バス釣りにおいてバスの行動バターンを理解し攻略することこそ醍醐味と言えます。
そんなシーズナルパターンと呼ばれるブラックバスの行動パターンの中で最も釣果が期待できる春。
早春と呼ばれる3月の釣りを適切なリグとワームを使用すると攻略することができます。
3月のシーズナルパターンを攻略し、釣果に繋げることのできるおすすめの10アイテムを紹介いたします。
3月に釣れるバス釣りワームの特徴
3月に釣れるワームの特徴として、シャローエリア、ディープエリアの両方を攻めることのできるワームが挙げられます。
理由としてはブラックバス3月のブラックバスはシャローエリア、ディープエリアを行き来する傾向にあるからです。
ブラックバスは春に産卵(スポーニング)行います。
その中で3月はプリスポーン(産卵前)と呼ばれる状態のブラックバスが多く存在するタイミングとなります。
そんなプリスポーンのブラックバスの特徴、行動パターンを理解しワーム選びをすることで釣果に繋げることができます。
3月に釣れるバス釣りワームの選び方
ストレートワーム
ミミズをイミテートしたストレートワームは3月のタイミングで最も汎用性の高いワームとなります。
サイズは3インチ~8インチまでを使用することが多く、3月のタイミングではネコリグ、ダウンショットリグでの使用がおすすめです。
シャローエリアのストラクチャーから、シャロー隣接のディープエリアまで幅広く誘うことができます。
ガード付きのフックの使用したネコリグではストラクチャーをタイトに攻めることも可能となります。
ネコリグ、ダウンショットリグでディープを攻める際は1.3g~2.5g程度のシンカーを使用することで適度に操作感を保ちアプローチすることができます。
ホッグ・クロー系ワーム
ホッグ系・クロー系ワームはエビ、ザリガニなどの甲殻類をイミテートしたワームとなります。
ダウンショットリグと相性がよく、3月のタイミングでは2インチ~4インチのワームを使用がおすすめです。
水温上昇に伴って動き出したエビ、ザリガニ等の比較的動きがゆっくりなベイトは代謝の上がりきらず動きの鈍いブラックバスにとって格好の餌食となるため、そんなブラックバスの食性に合わせた効果的なワームと言えます。
また、ホッグ・クロー系ワームは触角、手足などパーツが多い傾向にあり、ここぞという場所でシェイクさせることで一点で誘い続けるアプローチが可能となります。
スポーニングによってハードボトムに依存するブラックバスが増える3月には非常に有効な攻め方です。
リアル系小魚ワーム
リアル系小魚ワームは形だけではなく、見た目、色まで小魚をイミテートしたワームとなります。
ダウンショットリグ、ミドストとの相性がいいワームとなり、日本のベイトフィッシュのサイズと近しい、2インチ~4インチのサイズを使用することが有効となります。
特徴としては第一にそのリアルな見た目、次にワーム素材に塩が含まれていない、または限りなく少ないことが多いため水に沈みにくい点が挙げられます。
シンカーを使用したダウンショットリグと組み合わせても塩が含まれていないため、ある程度の浮力があり水中ではワームの姿勢を水平に保ち、ミドストの場合は一定のレンジを効率よく攻めることができます。
上記の特徴に加えアングラー側から送り込むアクションが相まって、本物の小魚のようにブラックバスを誘いバイトを誘発します。
エリア
シャローエリア
前述したとおり、ブラックバスは産卵のためにシャロー(浅瀬)に上がります。
その際に、何もない場所をただうろうろすることは少なく、ブラックバスの習性に習ってストラクチャー(障害物)付近にポジショニングすることが多いです。
シャローエリアに存在するストラクチャーは産卵を控えたブラックバスが身を潜める場所となり攻めるべきポイントです。
ハードボトム
ブラックバスが産卵を行う場所としては底質が硬い特徴があります。
泥が堆積した場所で産卵することはほとんどなく、砂地、砂利底、岩場などのハードボトムで産卵します。
ディープエリア
3月のブラックバスは産卵行動を意識する傾向にあります。
越冬時、ディープにいた個体がシャローに上がろうと、シャローに隣接しているディープエリアに待機し、ディープとシャローを行き来きする行動が起きるようになります。
リグ(仕掛け)
ネコリグ
ネコリグは主にストレートワームを使用したリグとなります。
ストレートワームの頭にネイル0.9g~2.5g程度のネイルシンカーを刺し、ワームの中央付近にフックを掛け使用します。
針先をワームに埋め込むスナッグレスセッティングをすることにより、ストラクチャー周りを攻める際も臆することなく使用できます。
また、シンカーの重さを重めにセッティングすることにより、ディープエリアを攻めることも可能となります。
ダウンショットリグ
ダウンショットリグもネコリグと同様に移動距離を抑え、ネコリグ以上に丁寧に魚を誘うことができます。
使用するシンカーの重さを変えることによってディープに潜むブラックバスにアプローチすることもできます。
ここぞという場所で丁寧に誘うことに特化し、シェイクの動きは春のブラックバスの食性にも効果的です。
ミドスト(ミッドストローリング)
先に述べた二つのリグが点で誘うことに特化したリグとなり、ミドストは線で誘うことのできるリグとなります。
ストラクチャーの少ないエリア、シャローにブラックバスが上がりきっていない状況でディープエリアを効率的に攻めることができます。
また、春は水温が表層から暖かくなるため、ブラックバスは中層に浮きやすく、浮いているバスに対してルアーのレンジを合わせることも有効となります。
リアル系の小魚ワームを使用することが多く、食わせ能力にも特化しています。
3月に釣れるバス釣りワームおすすめ10選
まとめ
3月のバス釣りはスポーニングに絡み、ビッグフィッシュが期待できるタイミングとなります。
スポーニングというビッグイベントに向けブラックバスは上記のように特徴的な行動をとります。この行動を理解し、ブラックバスの潜む場所、レンジ適切なワーム送り込むことがシーズナルパターンの攻略に繋がります。
今回ご紹介したワームを参考に3月のシーズナルパターンを攻略にぜひチャレンジしてみてください。
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