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渓流釣りリールおすすめ12選!番手やギア比の選び方!

残雪残る4月から、秋の紅葉が始まる9月までの短い期間にのみ解禁される渓流釣り。

自然を感じながら楽しむトラウトフィッシングは、釣り人を魅了してやまない人気の釣りです。

餌釣りから、テンカラ釣り、フライフィッシングなどもとても人気ですが、近年では、ベイトリールを使ったベイトフィネスなど、新しいルアーフィッシングも注目を集めています。

毎年ロッドやルアー、ラインなど続々と新しい技術を纏って、新商品が開発されています。

その中でも、特にリールの進化は素晴らしく、数年前まではミドルクラスだった使用感が安い価格帯で出ているなど、コスパに優れたリールが多く、どれを選ぶべきか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は、番手やギア比など選び方のポイントを踏まえ、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、おすすめのリールをご紹介させて頂きます。

タップできる目次

渓流釣りに適したリールの選び方

種類(スピニング・ベイト)

リールには、誰でも扱いやすいスピニングリールと、ちょっとコツがいるベイトリールの大きく分けて2種類有ります。

ベイトリールは、軽いルアーを投げるには釣り人の技術が必要ですが、スピニングリールは比較的誰でもすんなりと使いこなせるリールです。

トラブルなく釣りに集中したい方は、スピニングリール一択で釣りをやり込むと、ストレスなく釣りを楽しめると思います。

ある程度やり込んできた時に、ベイトリールにチャレンジするとまた違う楽しみが広がります。

番手(サイズ)

渓流では、中・大河川などとは違い遠投をする必要なく、より正確に短い距離を狙ってキャストすることが重要になります。

ラインもPEラインやナイロンラインなど人によって使うラインが変わりますが、細めのラインや使うことが多い為、細い糸が綺麗に負けるスプール系の1000番〜2000番のリールがおススメです。

自重

技術の進歩によって、エントリーモデルのリールでも自重が非常に軽くなってきました。

手首を返す程度のコンパクトなキャストが多くなる渓流では、リールが軽いことで疲労軽減にもなります。

ロッドも6フィートと短いロッドが主流となるので、なるべく軽いリールを付けることでタックルバランスも良くなり、快適にアクションをつけれる様になります。

スプールの深さ・糸巻き量

スプールの深さは、使うラインによって異なります。

ナイロンの3号など太い糸を使い大物を狙う場合は、スプールが深いものが太い糸を多く巻けます。

しかし、渓流においては細いラインが主流で、長さも何百メートルも必要ありません。

その為、なるべく浅溝のスプールがおススメです。

目安としては、PEラインの0.6号が100から150m巻けるスペックがある物で有れば問題なくご使用いただけます。

ドラグ性能

ドラグ性能は、魚をかけてからバラさない為に欠かせない、非常に重要な機能です。

高級なリールはこのドラグ性能がより細かく、繊細に調整できます。

勿論エントリーモデルでも、それなりの調整は出来ますが、より細かな調整が出来るものを意識して選ぶ様にしましょう。

特に、不意の大物が掛かった時などは、バラし軽減の他にも、ラインブレイクを防ぐ為にもドラグ性能は重要です。

ギア比

ギア比には、ノーマルギア・ハイギア・エクストラハイギアと3種類あり、それぞれハンドル一回転での巻き取り長が変わってきます。

渓流では、的確にキャストした後に素早くアクションを加える釣りになります。

特に流れが早い条件では流れに負けない糸巻きの速さも求められる為、ハイギアのリールが活躍してきます。

ポイントによって、流れの速さなども変わってきますので、ハイギアを軸として、流れが緩くじっくりと巻きたい場合にはノーマルギア、急流であればエクストラハイギアなど、ご自身が通うポイントに合わせてギアを選びましょう。

