春は、寒い冬から目覚めたブラックバス達がエサを求めて動き出すシーズンです。
産卵に備えてエサを沢山捕食し、力を蓄えます。
そのため、1年の中でも最もデカバスを釣りやすいシーズンとも言えるでしょう。
そんな春バスをゲットするためにワームは非常に有効で、リアクションの釣りやフィネスの釣りなど、多様なスタイルに対応することができます。
そこで、今回は春のバス釣りにおすすめなワームを10種類ご紹介します。
それぞれのワームの特徴や使い方を理解した上で、シーズナルパターンを攻略して、春のバス釣りを楽しみましょう。
タップできる目次
春に釣れるバス釣りワームの特徴
春のバス釣りに適したワームの特徴は、シャローエリア(水深が浅い場所)を狙いやすいワームと言えるでしょう。
冬の間ディープエリア(水深が深い場所)で過ごしたブラックバスは、春になると産卵に備えてシャローエリアに上がってきます。
そのためシャローエリアを攻めやすいノーシンカーで使えるワームや、ゆっくりとフォールさせられるワーム、根がかりしにくいワーム等がおすすめです。
また、産卵に備え体力を蓄えるために食欲旺盛な状態なので、大きめのワームを使うことも有効でしょう。
春に釣れるバス釣りワームの選び方
ワームの種類
春のバス釣りに適したワームの種類として、定番のストレートタイプや、巻きの釣りに適したシャッドテール、グラブタイプのものが上げられます。
また、リアルな小魚を模したベイトフィッシュタイムのワームや、ノーシンカーリグでゆっくりフォールさせられる高比重系のワームも有効です。
状況に応じて使い分けられるよう様々な種類のワームを準備しておくことで、釣果につながる確率をグッと高めることができるでしょう。
ワームのカラー
春バスには「赤色」が効くと言われています。
理由としては、「春に出てくるザリガニを模したカラーだから」ということや、「刺激的なカラーで怒りや闘争心を促すから」などがありますが、実際のところはブラックバスに聞いてみないと分かりません。
実際、これまでのバス釣りの歴史の中でも「春の赤色」というのは実績があることは間違いないようです。
ただし、状況によってはリアル系のカラーやナチュラルなクリア系のカラーにしか反応しない場合もあるため、1つのカラーに絞らずナチュラル系からアピール系まで複数のカラーを用意しておくことをおすすめします。
適したリグ
春はシャローエリアを攻めることがメインになるため、ゆっくりとフォールさせられて根がかりの少ないノーシンカーリグに適したワームがおすすめです。
ノーシンカーリグに適したワームとして代表的なものは、ソルトの含有率が高い高比重系のワームがあります。
また、グラブやシャッドテールワームなどグリグリと巻いて使うことのできるワームをジグヘッドリグで使うことも有効でしょう。
このように使いたいリグに応じて、最適な形状やマテリアルのワームを選択することも重要です。
春のバス釣りワームおすすめ10選
ゲーリーヤマモトヤマセンコー 4インチ
ヤマセンコーは、定番中の定番であり、「元祖高比重系ワーム」と言っても良いワームでしょう。
太めなストレート型の比重ワームで、基本的にはオフセットフックにセットしてノーシンカーリグで使います。
ストレートの形状と高比重であることにより、ノーシンカーでもキャストしやすくよく飛ぶのが特徴です。
使い方についても着水後に何もせずフォールさせるだけという簡単さで、初心者にもおすすめです。
ゲーリーヤマモトカットテールワーム 4インチ
小さなバスから大きなバスまでよく釣れることで有名なワームです。
細身のストレートボディに、カーリーテールの先端をカットしたような形状のテールが付いています。
どんなリグにでも対応する万能ワームと言えるでしょう。
春の使い方としておすすめなのは、やはりノーシンカーリグです。
小さなボディですが高比重であるため、十分にキャストすることが可能で、テンションをかけずに沈ませるだけで反則級に釣れます。
