何を投げても反応が無いといった時や、初心者にバスを釣らせてあげたい時などに役立つのが反則級ワームです。
また、新規開拓やエリアの状況把握の際にも、高い反応を得れる反則級ワームはパイロットルアーとしても優秀と言えます。
筆者のメインフィールドの琵琶湖でも、エリアの新規開拓する時に使いますし、自身の引き出しの一部となっています。
琵琶湖陸っぱりで培われた実績から、ベストと感じたバス釣りで釣れる反則級ワームを今回はピックアップしてみました。
タップできる目次
バス釣りで釣れる反則級ワームの特徴
インスタグラムなどのSNSで、釣果投稿がよく挙がることは、バス釣りで釣れる反則級ワームが持つ特徴の一つです。
また、どのフィールドで誰が使っても安定した釣果を得れるという点も大きな特徴の一つでしょう。
その他には、「自重が軽い」「ワームが小さい」「水中でよく動く」「バイト数が多い」「ボディパーツが繊細」といった特徴もあります。
反則級バス釣りワームを使うメリット
安定した釣果
反則級に釣れるワームを使うことによって、安定した釣果を得られ、デカバスを狙うことも可能です。
また、初心者の方にもおすすめで、使用して釣って貰えればバス釣りの楽しさを体感してもらえます。
楽しめる
釣れないとどうしても精神的に辛いと感じてしまうのが、アングラーの性ではないでしょうか。
たとえ小バスでも釣れれば、精神的に楽になれますし、バイトがあれば楽しいと感じるでしょう。
また、反則級ワームは魚からの高い反応を得やすいので、子供達と釣りをする場合にもおすすめです。
サーチができる
ビッグベイト使ったサーチの他に、3インチ前後の小型反則級ワームを使ってバスの反応を確認する方法もあります。
新規開拓やエリアの状況把握に効果的で、バイトがあったワームや場所などから、次のアプローチを組み立てれます。
反則級バス釣りワームの選び方
SNS
そのエリアの反則級に釣れるワームを、YouTubeやインスタグラムなどのSNSの釣果投稿を参考にして選ぶことが可能です。
水質やエリアのベイトフィッシュは年々変化していくので、バスもその年々で求めるエサが変化しています。
自分の持つパターンで反応が悪いなと感じたら、SNSの釣果を参考にして新しいワームに手を出してみるのも多いにアリです。
フォールアクションが良い
反則級に釣れるワームの選び方として、細かいパーツまでフォール時にしっかりアクションしているものがおすすめです。
作りが粗いワームだと、フォール時にきちんとアクションしないこともあります。
艶かしくゆったりフォールして、ナチュラルに誘うことができるワームは、ノーシンカーリグで使うのがおすすめです。
ノーシンカーリグはフォール中にバイトがあるのを意識して、ステイをしっかり取ることがアクションのコツとなります。
至極単純なことですが、意識するかしないかで大きく釣果は変わってきます。
ベイトに合わせる
釣行時に反則級バス釣りワームを選ぶ際は、そのエリアのベイトに似せた物を選ぶのがおすすめです。
ザリガニが多く生息している野池やマッディクリークなどは、2〜4inchのクロー系ワームでカラーは赤や緑が良いでしょう。
河川やビッグレイクなどは小型のベイトが回遊していることが多く、3インチ台のフィッシュライクのワームが鉄板です。
反則級バス釣りワームおすすめ22選
ボトムアップMPS
スジエビなどの小エビを模したワームで、スモラバの吊るしやダウンショットでシェイクして使うのが効果的です。
「MPS」=マイクロピッチシェイクという名前のように、シェイク時に細部パーツまでハイピッチで動きます。
サイトで使う時はノーシンカーでマス針ちょん掛けがおすすめで、腹部にネイルシンカーを入れるのも有効です。
デプスデスアダー
ノーシンカーリグやテキサスリグ、チャターやスピナーベイトのトレーラーワームなど、なんでも使用できる万能ワームです。
ベイトフィッシュライクなシルエットなので、河川やビッグレイクなどで使用するのが良いでしょう。
おすすめの大きさは5インチで、どのフィールドでも安定した釣果がでており、ワカサギパターンにもベストなサイズです。
デプスカバースキャット
