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チニング用スピニングリールおすすめ12選!番手やギア比の選び方!

チニングはチヌをルアーで狙うゲーム性の高いジャンルとして昨今人気を集めており、チニングロッドなどチニング専用のアイテムが続々リリースされています。

チニング専用リールはベイトリールだとの声が多いのですが、スピニングリールも実用的となっています。

今回は初心者でも扱いやすいチニング用のスピニングリールをご紹介し、初心者には分かりづらい番手やギアも詳しく解説します。

タップできる目次

チニングに適したスピニングリールの特徴

チニングに適したスピニングリールの特徴は3つあり、一つ目は2000番~3000番で手頃な大きさであることです。

二つ目はギア比が高いことで、トルクのあるハイギアで戦うとやり取りがスムーズになりチヌにもアングラーにも優しい釣りができます。

三つ目は軽量モデルであることで、一晩中竿を振ることになったとしても疲れにくい軽いものを選ぶことをおすすめします。

以上のことからチニング用のスピニングリールは、軽量でハイギアの2000番~3000番ぐらいの大きさのものとなります。

チニングでスピニングリールを使うメリット

飛距離

チニングに限らずスピニングリールは遠投性能が高いリールとなり、飛距離を稼ぐことでチヌの居場所を広範囲に探ることが可能です。

遠目から狙うことでチヌに違和感を感じさせることなく喰わすことが可能となります。

また、沖の根に着く個体やブレイクラインに潜む個体もいるため飛距離を出すことでアプローチの幅が広げます。

トラブルレス

ベイトリールと違い、スピニングリールはバッククラッシュなどのライントラブルが少ないリールとなっており、初心者でも簡単に扱うことができます。

ライントラブルを直している時間は生産性のない勿体ない時間であり、アングラーのストレスを溜める時間です。

ストレスフリーな釣りを目指すには、トラブルが生じない道具を使うことをおすすめします。

軽量リグ

スピニングリールは7g以下の軽量リグを軽快に操ることが可能であり、それよりも軽いリグを使うことにより細かい演出が可能です。

チヌは落ちてくるものに反応する性質を持っているので、ふんわり落ちてくるワームを見つけたら思わず口を使ってしまいます。

軽量リグの使い方をマスターするだけでチニングの引き出しは大幅に広がります。

汎用性

チニング以外でも使い回すことが可能であり、例えば2000番であればメバリングなどのライトゲーム全般で使用可能です。

2500番であれば、スーパーライトショアジギングやエギングなどに使えますし、3000番であればシーバス、ロックフィッシュゲームでも活躍します。

様々な釣りに使いまわしたいアングラーにとっては嬉しい番手となります。

チニングでスピニングリールを使うデメリット

糸ふけ

スピニングリールは糸ふけが出やすいので注意する必要があり、フッキングのパワーが落ちてしま原因となります。

チヌの硬い口にフックが貫通しない、もしくは刺さってもバレやすい状況になってしまうので、やり取りの最中で負けてしまう事態が発生します。

糸の放出量が多い構造なので小まめにラインコントロールを要求され、常に気を遣うことが大切です。

パワー不足

ベイトリールに比べると一回の糸巻量が少なくパワー不足となり、チヌのトルク負けて糸を出される場合があります。

特にフッキング後のチヌの動きは、横に走るかボトムに向かって叩くように逃げますのでキャッチする時間が長くなります。

ハイギアを選択することで一回の糸巻量が多くなり、結果的にパワフルなゲーム展開が望めます。

ラインよれ

スピニングリールの構造は、ラインローラーが回転することによってスプールに巻きつくようになっています。

糸がスプールに収納される度に糸が捻じるので、糸ヨレの原因となり、どうしても発生する事案です。

キャスト後に一度ロッドを振ることでラインが張った状態になり、その状態から巻き始めると糸ヨレが少なくなるので試してみてください。

チニングに適したスピニングリールの選び方

番手

2000番

ライトゲームの一環としてチニングをする場合の番手となり、ライトゲーム五目の場合に有効です。

春先にクロダイの乗っ込みシーズンに差し掛かり、メバリングの時期と重なりますし、秋はキビレの荒喰い時期になるのでカマスゲームの時のゲストとなります。

対象のチヌの大きさは35cm以内となり、ライトロッドで勝負を挑むと引きがワンサイズ大きく感じられるので楽しいやり取りができます。

