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最強の雷魚ロッドおすすめ14選!人気な竿を厳選!

雷魚は、国内の淡水域のルアーフィッシュとしては大型の魚で、パワフルなファイトが楽しめるターゲットです。

大きいものでは全長70㎝以上にもなる大型魚なので、ロッドもそれに耐えうるスペックが必要です。

また、釣るフィールドもほかの魚と違うため、軟な竿では釣りにならないことすらあります。

そこで今回は、雷魚用ロッドを選ぶポイントや代用におすすめのロッド、それらを網羅した最強ラインナップでおすすめ商品もご紹介します。

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雷魚ロッドとは

雷魚は、カムルチーやコウタイなど、日本に定着したスネークヘッドの仲間のことで、それらを釣るために開発されたものが雷魚ロッドです。

雷魚は70㎝を超える大型魚であることにくわえ、沼地などカバーの多いポイントに生息するため、その特性に合わせてロッドが設計されています。

具体的には、暴れる雷魚を制御できるようパワーがあり、カバーに引っかかっても引き抜ける高い強度が求められます。

それらの特性も考えると、使うリールはベイトリールが推奨されるため、ロッドもほとんどがベイトロッドとなっています。

他の釣りに使われる竿で代用することも可能ですが、上記した特性を満たすものは少ないので、まずは専用品を選ぶのがベターと言えるでしょう。

雷魚ロッドの選び方

紹介した通り、雷魚釣りは日本で楽しめるルアーフィッシングのなかでも、独特なスタイルの釣り方をします。

このため雷魚ロッド選びもほかの釣りとは考え方が違うので、改めて選び方のポイントを確認しておきましょう。

長さ

雷魚が住むポイントはさまざまで、沼や池など止水域を中心に、流れの緩やかな川や、水路に潜んでいることもあります。

川の本流域や開けた池などで使うのであれば、広範囲探れるよう7~8ft台の長めのロッドがおすすめです。

一方、沼地などでは藪漕ぎが必要になることもあり、障害物を避けてのキャスティングなども考えると、6ft台が適している場合もあります。

沼地においても、地岸際に生える草木を超えてキャスティングする場合は、ある程度長さがある方が扱いやすいでしょう。

ただし長いロッドの場合、暴れる雷魚に振り回されやすいので、大物狙いのアングラーはウェーディングしながら短いものを使うこともあります。

筆者も雷魚用に8ftと6ftの2本ロッドを用意し、フィールドの環境に合わせて使い分けています。

硬さ

雷魚ロッドは総じてパワーを重視した設計になっていて、雷魚専用であればXH(エクストラハード)が基本になっています。

これは雷魚を釣り上げるためというよりは、カバーの際や浮草の上を通す釣りのスタイルから、根掛かりが非常に多いのが理由です。

根掛かりを気にしていると釣りにならないため、カバーに引っかかったときに、そのまま抜けるパワーのあるロッドが必須になります。

また、雷魚に浮草が絡んだまま引き抜くこともあるため、ロッドへ大きな負担がかかることも想定しなければいけません。

水路などでカバーの少ないポイントならミディアム程度も使えますが、暴れるとかなり振り回されますし、魚への負担も大きいです。

また、ラインも太いものを使い、ドラグも締めてやり取りするので、軟なロッドでは折れてしまうリスクもあります。

魚のことはもちろん、ロッド破損時のリスクも考えると、十分なパワーのあるロッドは、雷魚釣りに必須とも言えますね。

継数(ピース)

