ヘビキャロは、軽いワームを遠投することができます。
またワームはノーシンカー状態となるので、魚にも違和感を与えず、非常によく釣れるリグの一つです。
今回はヘビキャロの要でもある、おすすめシンカー12選と重さなど選び方をご紹介します。
ヘビキャロはシンカーを使い分けることで、快適性の向上、サーチ力の向上が望めますので、ヘビキャロに適した安いシンカーの特徴、素材や形状についても併せてご紹介しますのでぜひ最後までお付き合いください。
ヘビキャロに適したシンカーの特徴
ヘビキャロに適したシンカーの特徴は重く、遠投性能が高いシンカーになります。
ヘビキャロが他のリグより優れている点は、スピニングやベイトフィネスでないと投げらないような軽いワームを遠くまで投げられることです。
そのため、ヘビキャロに適しているシンカーは、遠投ができるだけの重量とキャストした際に飛距離の影響を受けにくい、空気抵抗が少ない形状のシンカーが適していると言えます。
ヘビキャロでシンカーにこだわるメリット
タングステン
シンカーの素材は、大きく分けると"鉛"と”合金”、"タングステン"の3種類になります。
その中でも、タングステンは、合金や鉛と比べて比重が高く、同じ重さのシンカーであっても、タングステン素材のシンカーの方が大きさは小さくなります。
そのため、遠投した際の空気抵抗も少なくなるので、飛距離が出やすくなります。また、鉛に比べて伝導率が高いので感度もよくなります。
根掛かりを減らせる
ヘビキャロでよく使われるのはボトムのズル引きです。そのため、シンカーがボトムの障害物やウィードなどに引っ掛かりやすく、ロストする可能性あります。
しかし、シンカーにこだわる(重さや素材、形状を変更する)ことで、障害物からのすり抜け性能を上げたり、あえて引っ掛かりやすくすることで、ボトムの形状を確認することができます。
ヘビキャロに適したシンカーの選び方
重さ
ヘビキャロの魅力は遠投ができることです。そのため、充分な飛距離を出すためには、ある程度の重量が必要となってきます。
一般的にヘビキャロに使われるシンカーの重さは1/2oz(14g以上)のものが多く、1oz~1.2ozぐらいのシンカーを使われる方が多いと思います。
ただし、重ければ良いというのではなく、障害物が多いフィールドなどでは軽いシンカーを使い、根掛かりを回避する必要があります。
また、お持ちのロッド含むタックルバランスやフィールドの大きさ、地形に合わせてシンカーの重さを使い分けるのが良いでしょう。
素材
タングステン
タングステンは、鉛と比べて比重・硬度が高い特徴があります。感度が高いので地形把握がしやすく、ヘビキャロの遠投性能を活かしたサーチ力に優れています。
また、同じシンカーの大きさでも重量が重くなるので、キャストで余計な空気抵抗を受けず飛距離が出やすくなります。だた、デメリットとして合金や鉛と比べて価格が高くなります。
合金
合金の特徴は、タングステンと鉛の中間になります。
鉛シンカーに比べて感度は高いですが、タングステンよりも比重が軽いので大きさはタングステンより大きくなります。また、価格もタングステンより安いけど、鉛よりは高くなります。
鉛
鉛シンカーのメリットは、タングステンシンカーよりも価格が安いところにあります。
また、鉛は柔らかい素材のため、ボトムの障害物にぶつかった際の音がタングステンより柔らかくなる特徴があります。
形状
スティックタイプ
遠投性と根掛かりのしづらさを両立した形状となります。
特にウィードでは抜群のすり抜け性能を誇ります。
ラウンドタイプ
オーソドックスな丸形のシンカーになります。
遠投性よりも根掛かり回避を重視した形状になります。
ハードストラクチャーやゴチャゴチャした地形でも引っ掛かりにくいシンカーになります。
バレットタイプ
テキサスリグでも使用するバス釣りでは馴染のある形状になります。
先端が細くなっているため、障害物のすり抜け性もよく、使い勝手の良い形状となっています。
エビ反りタイプ
シンカーがエビの背中ように沿った形状となっており、重心が後方に来る形となっていますので、遠投性が向上されています。
また、ボトムでも障害物にスタックしにくくなっています。
ヘビキャロ用シンカーおすすめ12選
ヘビキャロの使い方&釣り方
アクション
ヘビキャロの基本的な使い方は、ボトムのズル引きになります。
遠投した後、ゆっくりボトムをズル引きしてきます。
ズル引きしている最中に障害物などに触れたら、リーダーの長さ分、手前に動かしてきます。
ワームが、先ほど触れた障害物あたりまで移動したら、そのままワームを放置したり、シェイクやジャークで誘い、バスのバイトや反応を確認します。
ヘビキャロはこれを繰り返し、魚を探していきます。
ハイギアがおすすめ
ヘビキャロの釣りで注意したいのが、フッキングは基本巻き合わせになるため、リールはノーマルギヤよりハイギヤやエクストラギヤの方が合わせやすいと思います。
ヘビキャロの得意なエリア&ポイント
オープンエリア
ヘビキャロが最大限に活きるエリアは、オープンエリアになります。
パッと見た限り障害物がないオープンエリアでは、水中の障害物やちょっとした変化に魚がついていることがあります。
ヘビキャロは、遠投して地形変化を探るのに適しているだけではなく、ワームのナチュラルな動きによる食わせ力も非常に高いリグです。
そのため、サーチしながら釣果を上げることもできるため、オープンエリアに適しています。
リバーフィールドや流れのある場所
オープンエリアと同様に、ヘビキャロは河川などのリバーフィールドやインレットなどの流れが絡むポイントも得意です。
ヘビキャロの重いシンカーにより、遠投だけでなく、しっかりボトムを取ることができます。
また、川やインレットによる流れにより、ノーシンカー状態のワームがさらにナチュラルにアクション、漂うことでよりバスへの食わせ力が高くなります。
オカッパリのリザーバー
リザーバーでオカッパリをするとなると地形変化、特に魚が溜まりやすいブレイクラインなどを狙えるかどうかで、大きく釣果が変わってきます。
そのため、リザーバーでは遠投ができるヘビキャロが欠かせません。
また、水深が深いところが多いこともあり、重いシンカーにより素早くボトムまで落として、地形をサーチできるのもヘビキャロを使う利点となります。
ヘビキャロはオールシーズン使えるリグ
ヘビキャロは、基本オールシーズン、どのタイミングでも使えるリグです。
アクションもナチュラル・リアクションのどちらにも対応しています。
そのため、初めて行く場所やフィールドの状況が分からない時、にヘビキャロで魚のコンディションを把握する。
把握できたら、その他のリグやルアーを使ってみるなど、ヘビキャロをサーチ的に使ってみるのもおすすめです。
まとめ
ヘビキャロは遠投性、サーチ能力、さらに食わせ能力が高いため、バス釣りにおいて非常に使い勝手の良いリグです。
シンカーの特徴を理解し、適切なものを選ぶことで、ヘビキャロはより快適なものとなります。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にしていただき、あなたに合ったヘビキャロシンカー選びの一助になれば幸いです。
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