人気のある高比重ワームで、3.5インチが30cm台からロクマルまで幅広く釣れており誰でも安定した釣果が得られます。
冬〜初春での使用が推奨されがちですが、きちんと使い込めば年中釣れるワームだと確信しています。
カバー打ちから底物、ラバージグのトレーラーなど様々な使い方ができて飛距離も出る為、非常に使い勝手が良いワームです。
デプスブルフラット
ギル型ワームでビッグレイクなどの広大なエリアでは3.8〜5.8インチ、野池やクリークでは3〜4.8インチがよく釣れています。
ヘビキャロの具としても優秀で、数年前は3インチが転売される程手に入りませんでしたが、今では店頭でよく見かけます。
サイトでも使える優秀なフォールアクションを持ち、ノーシンカーリグでこのルアーの持ち味を発揮させることが可能です。
フィッシュアローフラッシュJ
3inchのベイトフィッシュライクなワームで、ボディ中心部にアルミ箔が入っておりフラッシングが得意なワームです。
ミドストでロールさせれば、激しい明滅でバスにアピールでき、ステイン〜マッディウォーターで高い釣果を誇ります。
ノーシンカーマス針ちょん掛けや、瀕死リグがサイトでのおすすめな使い方です。
レイサムバリウオ
スイミング時にテールが微波動を発生する独特のテール形状を持つ、ベイトフィッシュライクなワームです。
ダウンショットやノーシンカーリグ、キャロライナリグでの使用がおすすめで、小バスからデカバスまで釣ることができます。
アピール力の高いフラッシュJはマッディウォーター、バリウオはクリアウォーターでという使い分けが効果的です。
ゲーリーヤマモトカットテール
テールで水を流す形状のストレートワームで、小バスはもちろん、デカバスまで狙えるポテンシャルを持ちます。
水噛みが良いので、ネコリグやジグヘッドワッキーとの相性が良く、サイトでも充分な食わせ能力があります。
ボディ全体のアクションを阻害しない為にも、マスバリなどのちょん掛けの使用が良いでしょう。
ZBCCテール
C型の薄いテールが、パタパタと水の中でアクションするZBCの名作カーリーテールワームです。
テールを動かす為にも、ダウンショットやネコリグなどのシンカー付きリグでの使用が効果的です。
ジグヘッドリグでのただ巻きスイミングもおすすめで、小型ワームで手早くフィールドをサーチする時に使えます。
コーモランサターンワーム
ボディ全体にリブの入ったカーリーテールワームで、全身で水をよく掴みバスにアピールします。
カラーは緑系や赤系がよく釣れており、どの水質のフィールドでもマッチしやすく使い勝手が良いです。
ダウンショットリグでの使用がおすすめで、レイダウンや杭などのストラクチャー周りで使えば高反応を得られるでしょう。
ゲーリーヤマモトヤマセンコー
ゲーリーヤマモトの名作ワームで、ダウンショットやジグヘッド、ノーシンカーのワッキーリグが実績が高いです。
また、オフセットフックのノーシンカーリグで沈みものをアプローチするのも良く、バスがいれば高確率で反応があります。
上記のセッティングは2トゥイッチ1ステイ(7〜10秒)のアクションが効果的で、ナイトの釣りではデカバスもよく釣れます。
バークレイマックスセント ジェネラル
ソルトでお馴染みの「Gulp!」のエキスが配合された特殊なストレートワームで、非常に強い匂いを放ちバスを誘います。
アクションも良く、フォール時には自発的にクネクネとうごきアピールします。
筆者も、このワームのダウンショットワッキーでデカバスを何度も釣ったことがあり、信頼しているワームの一つです。
バークレイマックスセント Dワーム
こちらもGulp!のエキスが入った細身のストレートワームで、アメリカンワームですが非常に繊細に動きます。
ダウンショットワッキーやネコリグでも使え、細身でスナッグレス性が高くテキサスリグなどのカバー打ちにも効果的です。
水中の不純物が少なく、フォーミュラが拡散しやすいクリアウォーターで使うのも吉です。
バークレイマックスセント ヒットワーム
こちらもマックセントシリーズのストレートワームで、先ほど紹介したものよりやや厚みのあるシェイプとなります。