35cm以上のチヌが掛かるとパワー負けしてしまい、時間をかけたやり取りになることが予想できます。

このサイズが掛かった場合は、ロッドワークやドラグコントロールがシビアになることを覚悟しましょう。

2500番

2500番は、2000番と比べるとスプールの大きさが大きくなり、一回の糸巻量が増えるので大型チヌと対等にやり取りができるようになります。

3000番に比べると軽量でコンパクトなので、タックルバランスが取りやすくなり、場所やチヌのサイズを絞らずに釣りを楽しみたいアングラーにおすすめです。

2500番を使う場合は、ドラグを硬めに設定しておくとフッキングが決まりやすく、バレにくくなりますので覚えておいてください。

3000番

普通の3000番ではオーバースペックになってしまうので、リールの品番表記部分に「C」と記載されているコンパクトモデルを使うことをおすすめします。

普通の3000番よりもスプールが小型になっており糸巻量が若干少なくなっていますので、2500番よりもパワーが欲しいアングラーに向いています。

汎用性が一番高い大きさなので、他の釣りにも転用したいアングラーもこちらを選んでください。

各メーカーから発売されているモデル数が多いので選ぶ幅が増え、お買い物が楽しくなる番手となっています。

ギア

ノーマル

ハンドル1回転あたりローターが何回転するのかを表した数値をギア比といい、その数値が5〜5.7をノーマルギアと呼びます。

長所としては、巻き取り量が少ないのでスローな釣りに向いており、ショートバイトが続き、ルアーが弾かれている時にノーマルギアにすると掛かる場合があるので試してみてください。

短所はチヌの走り方との相性が悪いことで、糸巻量が少ないことから走られたり、潜られてしまうと膠着状態が続くので決め手に欠けてしまいます。

ハイギア

ハイギアは回転数5.8〜6.1のものであり、6.1以上のリールをエクストラハイギアと呼びます。

チニングに向いているのはハイギアから上のギア比のもので、ルアーがキビキビ動くこと、糸ふけがとりやすいことが長所として挙げられます。

糸ふけを素早く回収できることで、ラインのテンションを張り続けることができチヌのショートバイトを感じることができるようになります。

短所は巻き始めが重く感じられることで、自転車の変速機で例えると2速のローギアと6速のハイギアだと6速の方が負荷が掛かり、ノーマルギアとハイギアで同じ現象が起きています。

重さ

釣具の中で一番重量があるのがリールとなり、軽量であればある程アングラーにとって負担は軽くなります。

ボトムノックなどのアクションをチニングでは多用するので、軽量化されたリールを基準に選ぶことをおすすめします。

軽量リールの方が小刻みなロッドワークがしやすくなりますので、チヌに対してのアピールをかけやすくなります。

リールを装着した時にリールを基点としてつり合いが取れているほうが負担が楽になりますので、タックルバランスには考慮してください。

ハンドル

チニングではシングルハンドルをおすすめしており、特徴としては軽量でルアーの緩急が付けやすいことです。

ボトムノックやドッグウォーク、ストップ&ゴーなどの緩急を付けたアクションでチヌを誘うので、ロッドを動かしやすいことが求められます。

積極的に掛けていけるスタイルに向いているシングルハンドルの方が釣りがしやすくなります。

ハンドルはデザインやカラーをカスタムすることが可能ですあり、自分好みに仕上げることで道具への愛情は高まることでしょう。

チニング用スピニングリールおすすめ12選

ダイワ23エアリティ(LT2500S-XH)

軽さと強さに拘り抜かれたモデルとなっていて、相反する二つのテーマをダイワ社独自の技術で作り上げています。

独特の低慣性ローターも装備しているので驚くほど巻き心地が滑らかにも関わらず、ピタッと止まるので、ストップ&ゴーで違いが出やすくなっています。

ドッグウォークから喰わせの間も作りやすいのでチニングに最適です。

ダイワ19セルテート(LT2500S-XH)

チニングロッドとの相性が良いモデルとなっており、特に7ft代との相性は抜群です。

軽すぎないボディなのでタックルバランスが決まりやすいリールとなっています。

タックルバランスが決まることにより、振り抜き感が良くなることで飛距離UP、ルアーの操作感がUPするなど恩恵を貰いすぎるぐらい貰えるのでチニングがしやすくなります。

ダイワ20ルビアスLT (LT2500-XH)

