釣ったシーバスを美味しく頂きたいアングラーには必須アイテムがクーラーボックスです。
シーバスはお持ち帰りサイズの幅が大きいのではどのサイズのクーラーボックスが丁度よいのか迷ってしまいます。
そんなお悩みアングラーがスッキリ釣りに行けるようにシーバス用のクーラーボックスを徹底解説します。
持ち運びに便利で、ちゃんと鮮度を保つクーラーボックスを紹介しますので参考にしてみてください。
シーバスに適したクーラーボックスの特徴
シーバスに適したクーラーボックスの特徴には、横長の形で容量が30L以上あること、保冷力が高いこと、持ち運びに便利であることの三点が挙げられます。
まずはサイズですが、シーバスは60cmぐらいが一番美味しいとされていますの。
60UPのシーバスが入るクーラーボックスは幅50cm以上となり、容量が30L以上となります。
次に保冷力ですが、氷を入れて家まで溶けない保冷力があるとシーバスの鮮度を保つことができ美味しく頂けます。
30L以上のクーラーボックスは重くなりますので、持ち運びに便利な機能がついていると釣りが楽になります。
シーバス釣りでクーラーボックスを使うメリット
新鮮な状態で保存
保冷力が高いクーラーボックスはシーバスを美味しく持って帰ることができます。
ボートシーバスや沖堤防のように長時間滞在する釣りでも、シーバスの鮮度を落とさずに保存しておけるので安心です。
キンキンに冷えたクーラーボックスで氷締めされているシーバスの鮮度はアングラーの特権とも言えます。
飲食物の保存
飲み物やお弁当を携帯する時に入れておくのに便利です。
特に夏場のデイゲームでは、飲み物やお弁当を入れて置くことで腐ることなく飲食することが可能です。
梅雨時期以降は腐りやすい時期になるので、お腹を壊すことなく釣りに集中することができます。
熱中症対策にもなり、保冷剤と一緒にタオルを入れておくと休憩時にリフレッシュできます。
レジャーにも転用可能
シーバスに有効なクーラーボックスは30L以上になるので、容量でいうと500mlのペットボトルを約20本入れることができます。
ここまで大きいサイズになるとレジャーや運動会に持ち込んでも家族の飲食物が充分に入る大きさとなります。
釣りだけでなく家族のために活躍してくれるサイズとなります。
シーバスに適したクーラーボックスの選び方
サイズ
シーバスを美味しく頂くのであれば、30cmから60cmです。
そのサイズのシーバスが入るクーラーボックスのポイントは、内寸が50cmぐらいであることです。
外寸ではなく内寸で考えてください。
50cmの内寸であれば、身を少し曲げてあげるだけで70cmぐらいのシーバスがすっぽり納まります。
外道として太刀魚がかかる場合もありますので、このサイズであれば持って帰ることができます。
ボートシーバスで数を持って帰りたい場合は、もう一回り大きいものを用意すると最適です。
容量
シーバス用のクーラーボックスのおすすめ容量は30L以上のものとなります。
メーカーにより若干規格が変わるのですが、30Lから40Lのサイズが使いやすいものとなります。
内寸が50cmぐらいのものがこのサイズ規格に当てはまります。
ボートシーバスの場合はこれよりも一回り大きい物を用意すると飲み物なども楽々収納できます。
断熱材の種類
真空断熱パネル
一番保冷力が強く断熱効果が高いので、氷が長持ちします。
短所としては、高額であることと軽量性が損なわれることです。
内面六か所に対して、どれくらいの枚数を真空断熱材で覆うかで値段が決まります。
底面だけでも効果は高いので、ご購入の際はスペックを確認してください。
ボートシーンなど移動をしない釣り方であれば、重くなっても平気なので、選ぶ基準として優先順位を上げましょう。
発泡ウレタン
保冷力、重量、価格のバランスに優れたタイプです。
逆を言えば、特に秀でている点がないタイプとなります。
釣り場にいる時間で決めることをおすすめします。
釣り場にいる時間が長く、ランガンもするのであれば、発泡ウレタンタイプは効率が良いのでおすすめです。
一つのクーラーボックスで全ての釣りに対応したいマルチアングラーにはもってこいのタイプです。
価格もそこそこで手が出しやすいものが多く、商品数も多いので選ぶ幅が多いのが特徴です。
発泡スチール
価格が安く、軽量性に優れたタイプです。
ランガンしながらどんどん釣り場を変えるルアーマンにおすすめのタイプとなっています。
短所としては保冷力が低いことです。
一回の釣行にそこまで時間をかけず、数時間の滞在なのであればこちらで充分です。
時間をかけないのであれば、軽量性を重視しランガン性能を上げた方が釣りの効率が上がります。
保冷力の指標
保冷力の目安を数値化しているメーカーがあります。
ダイワ社の「KEEP値」やシマノ社の「ICE値」です。
値が大きくなると保冷力が高くなります。
ダイワ社とシマノ社以外のメーカーではあまり数値化されておらず、統一規格ではないので比較が難しいのですが、判断材料の一つとなるでしょう。
時間換算されているので普段の釣行時間をベースに考えると参考になります。
機能性
キャスター
底面にコロコロがついたクーラーボックスがあります。
岩場などの釣り場によっては邪魔になる機能ですが、舗装された場所ではあると便利な機能です。
30Lのクーラーボックスは空の状態で約5kgあります。
帰りは、そこにシーバスが入るので更に重くなっているはずです。
その重さを持ち運び続けるのは少々面倒なので、キャスター付きで移動効率を上げましょう。
水抜き栓
水抜き栓は、氷を直接入れて冷やす場合や海水を含ませて氷締めをする場合に役に立つ機能です。
水抜き栓があると余計な水分を排水するときに便利です。
水を抜く際に重いクーラーボックスを逆さにしなければいけない手間を減らしてくれます。
