手袋(フィッシンググローブ)は、キャストを繰り返すバス釣りにおいて、釣り人を強力にサポートしてくれるアイテムの1つです。
季節や状況に応じて適切な手袋を着用することで、快適に釣りを行うことができるようになり、釣果アップにも繋がります。
「そもそもバス釣りに手袋って必要なの?」「どんなものを選べばいいの?」
こんな疑問をお持ちのあなたへ、夏用、冬用、それぞれの季節に適した手袋を12アイテム紹介します。
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バス釣りに適した手袋(フィッシンググローブ)の特徴
数十メートル先にキャストを行い、巧みなロッドワークでルアーを操作し、魚のアタリを感じればフッキングを行う。
1匹のバスを手にするまで、様々な動作が求められますが、リールを巻いたり、アタリを感じたりする「手」は重要な役割を持っています。
ブラックバスは天然湖やダム、河川やため池など多様なフィールドで、暑い夏から寒い冬まで1年中狙うことができる魚です。
ケガを防止し、日焼けや手のかじかみを軽減しつつ、一連の動きをスムーズに行えるものがバス釣りに適した手袋です。
バス釣りで手袋にこだわるメリット
ケガを防ぐ
釣り上げた魚からルアーを外そうとする時など、気をつけていても、急に魚が暴れてフックが手に刺さることがあります。
石積みなど、足場の悪い場所を移動する時に、バランスを崩して手をつく、なんてこともあるかもしれません。
手袋をすることにより、フックが手に深く刺さってしまうことや、様々な場面でケガのリスクを軽減してくれます。
日焼け対策
日焼けを防ぐためには、帽子、サングラス、フェイスカバーなどに加えて、手袋も大切です。
夏の暑い時期の釣り、水分補給をこまめに行うことはもちろん、全身の日焼け対策も欠かせません。
日焼けにより皮膚がやけど状態になると、翌日以降に疲れが残り、回復にも時間を要します。
手袋を着用すれば、手の日焼けが気にならなくなり、目の前の釣りに集中できます。
防寒対策
真冬の寒い中でのバス釣り、手がかじかみ、感覚がなくなってくると釣りに集中できません。
アルミ製のベイトリールなどを長時間持っていると、冷たすぎて手の感覚がなくなることもあります。
せっかくフィールドに着いたのに、「手が冷たくて釣りにならない」なんてことが起こらないようにしましょう。
冬用の手袋を着用し、しっかり防寒対策することで、長時間の釣りが可能になります。
バス釣りに適した手袋の選び方
形状で選ぶ
キャストやフッキング、ラインの結び直しなどの動作がスムーズに行えるものが理想的な形状です。
具体的には、フィンガーレスと呼ばれるもので、指先が出ておりルアー交換などの細かい作業がしやすくなっています。
ただ、真冬の釣りで指先が出ていると、寒くて釣りにならないこともあるので、そんな時はフルフィンガーのものがおすすめです。
素材で選ぶ
夏のバス釣りでは、通気性、吸汗性、速乾性に優れた薄手のものを選びます。
UVカットが施されたものであればより安心です。
一方、冬のバス釣りでは防寒対策に重点を置きますので、保温性、防寒性、防水性に優れたものを選びましょう。
寒さを防ぐために、ウェットスーツにも使われる素材である「ネオプレーン」や、断熱、保温に優れた「チタン素材」を使ったものなどがあります。
使用される素材が価格にも反映されますので、予算と相談しながら自身に合ったものを探しましょう。
夏用のバス釣りに適した手袋おすすめ6選
クロスファクターカモフラメッシュグローブ
通気性のよいメッシュ素材を使用した夏用グローブです。
他の大手メーカーなどの手袋と比べてコストパフォーマンスに優れており、財布に優しい価格となっています。
夏に手袋を着用したことがなく、いきなり高価なものを買うよりも、コスパのよいものを試してみたい人におすすめです。
メジャークラフトUVカットグローブ(サマーグローブ)
第一関節までしっかり隠れる長さがある、ドライ素材仕様の夏用手袋です。
紫外線防止効果を示す数値もSPF50+となっており、日焼けを気にせず、安心して釣りに集中できます。
コストパフォーマンスのよいロッドを多数発売しているメジャークラフトらしく、手頃な価格設定となっているのも嬉しいポイントです。
パズデザインサンシェードグローブ
国産の高品質な冷感素材を使用し、夏の着用に特化して作られた手袋です。
