ルアーで手軽にタチウオを狙うことが出来るので人気のタチウオワインドですが、いざやるとなると番手やギア比などリール選びに困る方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、タチウオワインドをするに適したおすすめのリールを10選ご紹介します。
番手やギア比での使用感の違いも合わせてご紹介しますので是非参考にしてみてください。
タチウオワインド用リールの選び方
種類
リールの種類ですが、できればスピニングリールをおすすめします。
なぜかといいますと、タチウオワインドではラインスラック(糸ふけ)を利用してアクションを行うため、構造上糸ふけの出にくいベイトリールでは、場合にもよりますがアクションが付けづらい可能性があるのです。
横風が強い時など余分に糸ふけが出てしまう状況の場合はベイトリールに軍配が上がりますが、余程でない限りはスピニングで対応できるでしょう。
また、ベイトリールにはスピニングリールには無いバックラッシュなどのトラブルの恐れがあります。
番手
リールの番手ですが、使うラインの号数を元に選んでいただくのがベストです。
タチウオワインドの場合では、peラインだと0.8号、太めのものだと1号を使うことが多いかと思います。
その為、リールの2大メーカーを例に挙げると、ダイワでは2500番台〜3000番台のもの、シマノでは3000番台〜4000番台の物がおすすめです。
また、竿とのバランスも考えて選ぶ必要があり、竿に取り付けた際に手元に重心が来るように合わせると快適に釣りをすることが出来ます。
タチウオワインドでは、特別専用の番手を用意する必要はなく、一般的にシーバスやライトショアジギングで用いられる番手で流用することが可能です。
ギア比
次にギア比ですが、タチウオワインドでは手返しよく釣りをすることが求められるため、できればギア比の高い、ハイギアのものをお勧めします。
タチウオワインドに限らず、多くのルアーゲームではハイギアを使用する方がメリットが大きいのです。
ハイギアのリールは、ノーマルギアやローギアのリールに比べて巻き取りスピードが速く、回収の際に素早くルアーを回収し次の一投に繋げることができます。
そのため場合によっては1日に何十投もの差が生まれることもあり、これが時に大きなアドバンテージをうむことがあります。
軽さ
タチウオワインドでは、常にアクションをし続けるという状況がほとんどであるため、竿同様リールにも軽さは求められるところです。
また、タチウオの時合いはいつ訪れるか分からないので、重いリールで長時間迎え撃たねばなりません。
その場合、重いリールではアクションの際に腕に負担がかかるため、長時間の釣りでは疲れてしまいます。
また、軽快にしゃくることができないと、ジグヘッドのダートの動きにも支障が出るため、なるべく軽くて扱いやすいリールを選ぶことが重要です。
タチウオワインド用リールおすすめ10選
ダイワレブロス(LT-3000CH)
ダイワの数ある汎用リールの中でもコストパフォーマンスに優れ、さまざまな魚種に幅広く対応するラインナップを備えているレブロスは、タチウオワインドにもピッタリです。
モデルチェンジされ、LT(Light Tough)コンセプトをもとに作られており、従来のものより軽く強い、頑丈なリールに仕上がっています。
実売価格は1万円を切るという安さながら、不意の大物にも申し分ない性能を備えているので安心して使用することができます。
ダイワカルディア(LT-3000XH)
ダイワの汎用リールではミドルクラスの価格帯に位置するのがこのカルディアです。
ZAION V製のモノコックボディを採用し、更なる耐久性とコンパクトさを実現しており、従来のものよりもギアの耐久性も向上しています。
このモデルは、エクストラハイギアモデルとあって、非常に手返しの良い釣りが可能で、手返しの良さが求められるタチウオワインドには最適です。
ダイワレガリス(LT-3000CXH)
ダイワのレガリスは、同じくダイワのリールであるレブロスとよく似たデザインで、性能も似通っていますが、本体のカラーリングが異なるのと、レガリスの方が若干軽量になっています。
