寒い時期になってくるとプラグではどうしても食い切らない時があります。
そんなときにワームを使い活性が低いときにも食わせ切るライトキャロがかなり有効な場面が多々出てきます。
キャロライナリグとは中通しシンカーをラインに付け、そのさきにスイベル、ワームをつけたオフセットフックを使用する事によって、ネコリグなどより遠投性能に優れなおかつ根掛がしずらい事がメリットとして挙げられるリグとなっています。
ライトキャロに適したロッドとは?
ライトキャロの明確な定義は無いのですが、一般的にシンカーが1/4oz(約10g)以下、スピニングタックルで使用出来るタックルのことを言います。
対してシンカーが1/4oz以上でベイトタックルでの使用を想定するキャロライナリグをヘビキャロと呼びます。
ライトキャロのアクションは巻くというよりもロッドをさびいて地形変化や細やかなラインの情報など多く感じられる軽く感度の良いライトキャロに適したロッドがオススメです。
また、キャロの性質上シンカーよりも軽いワームが外側に来ます。
そうするとキャストの際にバランスが崩れキャストの距離が出ないということも出てきます。
なので長さは6ft後半から7ft前半のロッドを選ぶことによってこれらをクリアすることができます。
スモールマウス釣りにはソリッドティップも選択肢に
スモールマウスはラージマウスと比べボトム付近に居付いてることが多く、ズル引きや河川での対岸付近でワームをドリフトさせるような場面も多々あります。
ただこのようなアクションを行なっているときにチューブラーティップの場合バイトの際フッキングせず弾いてしまう恐れがあります。
また、ソリッドティップの方が感度がいいのでとても小さなショートバイトの時などに即リーリングをやめてバスに違和感なくラインを送り込むことができます。
ライトキャロ用ロッドおすすめ8選
シマノエクスプライド(266L)
シマノからは昔からのファンの多いミドルクラスのバスロッド、エクスプライド。
その中でも1ピースで感度の良い266Lがオススメです。
長さは6.6ftで汎用性は非常に高くライトリグだったらこれ一本でかなりことが足りてしまうことも多いロッドです。
キャストしてみるととてもシャキッとした印象があり、重さも97gなので一点シェイクなど細かい動きを長時間粘ってもしっかりとワームにアクションをつけることができるモデルです。
ダイワブレイゾン(661LS)
ブレイゾンはダイワの中でもハイコスパ、豊富なラインナップが売りのロッドです。
その中でも661LSはライトリグから小型プラグまで幅広く使えるライトバーサタイルロッドとなっています。
長さは6.6ftで重さがなんと87g、軽いロッド=強度不足と思ってしまいがちですがHVFカーボンで通常のカーボンよりも接着剤に当たるレジンを減らしカーボン本来の密度をあげたり、ブレーディングXによるバットの捩れ補強などかなり剛性が高いことが特徴です。
アブガルシアバスビートⅢ(BBS-632LⅢ)
初心者から熟練者まで気軽な価格で本格的なバスロッドということをコンセプトにバスビートは作られています。
2ピースの6.3ftと取り回しがしやすく、陸っぱりからボートまで手広く、付属のロッドケースにはストラップも付いていますので常に携帯することが可能です。
短いとどうしても感度が悪い印象を持ってしまいがちですが、このバスビートはティップがかなり柔らかく感度良く作られており、しっかりフッキングしてくれる仕様となっています。
メジャークラフトバスパラ(BXS-702ML)
コスパも金字塔メジャークラフトからはバスパラBXS-702MLです。
7ftの2ピースロッドでアクションはファースト、パワーはミディアムライトなので他のロッドと比べると少し硬めです。
しかし長さが7ftありますのでロングキャスティングが可能、またキャスティグ後のアクションもこの長さとロッドパワーでしっかりとアクションをすることができます。
大型の河川や後数メートルの距離が足りないことが想定されるフィールドで攻め込むことができます。
ジャッカルリヴォルテージ(RV-S61UL-ST)ソリッドティップ
トーナメンター御用達!ジャッカルからはRV-S61UL-STです。
今回の中では一番のショートレングス6.1ftですが、カーボンソリッドティップととても強靭なバットのためキャスティングは6ft後半のロッドに引けを取りません。
またカーボンソリッドティップは感度も申し分なくとてもライトリグからフィネスの性能は頭ひとつ出ており、細やかなアクションを行なっている時など自分の指の延長線上にラインがあるかのような感度です。
シマノゾディアス(264UL-S)ソリッドティップ
ゾディアス264UL-Sは長さ6.4ftでとても色々な部分でバランスがとても良く取れているロッドです。
トップガイドはSicガイドを搭載し、20モデルではグリップがハイエンドモデルに装備されているカーボンモノコックグリップに変更された。
これらにより感度の向上並びに剛性感がかなりアップグレードされた。
これからライトリグ用のソリッドティップを初めて持つ方にはとてもオススメできる内容で、長く使っていただけると思います。
テイルウォークフルレンジ(S63L/SL)ソリッドティップ
S63L/SLは1ピース6.3ftの長さのライトバーサタイルロッドとなっています。
フルレンジという名前の由来どうりにライトキャロをはじめとしたらいとリグほぼ全てと言っても過言ではない守備範囲がとても広くフィールドを選ばずに仕様することが可能です。
一番の特徴としてEX FASTアクションの超高感度ロッドということで、今まで不明瞭なあたりもしっかりとアングラーが感じられ釣果に大きく違いが見込めるということです。
ラパラトレイルブレザー(TBS684MX/BBS)ソリッドティップ
TBS684MX/BBSはPEラインの使用を前提とした超高感度ロッドになっていますが、他のラインでもその恩恵は大きくあります。
6.8ftの4ピースロッドでありながらしなやかに曲がるブランクスやしっかりと食い込んでくれるティップ、またマルチピースロッドでありながら強靭なバットパワーは、常に車の中に携行しても嵩張らず頼もしく思えるロッドとなっています。
ライトキャロにおすすめシンカー3選
ジャッカルJKタングステンシンカー(キャロライナスティック)
ジャッカルのキャロライナスティックはなんと言ってもすり抜け性能の高さがすごいです。
名前の通りスティック状の形状でなおかつタングステンを使用して良いるため、スイベルとさほど大きさも変わらないシルエットが根がかり回避する大きな要因となっております。
タカミヤFALKEN R(バレットシンカー)
タカミヤのバレットシンカーは他のメーカーのものよりも若干背が高く面長になっております。
これによりスティックタイプだとシンカーがすり抜けてもフックが根がかりしてしまうようなケースでも、シンカーがフックをガードしてくれる形になりスタックする確率を減らしてくれます。
ダイワバザーズワームシンカーTG(バレット)
バザーズワームシンカーTGバレットは高比重のタングステンを使用することによってシルエットがかなり小さくなっていることが特徴です。
これによりリグのバランスが良く飛距離が他のシンカーより出ると感じられます。
またシンカーには珍しくモスグリーンに着色されているためバスに警戒心を与えることなくバイトにつなげることができます。
まとめ
今回ライトキャロのオススメロッド&シンカーを紹介させていただきましたが、専用ロッドというのはほぼ存在しません。
逆に言い換えると他のライトリグで使うことが可能なものが多数あるので自分がよく使うであろうリグと合わせて検討されるのが良いのでは無いかと思います。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!