性
拡張がどれだけできるかで釣り場に持ち込むアイテム数が変わります。
アジングには多くのバイトパターンがあり、その中でもアングラーの好みで1軍や2軍が存在します。
その全てを持ち運ぶとなると細かいアイテムで溢れかえります。
容量の確保が重要な課題となるので、拡張することを前提に選ぶことをおすすめします。
ハードケースタイプの場合は先述したようなアイテムを組み合わせることで拡張することができるので、ご購入の際に一緒に注文しましょう。
ソフトバッカンの場合は、D環の数やヒダがあるかどうかで大きく変わります。
また初期装備で大部分が揃っている商品もあるので、カスタムが苦手なアングラーや初心者アングラーはセットになっているものを選ぶと余計な手間を省くことが出来ます。
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まとめ
アングラーの個性で使い勝手が変わるタックルボックスは奥が深いアイテムです。
「全てがアジのため」を合言葉に使いやすいアイテムをどう纏めるのかで釣果が大きく変わります。
一回一回の釣行で色々試し、ベストな配置にカスタムして自分だけのタックルボックスを作ってください。
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