なめらかでサラサラとしており、不快感はありません。
手首部分を長めに設定することにより、肌の露出を少なくするなど、細かい部分にも日焼け対策が施されています。
速乾性、UVカット、消臭、伸縮性と、夏用の手袋に求められる機能を高次元で満たしています。
エバーグリーンUVカットグローブ
プロトーナメントでの実績も豊富なエバーグリーンから発売されている夏用手袋です。
手のひらに大きな穴があいており、バス釣りに大切な感度を損なわない工夫がなされています。
UVカット、伸縮性、速乾性に優れた素材が使用されており、細かいところにも妥協はありません。
カラーラインナップもブルー、グリーン、グレー、ブラックと複数用意されており、好みに合ったものが選べます。
シマノサンプロテクショングローブ
自転車用のグローブにも定評がある、シマノが手掛ける夏用手袋です。
肌触りがよく、ストレッチ性に優れたサンプロテクション生地を使用しています。
手のひらは大きく抜かれており、装着しても素手に近い感覚が保たれます。
吸水速乾、UPF50+で夏用手袋に求められる性能はしっかり満たしており、安心して使うことができます。
ダイワメッシュクールグローブ
水に濡れるとひんやりするクール素材を採用しており、夏の釣行にピッタリです。
UPF40、吸水速乾仕様となっている点に加えて、指先にタブがついており、手袋を脱ぐ時のストレスが軽減されています。
釣具最大手メーカー、ダイワから販売されており、安定した供給が特徴です。
釣行先で必要になった場合も、最寄りの釣具店で取り扱っている可能性が高く、安心感があります。
冬用のバス釣りに適した手袋おすすめ6選
フリーノットネオプレングローブ
過酷な寒さや冷たい北風からしっかり手を守るために、高品質な生地が使用されており、薄手ながらも断熱と保温性能は抜群です。
指先3本カット仕様となっており、ルアー交換やラインの結び変え時に手袋を脱ぐ必要がありません。
防寒だけでなく、立体裁断で手にフィットするように作られており、釣りの動作の妨げにならず、ストレスが軽減されています。
モンベルクリマプレン スリーフィンガーレスフィッシンググローブ
登山用品を中心に、アウトドア用品全般を手掛けるモンベルから発売されている冬用手袋です。
キャストを繰り返すバス釣りは、濡れたラインに指が触れる機会が多く、手袋自体が濡れてしまうことは避けられません。
この手袋は、水に濡れてもしっかり保温してくれる素材を採用しており、過酷な寒さの中での釣りをサポートしてくれます。
フォックスファイヤークロロプレンフィンガースルーグラブ
見た目はフルフィンガーの手袋ですが、切れ目が入っており、3本の指先を自在に出し入れできる形状です。
ルアー交換やラインの結び変え時のみ、指を出すことができますので、指先のかじかみを最小限に抑えてくれます。
水に強く、保温性抜群の素材で作られていますので、3本指部分がカットされているものに比べて、より快適に使うことができます。
アブガルシアロングカフス ネオプレーン グローブフルフィンガー
保温、防水に優れ、伸縮性も持ち合わせているネオプレーン素材を使った冬用手袋です。
指先から手首まで、手の大部分が覆われており、防寒性に特化させています。
指が少しでも出ていると冷たくて釣りにならない人や、操作性よりも寒さを防ぐことを優先させたい人におすすめです。
シマノタイタニューム・アルファ グローブ 指出し
リールやロッド、ルアーからラインと、幅広い釣り用品を手掛けるシマノから発売されている高品質な冬用手袋です。
高い保温性はもちろんのこと、手のひら部分には厚手の素材を採用し、耐久性も両立させています。
冬の過酷な環境で長時間キャストを繰り返しても、安心して使い続けることができます。
ダイワオールラウンド防寒グローブ 3本カット
ダイワより発売されている、冬用手袋に求められる機能を詰め込んだスタンダード手袋です。
水に濡れても高い保温性を維持し、伸縮性に優れた1枚ものの生地から作られています。
手袋を脱ぐ時に便利なタブもついており、細かいところへの配慮もなされているのが嬉しいポイントです。
まとめ
バス釣りにおける手袋は、帽子やサングラスと同様に、着用することで釣りそのものを快適に、より安全にしてくれます。
釣りが快適になれば、釣果アップにも繋がりますので、ご自身に合ったものを使い、バス釣りを楽しみましょう。