またお手入れの際にも役立つ機能となっています。
ただし、水抜き栓がちゃんと閉まっているかを確認しないと水漏れすることがあるので必ず確認してください。
カスタム
ロッドホルダー
クーラーボックス側面に取り付けると非常に便利なのが、ロッドホルダーです。
地面に置くことを回避できるのでリールやロッドを傷付ける心配がありません。
狭い場所でもリグを組むことが簡単になることや、シーバスを取り込んだ後に立てかけておけるので釣りがしやすくなります。
サーフシーバサーの方々には特におすすめしたいカスタムです。
砂浜にリールを直接触れてしまうと不具合の原因となりますので、ロッドホルダーで回避しましょう。
内部トレイ
別売りで内部トレイがあると便利です。
餌を保存する場所や使ったリグを一時保管できる場所として有効に使うことができます。
特にオキアミやキビナゴは保管場所に困る場合があります。
鮮度を保ちつつ、餌の置き場として使えるアイテムなので、一緒に購入していおくことをおすすめします。
シーバスに適したクーラーボックスおすすめ10選
ダイワプロバイザートランクHD II（GU3500）
内寸55cmと中型から大型のシーバスを入れることが可能です。
シッポの方が少し曲げることで70cmクラスのシーバスも楽々収納可能です。
6面が真空断熱パネルのため保冷力は抜群です。
しかし、少し重いのが難点です。
キャスターが付いているので持ち運びには困りません。
どのシーンでも使いやすく機能も充実しているので、ヘビーユーズすることでしょう。
ダイワライトトランクα（03301081）
軽量性に優れたクーラーボックスです。
内寸56cmなので大型シーバスも楽々収納できます。
蓋が取り外しできるのでお手入れの時に非常に便利です。
側面には水抜き栓も付いているので水洗い後にひっくり返す手間を省きます。
餌釣りの方におすすめで、座ることが出来るクーラーボックスとなっています。
シマノスペーザ・ライト35L（NS-E35U）
内寸60cmとランカーシーバスも収納可能な大型クーラーボックスです。
太刀魚も収納可能なサイズとなっているので、ボートシーバスシーンでも運河のランカー狙いの時でも使えるアイテムです。
キャスター付きで楽に持ち運びができるのですが、持ち手のレバーが秀逸です。
大きく持ち上げる必要もない高さに付いているので歩くのが楽で腰を痛める心配がありません。
シマノアイスボックスST（NX-330V）
最大氷保期間が4.5日と保冷力抜群のクーラーボックスです。
内寸は44cmなのでランカーサイズは入りませんが、一番美味しいとされている50cm前後のシーバスがピッタリ入るサイズとなっています。
キャスターは付いていないのでランガン性能には期待できませんが、一箇所拠点を決めての釣りであれば使いやすいものです。
コールマンエクストリームホイールクーラー（2000037236）
内寸72cmの大型クーラーボックスなのでランカーシーバスがすっぽり入ります。
キャスターの車輪が大型なので悪路を歩いても問題ありません。
アウトドアメーカーのキャンプ用のクーラーボックスなので頑丈な安心設計です。
蓋の表面は汚れをふき取るだけで落ちる特殊加工が施されているので、お手入れが簡単です。
FIELDOORノーザンクーラーボックス
ベストアウトドア賞を受賞した経験を持つフィールドドア社のクーラーボックスです。
一つ下の42Lがシーバスを入れるのに丁度良いサイズになりますが、ランガンや大漁時の帰り道のことを考えると少し大きくてもキャスターが付いていると楽になります。
内寸85cmなので安心してランカーシーバスを釣ってください。
伸和ホリデーランドクーラー（33H）
コストパフォーマンスに優れた伸和社のクーラーボックスです。
この価格でキャスター付き、水抜き栓付き、そして軽量と使い勝手は抜群です。
キャスターは小さいので手持ちの方が楽かもしれませんが、帰りはキャスターの力を借りましょう。
保冷時間は短めなので、短時間釣行のアングラーにおすすめです。
MERMONTクーラーボックス
アウトドア専門店であるメルモント社のクーラーボックスです。
48Lで内寸56cmと大型のシーバスも入る大きさとなっています。
クーラーボックスにお金をかけたくない、でもシーバスで美味しい料理を食べたいというわがままアングラーにおすすめです。
保冷時間は短めですが、機能は揃っているので使い勝手は良いアイテムとなっています。
リブウェルホリデーワールド（LC33L）
ショルダーベルトが付いているクーラーボックスです。
ランガンの際にショルダーベルトがあるだけで便利さが大きく変わります。
内寸は約58cmなので、美味しいサイズのシーバスをきっちり持って帰ることができます。
水抜き栓がもう少し大きいと便利、留め具のバックルのプラスチックが外れやすいなどの要望は出ますが、お求めやすい価格なので目を瞑りましょう。
コーナンオリジナルクーラーボックス50L
ホームセンターで有名なコーナン社のクーラーボックスです。
最近ではアウトドアにも力を入れており、専門のショップも立ち上げています。
内寸が約50cmでシーバスにも安心のサイズ感となっています。
キャスターも付いているので色々な場所へ持って行くことが可能です。
蓋面が平らな設計になっているので、メジャーを貼り付けてカスタムしても面白いかもしれません。
まとめ
クーラーボックスは、キャッチ＆イートの釣り人には欠かせないアイテムです。
大きい魚体のシーバスでも持ち帰ることができ、鮮度を保ち美味しく頂く為にも必要なアイテムです。
釣ってよし、食べてよしのシーバスをクーラーボックスを使って存分に楽しみましょう。
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