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カスミアジに適したルアーおすすめ10選!選び方を徹底解説!

南の海の人気ターゲットの一つ、カスミアジ。

カスミアジは太平洋~インド洋の暖かい海に生息するトレバリー(ヒラアジ系)の魚で、日本国内では南西諸島や小笠原諸島がメインのフィールドとなります。

その強烈なファイトもさることながら、「オーバニーガーラ(青い羽のヒラアジ)」という沖縄方言名が示す通り、釣り上げた瞬間に青く輝く鰭や魚体が魅力のカスミアジ。

その美しさに魅せられるアングラーも年々増加傾向にあります。

そこで今回はカスミアジを狙うためのルアーについて紹介していきます。

タップできる目次

カスミアジに適したルアーの特徴

カスミアジは基本的に魚食性の強い魚なので、小魚を模したプラグで狙うことがほとんどです。

プラグのサイズとしては大き目の場合は10~15cmほど、小さめの場合は5~10cmほどのものがよく使用されます。

そのようなサイズ感のプラグで、カスミアジがベイトを捕食するために遊泳する表層から中層を攻めやすいものが有効です。

また、カスミアジは水底のカニやエビなどを捕食していることもあるので、そのような場合は効率よくボトムを攻めつつ、甲殻類の動きを再現できるルアーも選択肢の一つとしましょう。

カスミアジ釣りでルアーにこだわるメリット

ベイトにマッチ

カスミアジがその時に追い回しているベイトにマッチさせたルアーを使うことでヒット率を上げることができます。

カスミアジなどのトレバリー系に限らず、フィッシュイーターがどのような餌を求めてその海域に入ってきたかを見極めることが釣果を上げるための近道であると言えるでしょう。

強力なアピール

たとえルアーがその時のベイトにあまりマッチしていなくても、そのアピール力でカスミアジが反応してくれることもあります。

例えばポッパーのポッピング音やブレードルアーの放つ煌めきなど、カスミアジの知覚に強く訴えられるルアーを使用することも選択肢の一つです。

その時のその時の海況やカスミアジのやる気の様子を見てルアーを使い分けていく必要があるでしょう。

カスミアジに適したルアーの選び方

サイズ

カスミアジを釣るためのルアーは5~15cmほどの範囲で選ぶようにしましょう。

カスミアジはGTゲームの外道としてもお馴染みですが、通常は10kg以上の個体に出あえることはなかなか稀なお魚です。

ですので、20~30kgを超えるようなGTを釣るのと同等のタックルは必要というわけではありません。

タックルバランスなどから考えても必然的に使用するルアーはGT用よりは小さめのものを選択することとなります。

20cmを超えるものも存在するGT用ルアーに対し、カスミアジを狙う場合は大きくても15cm程度のルアーで充分と言っていいでしょう。

また、カスミアジが小さなベイトを捕食している場合などは、10cmに満たないルアーの出番となります。

その時の海の状況と自身の使用するタックルに合わせたルアーのサイズを選択するようにしましょう。

トップウォーター

カスミアジが水面~表層でベイトを捕食しているときはポッパーやダイビングペンシルなどのトップウォータープラグが有効です。

一般的に、マッチザベイトなルアーで広範囲を手早く探りたい場合はダイビングペンシル、音と水しぶきでより強くじっくりアピールさせたい場合はポッパーが使用されます。

また、ポッパーのポッピングで発生される気泡はルアーをカモフラージュしつつ、マイクロベイトの群れを演出する効果も期待できます。

一口にトップ攻める場合も、状況に応じたルアータイプのものを選択していきましょう。

アンダーウォーター

カスミアジはトップに全く反応しないときはルアーを沈めて水中を攻めていきましょう。

プラグについて言えば、フローティングタイプ・シンキングタイプのミノーのほか、シンキングペンシルは必ず押さえておきたいところ。

ミノー系はウォブリングやローリングのアクションでアピールするのに対し、シンキングペンシルは控えめな動きでナチュラルに魚を誘います。

それぞれのタイプのルアーをフィールドの水深や潮の流れ、そしてカスミアジの反応の様子を考慮ながら使い分けると良いでしょう。

極端に水深のあるドン深なポイントではジグを一気に沈めて誘っても良いでしょう。

また、水底が砂地でカスミアジがエビやカニなどを捕食しているポイントの場合はスプーンなどで底をとり、ボトムバンプをさせることで甲殻類を演出するようなアピール方法も有効です。

カスミアジのその時のベイトや釣り場の環境にマッチしたルアーを選択することが重要です。

カラー

選ぶルアーのカラーはクリア系か、シルバー等のフラッシング系をおすすめします。

どちらもトレバリー系が好むカラーで、クリア系であれば天気や水質の状況に関わらず魚に見切られにくく、フラッシング系であれば遠くにいる魚にもルアーの存在を効率よく知らせることができます。

それ以外のものを選ぶにしても、ルアーカラーは大きく考えて、ナチュラル系か強アピール系かの2択になります。

一般的に、天気が晴れていたり水が澄んでいたりする状況ではナチュラル系、曇りや雨の天気であったり水の透明度がよくないときは強アピール系が良いとされますので、それを参考にすることも戦略の一つです。

