9月といえばバスの活性が高く、アングラーにとっても暑すぎず動きやすい季節。
ルアーもさまざまなものに反応があり、本当に楽しくバス釣りができますよね。
どんなアクションでどう釣るかを考えるのもワクワク。
今回は初秋である9月に釣れるルアーの特徴と、ルアーセレクト、そしてローテーションについて紹介したいと思います。
タップできる目次
9月に釣れるバス釣りルアーの特徴
水温がバスにとって適水温となり、動きやすくなる9月。
魚も捕食のため広範囲を移動します。
そうなってきたときにルアーは1点で粘るものよりも、テンポよく動かせるもののほうがよくバスが反応します。
さらに、この時期はある特定の場所に居着いているセンシティブなバスよりもアクティブに移動するバスのほうが釣りやすくなっているので狙い目。
魚を惹きつける動き、音、大きさというのがルアーには大切な気がします。
釣れる魚を狙うことが基本になってくるので、ハイプレッシャーでない限り、水面、水中、底とそれぞれのエリアで強くアピールできるルアーがおすすめです。
ラトルの音が高いもの、低いもの、そしてローリングのルアーの動きなどが大きいものが良い釣果をもたらしてくれたことがあります。
9月に釣れるバス釣りルアーの選び方
トップウォーターを活用する
この時期釣れるのがトップです。
特に朝夕のまずめどきはトップで攻めるとやる気のある魚とのファイトが楽しめます。
楽しいのでついトップばかり持ち歩いてしまうことがあるのですが、トップで出きらない場合もあるので、水面直下を攻めることができるルアーを準備してしておくことでフォローもバッチリ。
魚を寄せる力、またバイトが見えるエンターテイメント性といった点からもまずはトップのルアーを準備しておくことをおすすめします。
ボトムまで視野に入れて準備する
バスの居場所が変わりやすいこともある時期のため、ボトム用のルアーを準備しておくことも欠かせません。
テンポよく魚の居場所を探るなかでどうしても出ない時は底に居着いていることがあります。
そこでディープに落ちた魚を狙っていくために、シンキングプラグやラバージグやテキサスリグ、キャロライナリグなどができるよう、フックやシンカーも準備しておくことをおすすめします。
攻めのバリエーションを意識する
トップからボトムまでカバーできるルアーローテーションを設定しておくことが9月のバスを釣るためには大切です。
あるレンジで粘るよりも、釣れるレンジを見つけてそこにルアーを通してやるほうが釣れるということを何度も経験しました。
また厳しい残暑のような場合、反対に台風で一気に水温も下がり水が濁ってしまうような場合に備えて、様々なアクションのルアーを選んでおくと安心です。
攻め方が増えれば釣果も期待できます。
魚が見つけやすいボリュームがあるもの
同じルアーであれば、体積の大きなものの方が好まれることがあります。
このシーズンのバスは「ゆっくり観察してバイト」するよりも、発見次第猛追尾してバクっと捕食する印象が強いです。
そうなってくると、遠くからでもその着水音、アクションといったものをバスが見つけられること、わざわざ近寄って着たくなるようなインパクトというものがあるルアーがおすすめ。
その点でサイズの大きめなもの(4インチよりも6インチなど)を準備しましょう。
9月に釣れるバス釣りルアーおすすめ10選
へドンザラスプーク
知らない人はいないと言えるバスルアー。
手に入りやすく、そして安定して釣れるのがザラスプークです。
フックをダブルフックにして立木やシェードに突っ込んで使ったり、積極的に攻めていくことで釣果も伸びます。
3/4ozという重さも絶妙で、飛距離も出しやすく小さなペンシルには出せない水との絡みも絶妙。
世の中に沢山のペンシルベイトが出回っている中で原点回帰してザラをつかってみては。
ゲーリーヤマモトジャンボバズ
バズベイトも外せないこの時期に使いたいルアーですね。
他のプラグに反応しないバスが、バズには反応するということがあります。
そんなとき使いたいのがジャンボバズ。
1/4ozと軽めなので飛距離はそこまで出ないものの、障害物の近くに落としてカポカポ音を出しているとガボっとバスが喰ってくる他にはない楽しさがあります。
