バス釣りに欠かせないワームでの釣り、その中でもダウンショットリグは、より多くのバスを反応させることができます。
使うワームの種類とリーダーの長さに加えて、シンカーの重さを変えることで、どんな状況にも対応可能です。
「ダウンショットリグの使い方や出しどころがイマイチ分からない」
「ダウンショットリグに適したワームってどんなものがあるのだろう?」
こんな疑問をお持ちのあなたに、ダウンショットリグに適したワームを14アイテム紹介します。
ダウンショットリグに適したワームの特徴
ダウンショットリグは、シンカーがラインの一番下にあるため、ボトムを取りやすく、ロッドアクションが直接ワームに伝わります。
シンカーが下にある関係で、明確にバスのアタリを伝えてくれるので、合わせも決めやすく、フッキング率も高いです。
ワームを直接動かすことができるため、使うワームの種類によってアクションの質を変えることができるのが特徴です。
ボリュームのある波動が強めのワームを使えば、広範囲のバスにアピールすることができます。
一方で、細身のストレートワーム等は、アピールは弱くなりますが、ピンスポットにひそむスレたバスに効果的です。
捕食しているエサや水の色、季節などによって、適切なワームを選ぶことが大切です。
ダウンショットリグでワームにこだわるメリット
レンジ対応幅が広い
ボトム付近を探りたい場合は、リーダーの長さを5センチ程度と短く設定し、底から少し浮かせたい場合はリーダーを長くします。
シンカーを重くして、水深5メートル以上のディープにワームを届かせたり、軽くして中層や表層をスイミングさせたりすることもできます。
レンジごとに釣れるワームが変わることも多く、数種類のワームを準備しておくことが釣果アップにつながるコツです。
エサに合わせやすい
ボトム付近でエビやゴリを捕食しているバスには、リーダーを短めに設定し、ホッグ系のワームが効果的です。
小魚ばかりを捕食しているようなバスには、細身のシルエットのストレートワームやシャッドテールワームが効きます。
その時にバスが捕食しているエサに、ワームのシルエットや特性を合わせることで、より多くの魚を釣ることができます。
季節で使い分ける
春、産卵を控えて積極的にエサを追い回しているバスにも、産卵後の体力を消耗したバスにも、使うワームを変えることで対応できます。
夏はカーリーテール系のワームが効くようになり、秋の散ったバスにも横方向の動きで誘えます。
冬はディープでじっとしているバスの目の前でシェイクし続けることも可能です。
年中出番があるリグであり、季節に合わせたワームセレクトが重要です。
ダウンショットリグに適したワームの選び方
形状で選ぶ
ダウンショットリグはほぼどんな形状のワームでも合わせることが可能ですが、最もスタンダードな形状はストレートワームです。
ストレートワームであれば、シェイクして誘ったり、ズル引きしたりと、幅広い使い方が可能です。
バスのいるレンジや、捕食しているエサが明確な場合は、状況に合わせてシャッドテールやカーリーテール、ホッグ系のワームを選びましょう。
サイズで選ぶ
釣り人が多く、魚がスレていたり、小魚を追いかけ回しているフィールドでは2.5インチや3インチの小さめのものが有効です。
水が濁っておりアピールが必要な場合や、ベイトフィッシュのサイズが大きいフィールドでは5インチや6インチのワームを投入します。
同じ銘柄のワームでも、サイズ違いがラインナップされている場合は複数サイズを揃えておくことをおすすめします。
カラーで選ぶ
ワームのカラーは、フィールドの水の色に合わせるのが基本です。
水がクリアな場所では、透明感のあるカラーを選び、水が濁っている場所では、濁りに合わせてグリーン系やブラウン系の色を選びます。
色自体でバスを誘うというよりも、ワームが持つ特性やアクションでバスを寄せるイメージで使うとよいでしょう。
ダウンショットリグに適したワームおすすめ14選
ダウンショットリグの釣り方
出しどころ
基本的には、どんな場所でも使うことができるのですが、込み入ったカバーや障害物まわりは少し苦手です。
オフセットフックを使うことが多いので、フックやワームが引っ掛かることはあまりありません。
シンカーが岩の間に挟まったり、リーダーが木の枝などに巻き付いてしまったりすることで、回収できなくなることがあります。
障害物の少ない、オープンなエリアや、ちょっとした変化のあるピンスポットまわりで使うのがおすすめです。
ボトムをとる
ダウンショットリグは、シンカーが一番下についていますので、キャスト後は、いったん底まで沈めて使うのが基本です。
シンカーはボトムを感じることができてなるべく軽いもの、具体的には1.3グラムから1.8グラム程度がおすすめです。
ボトムについてからは、底を感じながらズル引きしたり、シェイクしたり、「トントントン」とリズムよく横方向に動かしたりして誘います。
リアクションでの釣り方
シンカーの重さを2グラムから3グラム程度と、少し重くすることで、キビキビしたアクションを出すことが可能です。
ロッドを上方向に「トントンッ」とリズムよくシャクリ上げて落とすの繰り返しで、リアクション的に口を使わせることができます。
急に水温が下がった時や、濁りが入った時、風が吹き始めたタイミングなどで試してみてください。
スイミングでの釣り方
ジグヘッドスイミングのようなイメージで、ロッドをシェイクしながら、リールを巻いてくることで、表層から中層を攻めることができます。
シンカーを重くすれば、早いスピードで見切られにくくできますし、軽くすればゆっくり見せることが可能です。
少し上級者向きの釣りになりますが、マスターすれば、他の人が獲れない魚を釣ることができます。
まとめ
ダウンショットリグは、バス釣りの基本となるボトムを感じることが簡単にでき、釣りやすいリグとして、初心者におすすめです。
ワーム、リーダー、シンカー、この3つの組み合わせを変えて、より釣れるセッティングを探す楽しさもあります。
ぜひ参考にしていただき、ダウンショットリグでたくさんのバスを釣ってください。
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