5月のバス釣りは暑くもなく寒くもなく、多くのアングラーにとって釣りがしやすい季節ではないでしょうか。
この時期は水温上昇と共に、バスはシャローに集まりやすいのですが、バスのコンディションが個体で違う季節でもあります。
様々なコンディションのバスに柔軟に対応できるワームが、大活躍する季節と言っていいでしょう。
そこで今回、5月に良く釣れるワームを10個厳選しました。
おすすめの釣り方も含めて、ご紹介します。
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5月に釣れるバス釣りワームの特徴
5月は水温上昇のためバスの行動パターンが多様になります。
特にこの季節を語る上で外せないキーワードは『スポーニング』。
プリスポーン、ミッドスポーン、アフタースポーンの3段階があります。
プリスポーン時のバスは、餌を求めて活性が大変に高いという特徴があり、シャロー(浅瀬)で活動していることが多いです。
ハイスピードでリアクションバイトを狙えるようなワームを使いましょう。
ミッドスポーン時のバスは、スポーニングベッドを守るため、大変攻撃的です。
そんなバスにはイライラさせるようなワームをセレクトします。
アフタースポーンのバスは瘦せていて、動きが大変鈍く、反応も悪いです。
そんなバスにはスローでもしっかり動くワームが効果的です。
5月に釣れるバス釣りワームの選び方
プリスポーンの場合
シャッドテールやグラブが筆頭で、表層付近を中心とした早引きが効果的です。
主にリアクションバイトを狙うことになりますので、ただ巻きでも十分泳ぐもの、アピール出来るものがおすすめです。
水面に浮いてきてしまうようでしたら、小型のバレットシンカーをセット。
早引きしても浮いてこないように工夫すると良いでしょう。
ミッドスポーンの場合
フォグ、クローラーをトレーラーにしたテキサスリグやスモールラバージグでのフォーリングやシェイキングが有効です。
個人の判断になりますが、命の育みを狙い撃ちするのは賛否両論あるところです。
アフタースポーンの場合
産卵後で動きが鈍く、反応が悪いそんな時こそワームの出番。
ストレートワームでのダウンショットリグやネコリグでじっくりバスに見せることが有効です。
また、スティックベイトでのノーシンカーやワッキーリグの使い方も大変有効です。
5月に釣れるバス釣りワームおすすめ10選
ゲーリーヤマモトヤマセンコー(4インチ)
ノーシンカーリグとしてもっともおすすめしたいワームです。
特徴は独自素材の自重がある為、シンカーをつけなくてもよく飛びます。
またフォール時は水平姿勢を保ったままのフォーリングをします。
着底後のリーリングではワームが底面を這うように動きますので、バスもたまらずバイトしてくるでしょう。
ジャッカルヤミー500(3.5インチ)
10数年以上前から多くのファンに愛されていたノーシンカーワッキーリグにおすすめのワームです。
塩の含有率が比重500ということで名前に「500」がついております。
特徴は高比重により、ノーシンカーでも良く飛ぶことです。
また、フォーリング時の両端がウネウネ絶妙な動きを見せ、バスが思わず口にしたくなってしまうアクションをします。
一時は廃版となっていましたが、近年お求めやすい赤パッケージで復活しました。
ゲーリーヤマモトカットテールワーム(4インチ)
ストレートワームの定番にして最高峰として必ずタックルには忍ばせたいワームです。
細身なシルエットですが、自重があるためノーシンカーリグでも、良く飛びます。
更にスナッグレス性も大変高いため、シャローのカバーでも思い切って攻めることが出来ます。
水平フォールも出来る為、動きの渋いバスも思わず口を使いたくなるルアーです。
ジャッカルフリックシェイク(5.8インチ)
今、多くのアングラーから必ずタックルに入れておきたいと評判のルアーです。
独自のカーブ形状が最大の特徴で、他のストレートワームとは一線を画します。
特にジグヘッドワッキーがおすすめで、フォーリング時や、着底後のシェイキング時に先端の繊細な動きが、タフコンディションのバスでも思わず口を使ってしまうことでしょう。
とりあえず一本欲しい、そんな時におすすめしたいルアーです。
ZBCスワンプクローラー
ZBC社オリジナル素材は張りがあり、シェイキング時の独特のウネウネした動きは唯一無二です。
ボトムでの姿勢に定評があり、ネコリグに使用するワームとして有名です。もちろん、ワッキーやダウンショットにも有効です。
バスの食いが渋いと思ったら、切り札として使うことをお勧めします。
コスパも最強クラスなのが、うれしいところです。
ゲーリーヤマモトグラブ(4インチ)
言わずと知れた不朽の名作。
初心者から上級者まで一度は使ったことがあるワームではないでしょうか。
ノーシンカーから、テキサスリグ、グラビンバスというトップウォーター的な使い方まで可能です。
その中でも特におすすめはスプリットショットリグです。
釣れない時に基本に戻って4インチグラブのスプリットショットでズル引きすれば、迷いが吹き飛ぶ釣果と出会えるでしょう。
ジャッカルアンモナイトシャッド(5.5インチ)
春にデカバスを釣りたいと思ったら、このルアーです。
Zappu社のPDチョッパーというスイム系のラバージグとの組み合わせが有名です。
プリスポーン時の大型バスにマッチしたワームのアクションは、大きく、そしてゆっくり動くことです。
独自のヘッド形状を持つラバージグで、スローに巻いてもルアーが沈むことがありません。
テール部が小さな動きでも、想像以上にしなやかで繊細な動きをしますので、ビッグバスを刺激すること間違いなしです。
ゲーリーヤマモト ハートテールテールシャッド(5インチ)
ノーシンカーで、ただ巻きでも十分動きますので、初心者にも適したシャッドテールワームです。
スローに巻いても、テール部分がしっかり動いてくれますので、速いスピードで反応が悪い時にバイト率UPに貢献します。
秘密はワームの下半分に高比重の塩が内蔵されていて、平べったい形状から安定したスイミング姿勢が取ります。
また上部には大きなスリットが入っていて、バイト時に針先が飛び出し、フッキングがしやすいことも特徴の一つです。
ZBCベビーブラッシュホッグ
20年以上前に一世を風靡したホッグ系ワームです。
未だに根強い人気があり、見た目とは裏腹にどんなリグにも相性がいい万能ルアーです。
ダブルカールテールは着底時の動きは小魚のようにも見え、パドルが甲殻類系のベイトにも見える為、どんなベイトにも変身します。
この動きを最大限に生かす為、シンカーが先に着底して、ノーシンカーのような動きが出来るテキサスリグがおすすめです。
OSPドライブクロー(3インチ)
甲殻類をイメージしたクロー系ワームの中でも、人気が高いワームです。
特に5月になると水温が上昇するため、ザリガニなどが活発に動き出しますので、このワームの出番が増えることでしょう。
このワームは爪、ヒゲ、ピッチが絶妙な動きをするように考え抜かれた設計になっています。
フォーリング時のアクションはもちろん着底から、ピックアップまで本当に良く動いてくれます。
テキサスリグでストラクチャーを手返し良く探っていく時に、おすすめのワームです。
まとめ
5月のバス釣りには多種多様なワームを準備することが重要です。
特に様々な釣法やリグに使える万能ワームは、アクティブなバスからタフなバスまで、素晴らしい釣果をもたらしてくれることでしょう。
今回ご紹介したワームを参考に、是非5月の釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。