バスの活性を上げてくれるルアーでもあるので、他のルアーへの橋渡しもしてくれます。
メガバスPOPMAX
ポッパーの中でおすすめなのが遠投もできるPOPMAX。
広範囲にスプラッシュを飛ばし、ロッドアクションでダイブもこなせるので誘い方にも幅が出せ扱いやすいのが特徴です。
発売当初と比べれば好みの色も手に入れやすくなっているのでチャート系やクリア系を準備しておくと芸達者にバスを誘い出してくれます。
ダイワTDバイブレーション
ジャパニーズルアーの代名詞とも言えるのがこのTDバイブ。
特にこの9月におすすめなのはラトルインのタイプです。
サイズ、サウンドでバリエーションもありますが、オーソドックスな17gラトル入りがおすすめです。
コスパの良いルアーでもあるあるなので、ロストを恐れずに攻めることができることも強みですね。
ジャッカルTNトリゴン
今バイブレーションの定番となっているのがジャッカルのTNシリーズではないでしょうか。
アウトメタルシステムで重心を集中させているため、超遠投できるルアーです。
他の人が届かないところへルアーを通せるというのは、優位に釣りをすることができます。
新製品のTN30も大人気ですが、おすすめはTNトリゴン。
かっ飛ばしてビッグバスにアプローチしましょう。
ラパラカウントダウンエリート95
魚が釣れるルアーとして外してはいけないのがラパラ。
その中でもカウントダウンシリーズは魚種に関係なくよい釣果をもたらしてくれています。
特に今使ってほしいのがカウントダウンエリート。
リアル路線が好きな日本人にとっては、どうしてもラパラのあの生命感のないペイントが苦手だったりするのですが、エリートのリアルプリントはしっくりきます。
タングステンウェイト採用なので、飛距離も出やすくジャークしても、トゥイッチしても良いので、活躍の場が期待できます。
ボーマーモデルA
クランクベイトの中でやっぱりこれだなというのがモデルA。
特に大きなモデルである7Aを準備しておくのがおすすめです。
実績は言うまでもありませんが、これぞクランクというブリブリとした動きで魚を誘ってくれるのが特徴。
ルアーの引き抵抗を感じられるということは、それだけ水をかき回してしっかりと動いているということ。
数あるクランクベイトのなかでも息が長いということはそれだけ釣れるということでもあります。
デプスbカスタム
外さず持っておきたいのがスピナーベイト。
この時期はベイトフィッシュも活発に移動しているため、素早く探れるスピナベは必須アイテムです。
このbカスタムはデカバスを琵琶湖で釣りまくってブレイクしたルアー ですから、信頼性も高く集魚力も申し分なし。
数狙いならシルバー系、大物狙いならゴールド系といったセレクトが一般的。
5/8oz以上の大きなタイプでしっかりアピールすると魚の反応も良いです。
デプスデスアダー6インチ
タックルボックスに1つ入れておきたいのがストレート系ワームのデスアダー。
デカバスキラーとしての実績はもちろんですが、ノーシンカーでも、テキサスリグでも使いやすいところが魅力です。
他のルアーにはないテールのピロピロがプラグで喰いきらなかったバスを誘ってくれます。
ダイワレーザーチヌークS
魚を釣るという点でいくと1つ持っておきたいのが元祖ルアー、スプーンです。
ビッグスプーンブームで2oz以上のスプーンを持っている方もいますが、フィールドを選ばない20g前後のスプーンを持っておくとどうしても欲しい1匹を連れてきてくれます。
弱点があるとすれば、魚種を選べないこと。
バスはもちろん、ナマズもトラウトもスプーンが大好き。
ですがどんな魚もひっぱってこれるスプーンはとても頼もしい存在だと言えます。
まとめ
9月に釣れるルアーの特徴と選び方について紹介させていただきました。
バス釣りの中でも数を狙える時期の1つでもある9月。
これで釣れたらいいなと試してみるのにもぴったりな季節です。
持っているものを使ってもよし、新たなルアーを使っての魚との出会いに期待をしてもよし。
考えているだけでワクワクしてくるのも釣りの楽しいところですよね。
気になるルアーがあればぜひチャレンジしてみてください。
バス釣りの新たな武器の1つになってくれるのではないかと思います。