釣りをするにあたって安全は第一です。
ライフジャケットの着用は万が一の落水の際に生存の分かれ目となります。
ライフジャケットを着用していることにより、海中転落時の生存率が2倍以上になるとも言われています。
沖堤防での釣りはアクセスも良く大型の魚や数釣りを楽しめるとして人気です。
しかし、沖堤防でも事故はいつ起こるかわかりません。
この記事では、そんな沖堤防での釣りにおすすめのライフジャケットを選び方と合わせて紹介します。
沖堤防にライフジャケットは必要?
釣りをする際には、どんな釣りでも必ずライフジャケットを着用しましょう。
沖堤防での釣りもライフジャケットは絶対に必要です。
沖堤防に渡船してもらうためには許可を得ている渡船業者を利用することになります。
磯や防波堤へ渡る目的で遊漁船に乗船する場合や磯や防波堤の上では、ライフジャケットを着用する義務が法律によって定められています。
自分の命を危険に晒すだけでなく、場合によっては船長に罰則があるなど他の人にも大きな迷惑をかけてしまいます。
どんなに安全な釣りに思えても、ライフジャケットは必ず着用しましょう。
沖堤防向けライフジャケットの選び方
種類(フローティングタイプ/膨張タイプ)
ライフジャケットには、浮力材が入っていて落水と同時に浮力を発揮するフローティングタイプと、落水してから膨張する膨張タイプがあります。
フローティングタイプは落水してからの操作がないので、安全性と安心感があります。
ポケットもついていたり、転倒した際にクッションになるといった点がメリットです。
膨張タイプは、落水時に水に反応して自動で膨張する自動タイプが主流です。
水に反応しなかった場合に備えて、手動での膨張もできる商品がほとんどです。
落水してから浮力を得るまでに時間がかかり、場合によっては自分で操作する必要もあるので、落水してもパニックにならないことが重要です。
しかし、非常にコンパクトなのでフローティングタイプよりも動きやすいというメリットがあります。
体に合ったサイズを選ぶ
ライフジャケットを選ぶ際は必ずサイズを確認して、自分の体に合った商品を選びましょう。
サイズが合わないと、落水時にしっかり浮かなかったり、脱げてしまったりして安全には結びつきません。
また、小さすぎるものを選んでしまうと、実釣の時に動きにくくなってしまいます。
釣りをしにくいだけでなく、船舶の乗り降りの際などの危険も増してしまいます。
桜マークの有無
ライフジャケットには、浮力や浮いた際の姿勢といった安全基準が設けられています。
国土交通省による試験に合格した商品には桜マークというマークが表示されています。
各メーカーから発売されているライフジャケットには桜マークが表示されているものと、表示されていないものがあります。
船で釣りをする際などは桜マークがついたライフジャケットが必要ですが、沖堤防への渡船のみであれば不要です。
沖堤防向けライフジャケットおすすめ10選
プロマリンWFA011 フローティングベスト大人用 ST
コスパの良い商品を多く発売しているプロマリンの商品です。
大人用フローティングベストのスタンダードモデルです。
サイズはフリーサイズとなっていて、カラーは三種類あります。
左右合わせて4つのポケットが付いているので、ちょっとした収納にも使用することができます。
胸元には反射板が付いているので、夜間の使用でも安心です。
プロックスフローティングゲームベスト PX399
多機能なフローティングタイプのライフジャケットです。
グローブをはめたままでも開閉しやすい大型のファスナーや、胸元には取り外し可能なポーチも付いています。
さらに、ドリンクホルダーやプライヤーホルダーも装備しているので、飲み物などを携帯することができます。
浮力材を取り外して洗うこともできるので、お手入れも簡単です。
mazumeMZX コアライフジャケット MZXLJ-087
機動力を重視した、ショア向けのフロートタイプライフジャケットです。
メインで使用する少量のルアーをルアーボックスに入れてポケットに収納することができます。
プライヤーホルダーとフィッシュグリップホルダーも付いています。
ウェストハーネスシステムが採用されているので、着用後に簡単に体にフィットさせることができます。
シマノネクサス フローティングベスト VF-142Q
シマノから発売されているフローティングタイプライフジャケットのベーシックモデルです。
特殊な加工により、水滴が生地の内部に侵入するのを防いでくれます。
体にフィットしやすいながら、通気性が良くムレから解放される設計をしているので快適に過ごすことができます。
タオルループやポケットも充実しているので、収納にも困りません。
ダイワDF-6206 フロートゲームベスト
機動性に優れたフローティングタイプのライフジャケットです。
肩ベルトの一部に衝撃吸収材を使用しているので、移動やキャストの際などの衝撃を吸収してくれます。
体への負担やベルトのズレなどが軽減されているので、ストレスフリーに釣りをすることができます。
もちろん、ドリンクホルダーやプライヤーホルダーなど収納も完備しています。
プロックス自動膨張式救命胴衣ウエストタイプ検定品 PX032AR
国土交通省の試験に合格し、桜マークを表示している商品です。
水を感知して自動的に炭酸ガスで膨張する仕組みになっています。
万が一自動で膨張しなくても、自分で紐を引っ張ることで膨張します。
背中まで気室が浮かび上がるので、安定した姿勢で浮くことができます。
使用可能か不可能かを示すインジケーターも確認できるので、管理が簡単です。
プロックス自動膨張式ライフベスト検定品 PX030AK
桜マーク表示の商品で、全ての小型船舶で使用できるTYPE-Aのベストタイプの救命胴衣です。
水を感知して炭酸ガスにより自動で膨張します。
紐を引っ張ることで手動でも膨張させることができます。
ボンベの重さによる左右のズレを軽減するためにファスナーが付いています。
反射板やホイッスルが付いているので、落水時にも目立ちやすいです。
mazumeインフレータブルウエスト MZLJ-262
桜マークを表示している、自動膨張式のウエストタイプ救命胴衣です。
膨張装置には、世界で最も厳しい安全基準を満たしているハルキロバート社製の装置を使用しています。
プライヤーホルダーなどを装備可能で、アングラーの好みにカスタマイズすることができます。
コンパクトな設計で、装着していても動きやすい救命胴衣です。
ダイワDF-2709 インフレータブルライフジャケット ウエストタイプ自動・手動膨脹式
軽量でスリムなウエストタイプのライフジャケットです。
桜マークを表示している商品なので、安心して使用することができます。
立体裁断設計により腰周りにフィットするので、装着していても動きやすいです。
カラーも豊富なので、ウェアに合わせたカラーを選ぶことができ、見栄えも楽しむことができます。
ダイワDF-2222 インフレータブルライフジャケット ウエストタイプ自動・手動膨脹式
小型化に成功したウエストタイプのライフジャケットです。
コンパクトでありながら、落水時にはベルトに沿ってしっかりと気室が膨張します。
また、腰ベルトの素材も改良されていて、捻じれやずり落ちが軽減されています。
ボンベとカートリッジの状態を一目で見れるインジケーターも搭載しているので、簡単に管理することができます。
まとめ
ライフジャケットは万が一の落水の際に、生存の分かれ目となる重要なアイテムです。
収納性に優れた商品もありますので、着用することによって実釣が快適になることもあります。
どんなに安全だと思える釣り場でも必ず着用して釣りを楽しんでください。
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