軽量性とドラグ性能に優れており、ドラグの設定が細かくできるのでアングラー各自の好みの設定が可能となっています。

チニングではドラグ性能で釣果に差が出やすく、チヌを掛けた時の瞬間的なパワーをしっかりと制御してくれるので初手から優位に立つことが可能です。

ファイト中もじわじわと効いてくれるので、不思議なぐらいやり取りが楽になります。

ダイワ21カルディアLT (LT2500S-XH)

モノコックボディとザイオンV搭載なのにリーズナブルになっているので、お小遣いアングラーにおすすめしたいモデルです。

フラッグシップ機にも搭載されている素材、機能が付いているので扱いやすいリールとなっています。

流石に巻き心地はフラッグシップ機に比べると引っかかる感覚はありますが、このお値段なら許せます。

ダイワ21フリームスLT(LT3000-CXH)

コストパフォーマンスに優れたミドルレンジモデルとなっており、上位機種に装備されているザイオンVが使用されています。

エントリーモデルを卒業して、ちょっとレベルアップしたいアングラーにおすすめのアイテムです。

エントリーモデルでは調整できなかった細かいドラグ設定ができるので、チヌを掛けた時でも慌てることがありません。

アブガルシアレボSPビースト(2500SH)

力強い巻き心地を求めているアングラーにおすすめしたいアイテムで、トルクフルな巻き心地はチヌを掛けた時に魚体をこちらに向かせることができます。

力強い巻き心地と言っても硬いわけではなく、滑らかな回転で糸を収納してくれるので剛柔の両方の特徴を上手く融合させています。

便利アイテムであるシンカーキーパーが付いているのは変わらずなのでランガン時に重宝します。

アブガルシアゼノン(2500SH)

軽量性と漢心をくすぐるデザイン性をもったリールで、ロボットアニメを連想させる独特なデザインとなっています。

特にハンドル部分はギア感が強く押し出されたデザインであり、カスタムするのがもったいない部品です。

約150gの軽さはランガンチニンガーにとって嬉しいものとなっており、一晩振り続けられるモデルとなっています。

アブガルシアスーペリア(2500SH)

ドラグ音が気持ちがいいミドルレンジクラスのリールで、チヌを掛けた後のドラグ音に注目してほしいモデルです。

ドラグ音が独特で高音、大音量となっており、グイグイ叩く感触と共に鳴るドラグ音がアングラーの高揚感を誘います。

引きの強さとドラグ音から大物を連想させるので釣っている最中のワクワク感がたまりません。

シマノ20ツインパワー (2500SHG)

スプールの溝を深くしてあるロングストロークスプールとなっているので、飛距離を伸ばしたいアングラーにおすすめです。

飛距離を伸ばすことで未開拓領域に住む「擦れていないチヌ」を狙うことができるので、オープンエリアでの使用に向いています。

沖に定置してあるテトラや届かなかったブレイクラインのヘリを是非狙ってみてください。

シマノ20ヴァンフォード (2500SHG)

中抜きされたボディですがシマノ社の独自技術により、耐久性をしっかりと持たせた軽量性と耐久性能を兼ね揃えた、ソルトでも使えるバス用ルアーです。

キャストした後のフェザリングがしやすいベイルが付いているのでレンジを刻むのがやりやすくなっています。

糸ふけがでやすい強風時のチニングにもってこいのアイテムとなっています。

シマノ19ストラディック(C3000HG)

上位機種と変わらない使い心地で愛用アングラーが多いことで知られているバーサタイルリールです。

どんな場所でも使いやすい汎用性の高いモデルとなっているので、チニングだけでなく様々な釣りに対応できる優れものです。

チヌ相手にパワーファイトが可能なモデルとなっているので、駆け引きよりも真っ向勝負を挑むアングラーに向いています。

シマノ21アルテグラ(2500SHG)

上位機種と変わらない巻き心地となっていますが、1万円台で購入できるのことはコストパフォーマンスが高いと言えるので、お得です。

夏場のトップウォーターゲームで使用してほしい機体となっており、フローティングミノーを引き波を立てるように巻いている時の手元では、ハンドルの回転が優しい感触を残します。

まとめ

チニングに適したリールはベイトリールだけではありません。

スピニングリールにも良い点があり、充分にチニングを楽しむことができます。

長所と短所を理解することでチニングに適したリールを選びやすくなります。

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