その時の海況やカスミアジの反応の様子を観察して最適なカラーを選んでいきましょう。

カスミアジに適したルアーおすすめ10選

シマノ 熱砂 ビームポッパー130F フラッシュブースト

全長130mmに29gの重量を持つ細身なボディのポッパーです。

フラッシングと特徴的な形状のカップから発せられるポップ音でカスミアジに強くアピールできるだけでなく、スリムなボディ形状による見切られにくさも併せ持つおすすめの一品。

シマノの重心移動機構ジェットブースト搭載で安定した飛距離を叩き出せるのも魅力の一つです。

また、貫通ワイヤー構造なので大きなカスミアジがヒットしても安心です。

タックルハウスコンタクト ブリット120

全長120mmに33gの重量を持つダイビングペンシルです。

扱いやすさに定評があり、ダイビングアクションで表層を逃げまどう小魚を自在に演出することができます。

その生命を得た存在感はカスミアジを虜にすること間違いなし!

バスデイクリスタルポッパー70S

全長70mmに10.5gの重量を持つ、「ナブラ撃ちの最終兵器」との呼び声も高いシンキングタイプのポッパーです。

ソリッドボディによる抜群の遠投性能を誇り、スプラッシュで魚を誘えば少し沈ませて食わせの間を与えることも自由自在。

特にベイトサイズが小さい時にその威力を発揮するおすすめルアーです。

バスデイ玉砕97F

全長97mmに17gの重量をもつフローティングミノーです。

向かい風対応型の大遠投ルアーで、潜行深度は80㎝ほど。

カスミアジの多い浅いサンゴ礁の海なども攻めやすい仕様となっています。

その控えめなロールアクションはなぜか大きい魚を連れてきてくれる、おすすめな一品です。

ウォーターランドジャークソニック90

全長90mmに12.5gの重量をもつシンキングミノーです。

固定重心が採用されており、キャスト後の立ち上がりとロッドアクションへの反応が非常に良いルアーです。

素早いフォールで目的のレンジに到達したらトゥイッチやジャークで効率的に誘いをかけることができます。

ボディから発せられるフラッシングの効果も相まって、カスミアジに効くこと間違いなしのおすすめルアーです。

ジップベイツザブラ スライドスイムミノー85

全長85mmに13.5gの、ミノーの名を持つシンキングペンシルです。

スローに巻けば流れの中でS字に蛇行するアクションを見せ、ロッドアクションを加えれば左右にダート。

変幻自在のアクションでカスミアジにも実績のあるルアーです。

ミノーのアピール力を駆使しても食ってこないときに投入してみましょう。

ルアーサイズの割には大型のフックを搭載することが可能で大きなカスミアジにもばっちり対応してくれます。

ヤマリアマリア ブルースコードC60

全長60mmに7gの重量を持つ、沖縄のリーフで超定番のシンキングペンシルです。

サイズに見合わぬ超遠投性能を持ち、流れに落とせばボディ全体で水流を受け流しながらナチュラルなアクションを演出してくれます。

そのサイズ故、ベイトが小さいときのシャローエリアで本領を発揮し、搭載のフックは大きめなので大物とも安心のファイトが可能です。

どんなサイズが来るかわからないリーフのカスミアジ狙いでは必ず用意しておきたい一品です。

ブリーデンメタルマル13シングル

全長55mmに13gの重量を持つスピンテールジグです。

「魚種限定解除」のキャッチコピーでおなじみのメタルマルのシングルフックチューンモデルで、根掛かり回避と大物への対応力がアップしています。

ボディのサイズ及び形状とブレードの回転によるフラッシングのアピール効果は絶大で、カスミアジ狙いにも持ってこいの一品。

これで反応が無ければそこに魚はいないと判断できる、なんて声も。

13g以外にも19gと28gがラインナップされており、フィールドの水深などと相談しながら使い分けると良いでしょう。

ダイワTGベイト25g

全長52mmに25gの重量を持つタングステン製のジグです。

タングステンは鉛の1.7倍の比重を持つため、より小さなシルエットでより遠く深くまで届かすことのできるジグの名作の一つ。

言わずもがな、ベイトが小さく大きいルアーに魚が反応してくれないときに威力を発揮します。

カスミアジが中層以下でベイトを捕食しているときなどに投入し、フォールアクション、スイミングアクションを織り交ぜて使ってみましょう。

蛙屋蛙スプーン14g

沖縄リーフゲームルアーの頂点に君臨すると言っても過言ではない蛙スプーンの14gモデルです。

スイミングで小魚を模するも良し、砂地での小刻みなボトムバンプで甲殻類を模するも良し、の最強スプーン。

様々な演出を試みてカスミアジに口を使わせていきましょう。

なお、フィールドの水深等の状況を考慮しつつ、これより軽い9gモデルも視野に入れながら狙っていくと良いでしょう。

まとめ

カスミアジは大きなルアーを使うGTゲームでも小さなルアーを多用するライトゲームでも釣果が上がるお魚です。

これはその時々の状況次第でカスミアジが捕食する餌が様々であることを示している、とも捉えることができます。

フィールドの多種多様な状況を考慮しつつ、カスミアジのその時の気持ちに少しでも近づけるよう思いを巡らせながらルアーを選択していきましょう!

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