タフデジギアやATDなど基本的な実長性能は申し分なく、レブロス同様低価格ながら非常にコスパに優れたリールとなっています。
また、レブロスにはない3000番台のエクストラハイギアモデルがラインナップされており、より素早く回収できるなど手返しの速さが特徴的です。
ダイワルビアス(LT-3000XH)
ダイワの高級リールに位置するルビアスは、モノコックボディやタフデジギアなど先進技術の搭載により、強く滑らかなフィーリングを実現しています。
現行の20ルビアスは、従来の同モデルよりも大幅な軽量化に成功しており、タチウオワインドのようにタックルに軽さが求められる釣りには最適なスペックとなっています。
価格は4万円台と決して安くないですが、価格相応の使い心地が感じられる一台です。
ダイワセルテート(LT-3000CXH)
ダイワの名機であるセルテートは、圧倒的な巻きの軽さと耐久性を誇ります。
タフさと軽さを両立しており、長時間の釣りにおいても重さによるストレスを感じさせない仕様になっているので、タチウオワインドはもちろん、全てのルアーゲームにおいて快適な釣りが楽しめるでしょう。
この型番は、最も汎用性が高く、タチウオワインドのみならずシーバスやライトショアジギングなど幅広く活躍する番手です。
シマノストラディック(2500SHG)
シマノのストラディックは、ミドルクラスでありながらフラッグシップモデルに近い使い心地を実現しています。
上位機種のものと同様のXプロテクト・Gフリーボディなどを採用し、耐久性と巻き心地共に高い仕上がりとなっていますので、実釣においては何らストレス無く快適な釣りが楽しめるでしょう。
この番手は、タチウオワインドのみならず、エギングやライトソルトルアーゲームにも対応可能です。
シマノサハラ(2500SHG)
シマノのエントリーモデルであるサハラですが、エントリーモデルとは思えない快適なフィーリングを実現しています。
HAGANEコンセプトによって、ボディ・ギアともに強化され、耐久性は申し分ない上に、サイレントドライブなど新技術も惜しみなく搭載。
これによりワンランク上の使い心地を実現しているのです。
コスパの高さゆえに、メインリールはもちろんですが、サブリールとして持っておいても損はない一台と言えるでしょう。
シマノナスキー(2500SHG)
コスパに優れたモデルであるナスキーは、従来モデルにおいても、ビギナーからベテランまで幅広い層に支持されてきたリールです。
そのようなナスキーが、21年のリニューアルでサイレントドライブやコアプロテクトといった新技術の搭載により、さらに満足度の高いリールへと生まれ変わりました。
ルアーゲーム入門にはぴったりのリールで、タチウオワインドはもちろんさまざまなルアーゲームで楽しむことのできる一台です。
シマノヴァンフォード(2500SHG)
シマノのヴァンフォードは、とにかく軽量で感度にこだわった仕様のリールです。
軽さの秘訣は、マグナムライトローターと軽量化されたボディにあり、これにより巻きの軽さと取り回しの良さを高めています。
また、耐久性も申し分なく、この番手(2500)であっても剛性があり不意の大物やチャンスを逃さず確実にものにする性能を秘めたリールと言えるでしょう。
シマノツインパワー(2500SHG)
シマノの上位機種であるツインパワーは、なめらかさと剛性をこの上なく両立させた極上の一台に仕上がっています。
驚くべきは、巻き出しの軽さであり、一度回せば惰性で回り続けるほどの滑らかさを実現しています。
また、剛性も非常に高く、金属ローターとHAGANEボディにより強化されたリールはそのサイズから考えられないタフさを備えており、思わぬ大物も問題なく対応できるでしょう。
まとめ
今回は、タチウオワインドにおすすめのリールを10選ご紹介しました。
タチウオワインドに使用するリールは、ハイギアであることと、汎用性が高い番手であることから他の様々なルアーゲームに流用できるという点も特徴的です。
ぜひ、自分に合った一台でタチウオワインドを楽しんでみてください。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!