ゲーリーヤマモトジャンボグラブ 6インチ
ゲーリーヤマモトのグラブと言えば「スーパーグラブ」が有名ですが、春はバスの食欲が旺盛なため、少し大きなボディのジャンボグラブがおすすめです。
ノーシンカーリグやジグヘッドリグでタダ巻きするだけでよく釣れます。
また裏技として、テールをカットしてボディだけの状態にし、ノーシンカーリグでフォールさせてもよく釣れるので是非試してみてください。
ゲーリーヤマモトハートテール 5インチ
ボリューミーなボディを持つシャッドテール型のワームです。
その名の通り、ハート型のテールを持っています。
このテールがしっかり水を掴み、力強くウォブリングすることでボディが絶妙に振動し、バスのバイトを誘発します。
ノーシンカーリグでフォールさせるとボディーとテールが振動しながら沈んでいくので、巻くだけでなくフォールでも喰わせる力を持っています。
O.S.Pドライブクローラー 4.5インチ
細身でストレートな形状をしたワームで、ジグヘッドワッキーリグで使うのがおすすめです。
普通、細身のストレートワームをジグヘッドワッキーリグで使うと素早く沈んでしまいますが、ドライブクローラーはしっかり水を掴む形状になっているため、ゆっくりとフォールさせることができます。
フォール中にクネクネと自発的なアクションが起きるのが特徴です。
O.S.Pドライブシャッド 4インチ
シャッドテール型のワームで、ノーシンカーリグでタダ巻きするという使い方が定番です。
タダ巻きするだけでもよく釣れますが、このワームの特徴は沈む時にもユラユラと自発的なアクションをすることです。
そのため広範囲に探るときは巻いて使い、ここぞというポイントでは止めてフォールさせるという使い方が有効でしょう。
一誠キャラメルシャッド 5インチ
ズングリとしたボディに、キャラメルを思わせるようなブロック状のリブが沢山入っています。
またテールが水を引っ掻きやすい特徴的な形状をしているため、パワフルなアクションを起こしてくれることが特徴です。
一誠のワームはおかっぱりを基本として設計されているため、ノーシンカーリグでも気持ち良く飛ばすことができます。
一誠沈み蟲 3.2インチ
コロンとしたイモ虫型のシンプルなボディーに、6本の小さな足が付いています。
高比重でよく飛ぶため、ノーシンカーリグや軽めのネイルリグで使うのがおすすめです。
着水後に放置しておくだけで、6本の足が細く振動しながら沈んでいき、バスのバイトを誘発します。
パワフルに飛び、繊細なアクションを起こす、他に無い唯一無二のワームであると言えるでしょう。
一誠ライアミノー 3インチ
リアルな小魚型のワームで、あらゆるリグで使うことができます。
ジグヘッドリグでタダ巻きすると、テールがピリピリと動いてまるで小魚が泳いでいるかのようなアクションをします。
また、ノーシンカーリグで水面付近をピクピクさせて瀕死の小魚を演出することも可能です。
大きなワームで反応がない時の切り札として使うと釣果アップにつながるでしょう。
ジャッカルフリックシェイク サイトマジック 4.8インチ
細身のストレートワームですが、あえてクセがついたようにウネウネと曲がった形をしていることが特徴です。
この「曲がり」が複雑でランダムなアクションを生み出します。
ジグヘッドワッキーリグで使うのがおすすめで、フォールで食わすこともできますし、中層をチョンチョンとアクションさせながらスイミングさせる釣り方も有効です。
ワーム界ではエサ並みに釣れることで有名な超定番のワームです。
まとめ
この記事では、春のバス釣りにおすすめな10種類のワームを紹介させていただきました。
状況に応じて最適なワームを選択することで釣果につなげることができるでしょう。
春はデカバスをゲットできる確率がグッと高まるシーズンです。
是非、今回紹介したワームを駆使して春のバス釣りを楽しんでください。