その為、太軸フックでヘビーカバーを攻略したり、ラバージグのトレーラーやキャロライナリグでも使用可能です。
アメリカのトーナメントでも非常に実績が高く、是非使って頂きたいワームです。
レアリスリグルクローラー
お求めやすい価格で一袋に20本入っており、非常にコスパに優れたレアリスのストレートワームです。
それでいて、フォールアクションも良く、小バスからロクマルクラスまで釣れているので実績が高く信頼しています。
2.8〜3.8インチのダウンショットワッキーやノーシンカーワッキーが、経験上実績が高いです。
水を受け流すナチュラルなアクションなので、スレたポイントやハイプレッシャーフィールドにもおすすめです。
ボレアスアノストレート
5.5インチがサイズ感的にどのフィールドでも手軽に使いやすく、小物から大物のバスまで狙えます。
リザーバーや琵琶湖北湖のようなクリアウォーターでもよく釣れており、カラーはナチュラル系が良いでしょう。
ベイトタックルで扱うアノストレート13インチのネコリグも、デカバス狙いに効果的でシンカーは3.5〜5gがベストです。
ZBCスワンプクローラー
琵琶湖北湖で昔からデカバスの実績があるストレートワームで、低価格なのに25本入りと非常にコスパも良いです。
フォール時には、ゆらゆらとボディをくねらせながらアクションしバスを誘います。
クリア〜ステインウォーターではエリクトリックシャッド、マッディウォーターではグリパンが実績のあるカラーです。
デプスサカマタシャッド
ダート系のシャッドワームでノーシンカーリグで扱えば、夏の琵琶湖ハスパターンで大変効果的です。
通常のオフセットフックだとワームのヘッド部が裂けてしまう為、7or8インチはスクリュードライバー付オフセットフックがおすすめです。
4or5インチはミドストワームとしても実績が高く、ボディ横に付属するフィンを切り取ればロールさせやすくなります。
デプスバルビュータ
クロー系のアクションレスポンスが良いワームで、テキサスや直リグなどのシンカー付きリグでの使用がベストです。
フロロ12〜16lbを使用したヘビダンでは琵琶湖で非常に高い実績があり、琵琶湖おかっぱりで特におすすめしたいリグです。
ズル引きしてストラクチャーを感じたら、ロッドを強く2回煽ってステイさせて使うのが効果的なアクションとなります。
ハイドアップコイケR
ジグヘッドやダウンショットリグ、スモラバでの使用がベストです。
食わせとアピール力が非常に高い為、ダウンショットでのサイトも有効で、小バスからデカバス問わず狙うことが可能です。
スモラバのトレーラーとして扱えば、数多の毛はフックガードの役割を果たし、根掛かかるポイントも攻めやすくなります。
一誠沈み蟲
人気ルアーのカバースキャットが手に入らない場合、こちらも大変おすすめで代用が効きます。
スピニングで使用する場合1.8もしくは2.2がおすすめで、小バスからデカバスまで狙えます。
高比重ワームの為、スピニングロッド+PEラインで使用すれば、沖の杭やオダなど距離のあるピンを狙うことも可能です。
ゲーリーヤマモトファットイカ
オフセットフックを使ったノーシンカーリグでの使用がおすすめで、ラインは12〜16lbがベストです。
実績の高いアクションはズル引きで、ラインの弛みを張らず緩めずを意識しながらゆっくりズル引くのがおすすめです。
少々価格は高めですが、どのフィールドでも安定した釣果が期待できる為、常備しておきたいワームと言えます。
シグナルマンバ
自重18gの4インチがおすすめで、フロロ16〜20lbが扱いやすいでしょう。
ウェイテッドフックの#5を使用すれば、水平姿勢を保ちながら大きくバックスライドしてカバーの最奥を狙えます。
5〜7gのシンカーを使用したフリーリグもデカバス捕獲率が高く、カバー打ちから底物までオールマイティにこなせます。
まとめ
今回の記事で、反則級に釣れるワームを紹介させて頂きましたが、小バスだけでなくデカバスも狙えるワームもあります。
また、コストのかかるハードプラグと比較して、ワームならロストしてもお財布へのダメージは少なく済むので経済的です。
本記事を参考に反則級ワームの釣りを楽しんで頂き、たくさん釣ってくれれば嬉しい限りです。