一番汎用性が高いギアは、どんな条件でも対応できるハイギアだと思います。

ハンドル・ノブ

ハンドルにはオーソドックスなシングルハンドルと、ダブルハンドルが有ります。

キャストとリーリングを繰り返す渓流釣りには、圧倒的にシングルハンドルがおすすめです。

ダブルハンドルは、ハンドルの重さが均一になる為、アクションして止めるエギングなどの釣りに向いています。

ハンドルノブは、握りやすさ、水に濡れても滑らないなど、外観も含めて様々な物が出ています。

コルクや樹脂、EVAなど、一番自分が握りやすい物をお使いになるのが一番です。

ノブ一つを変えるだけで、外見も変わるので、カスタムする楽しみの一つもノブ選びの楽しい所です。

メーカー

リールのメーカーは、海外のメーカーなども有りますが、やはりシェア率が高いのはシマノとダイワです。

ドラグ性能や巻き感、軽さや技術などまるっきり違うので、好みがハッキリ分かれます。

共通点としては、同じ価格帯で素晴らしいリールが揃っている所です。

どちらも素晴らしいリールを使っているので、実際に店頭で触ってみてのフィーリングで選ばれるのもいいかもしれません。

【初心者向け】安い渓流釣りリールおすすめ4選

ダイワレブロスLT1000S

初心者の方にまず手にして頂きたいのが、こちらのレブロスです。

ドラグ性能など細かな所は、必要最低限の機能性ですが、その他は十分なスペックを持った素晴らしいリールです。

巻きごこちも非常に滑らかで、全モデルではズシッと重みが有るボディでしたが、現行のレブロスは非常に軽いのも魅力です。

一万円以下で買えるのも素晴らしいです。

シマノセドナC2000HGS

シマノから出ているエントリーモデルのスピニングリールです。

シマノ独自のハガネギアや大型ドラグノブなど、少し前では一万円以下のリールに搭載されることのなかった、魅力的な技術がセドナに使われています。

シマノらしいカチッとした感覚の使用感があります。

番手も細かくあるのも魅力です。

アブガルシアカーディナルIII STX 2000S

バスフィッシングで人気のアブガルシアから出ている、エントリーユーザー向けのリールがカーディナルです。

自重は少し重いですが、実釣に必要な機能は整っています。

外見もおしゃれで、釣りに行く回数が少ない方や初心者の方の最初の一台には最適です。

五千円台と安く手に入るのも魅力的です。

ピシファンスピニングリール CarbonX1000S

正直に言います。こちらのリールは実際に触った事は有りませんが、スペックと価格が凄いリールです。

材質がカーボンで作られているので、非常に軽く、ベアリングも10個使われ、まるでミドルクラスのリールのようなスペックなのに、値段は6000円ほどです。

外見もブラックで非常にカッコいいです。

レビュー評価も高くとても期待できるリールです。

【中級者向け】コスパが良い渓流釣りおすすめ4選

シマノヴァンフォードC2000SHG

人気だったストラディックci4+の後継機として、更なる進化をして登場したのがヴァンフォードです。

スムーズな巻きごこちと軽さは、渓流トラウト以外にも専用リールのように扱える汎用性の高いリールです。

ドラグも細かく調整でき、パワーも問題なく、トラブルが少ないのも魅力のリールです。

ダイワカルディアFC LT2000S-H

ミドルクラスで一番と言っていいほど、軽量に作られたリールがカルディアです。

軽いリールは弱いという概念を無くす、しっかりとした剛性感を持ち合わせています。

巻き出しも軽いので、アクションを素早く付ける渓流トラウトにもピッタリです。

シマノカーディフci4+ 1000SHG

シマノからトラウト用に生み出されたリールがカーディフです。

多くのリールは2000番からハイギアがあるのに対し、カーディフは1000番でもハイギアが搭載されています。

ドラグ性能や巻きごこちも抜群で、ハンドルノブにもコルクを使用するなど、まさにトラウトアングラーの為に作られたリールです。

ソルト対応なので、アジングにも兼用可能です。

アブガルシアロキサーニROXANI 2000SH

人気のRevoシリーズの遺伝子を受け継いでハイバリューモデルとして生み出されたリールです。

バス釣りで非常に人気ですが、トラウトでも十分に使えるリールです。

一万円程の価格で手に取りやすいのも魅力ですが、値段以上の使用感があるのがロキサーニです。

マットブラックの外観とカーボンハンドルなど、見てるだけでもカッコいいのも特徴です。

【上級者向け】高級な渓流釣りリールおすすめ4選

シマノヴァンキッシュC2000SHG

軽快な巻きごこちと軽さ、しっかりとした剛性を持ち合わせた、シマノを代表するリールです。

スプールがロングスプールになった事で、糸抜けがよく的確にキャストができます。

巻き出しも非常に軽く、ドラグも細かく決められるのも魅力です。

トラウトをはじめ、ライトソルトでも高い人気のリールです。

ダイワルビアス エアリティーFC LT2000S-H

ダイワの中核を担う人気リールのルビアスは、驚きの150gと非常に軽量なリールです。

2021年に新しく生まれ変わり、大きく軽量化され、剛性も強くなりました。

滑らかな巻きごこちはハイエンドモデルに引を取らない、高スペックな使用感です。

ネイティブトラウト以外でもエリアトラウトにも非常に人気です。

シマノステラC2000SHG

シマノが誇る最高峰のリールがステラです。

釣り業界において不動の人気と信頼があるステラは、リールの終着点と言っても過言でない程の素晴らしいリールです。

巻きごこち、ドラグ性能、剛性、耐久性など全てにおいて完璧です。

値段は高く、中々購入には勇気がいりますが、長く使用することが出来るのもこのリールの魅力です。

様々なリールを買い換える事を考えると、一台のリールを愛着持って使い続ける方がいいかもしれません。

アブガルシアRevo MGXtreme 2000SH

アブガルシアで人気のRevoシリーズの最高峰がこちらのリールです。

カーボン素材を使う事で軽く、感度の良いリールになっています。

ベアリング数も多いので巻きごこちも非常に滑らかで、国産メーカーのリールに引を取りません。

黒を基調とした外見にコルクグリップと、男心をくすぐる見た目も魅力です。

ソルトも対応しているので、トラウトとアジングなど一台で、ライトゲームを色々と楽しめます。

まとめ

年々素晴らしい技術が搭載され進化し続けるリール。

ロッドも重要ですが、リールは釣りにおけるカナメのアイテムです。

自分に合ったリールは、トラブルなく釣行出来ますし、使い心地も快適です。

各メーカー色々なギアやベアリング、ドラグなど特徴が有りますので、是非実際に触って比べてみてください。

大切に使うことで、長く使用できる相棒がリールです。

リール次第で釣りがガラッと変わり、もっと釣りが楽しくなりますよ。

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