かつては強度の問題から、継ぎ数が少ないものが推奨されていましたが、最近は技術の発展に伴い、継ぎ数が多くても十分な強度が確保されています。

もちろん携帯性は継ぎ数が多い方が優れているので、専用品から選ぶのであれば、仕舞寸も重視して選ぶといいでしょう。

最近では3ピースなどモバイルロッドタイプの雷魚ロッドもあるので、自転車で釣りに行く場合や、公共交通機関での釣行におすすめです。

ただし、これはあくまで雷魚用に設計されたロッドにおいての話で、代用品を使う場合は注意が必要です。

ロッドパワー自体が同じでも、想定される負荷はターゲットによって違うため、雷魚用として考えると強度に劣るものもあるので注意しましょう。

メーカー

雷魚釣りは少しマイナーなジャンルであるため、メーカーも専用品として販売しているものは少ないのが現状です。

SHIMANOやAbu Garuciaは、怪魚ロッドなどで雷魚に使用できるロッドがありますが、現状では雷魚専用設計のロッドはありません。

もちろん怪魚ロッドも雷魚におすすめですが、雷魚専用に購入する場合は、スペックをよくチェックして購入すると失敗しにくいです。

ただ、初心者の方で雷魚釣りに挑戦したい方は、まだ細かなスペックから使い勝手が想像できないこともあるかと思います。

その場合は、バレーヒル、tailwalk、メジャークラフト、スミス、天龍など、雷魚専用モデルを販売しているメーカーから探すと選びやすいでしょう。

価格帯

雷魚専用として販売されているロッドは、比較的価格帯が高めな傾向にあり、二万円前後からのラインナップになっています。

価格でロッドを選ぶときにチェックしたいのが、ロッドの重量です。

高いロッドは強度がある上に軽めの設計になっているものが多く、もちろんロッドが軽ければ釣りの快適性にも繋がります。

雷魚専用品で言えば、値段によって強度が劣ることはないので、心配しなくていいでしょう。

また、携帯性を重視したモバイルロッドも、価格が高めの傾向にあります。

なお、代用品を選ぶことで価格を抑えることも可能ですが、その分使い勝手には目をつぶらなければいけない部分もあります。

最強の雷魚ロッドおすすめ14選

上記したポイントを踏まえて、雷魚用ロッドのおすすめ商品を厳選してご紹介します。

怪魚ロッドなども含め、考えうる最強ラインナップになっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

tailwalkスネーキー(C76XH)

ヒシやハス、アシなどが生えた、雷魚釣りのメインフィールドに対応するために設計されたバーサタイルモデルです。

破断強度を重視した設計で、トルクフルな使い方にも対応しながら、キャスタビリティもよく、バランス型の設計になっています。

扱いやすさも抜群なので、雷魚釣りデビューの最初の一本としてもおすすめのモデルです。

tailwalkナマゾン(C58MH)

扱いやすさと、雷魚を含めた国内の大型魚に最適なセッティングが魅力のモデルです。

ロッドパワーこそMHで、雷魚用としては柔らかめの設計ですが、バットジョイントで操作性もよく、強度的にもスペック以上の安心感があります。

シーズンに合わせて、ナマズ釣りなどほかの大型魚に挑戦したい方にもおすすめです。

tailwalkナマゾン G-MODEL(C70H/G)

雷魚釣りでは、主にバーブレスフックを使用します。

バーブレスだとどうしてもバラシが多くなり、硬いロッドだとなおさら技術が必要です。

ナマゾンG-MODELはパワーがありながら、グラスコンポジットで粘りがあるので、テンションをかけたまま引き寄せることができます。

どうしてもバラシが多い方や、初心者の方にもおすすめのモデルです。

バレーヒルGUN2ゼロ・スネイクヘッドスペシャル ヘヴィエストリフター(GGZ-77XX-K)

強靭な設計が前提の雷魚ロッドのなかでも、とくにパワーにこだわり設計されたモデルです。

その名の通り重い雷魚も引っこ抜けるパワーを有し、カバーから雷魚を引きずり上げるときも安心感があります。

硬さがあり、長さも7.7ftと長めな設計になっていて、ロッド重量も400gとモンスター級なので、体力に自信がある方におすすめのモデルです。

バレーヒルGUN2ゼロ・スネイクヘッドスペシャル アルティメットシューター(GGZ-82XH)

近年雷魚の生息地は減っていて、大型河川などを狙うことも増え、遠投性能が欲しいシーンも増えてきました。

遠投での釣りを重視したアルティメットシューターは、そんなシーンでこそ心強いモデルです。

グラファイトブランクスとロンググリップが、離れたポイントでかかった雷魚でも確実フッキングし、引き寄せることを可能にしています。

バレーヒルローディーラーエクストリームエディション The CrossOf Thorn(REX703-HHX-T)

ローディーラーエクストリームエディションは、各モデルに特別なスペックを付与した専門性の高いモデルです。

The CrossOf Thornは7.3ftとやや長めでありながら、携帯性にこだわったトラベルモデルで、十分なパワーも兼ね備えています。

小旅行も辞さず、どこへでも雷魚を狙いに行きたい方にピッタリです。

スミスマグナムハスキー NEX(MHN-77XH)

根掛かり必至の複合カバーでの使用を前提としたパワーがありながら、テクニカルな設計も光るモデルです。

雷魚ロッドのスタンダードモデルを目指し、パワーのみならず操作性も高く、粘りのある扱いやすいセッティングに仕上がっています。

雷魚ロッドらしさを重視したデザインも目を引くので、所有欲も満たしてくれる一本です。

ティムコヴァジュラロッド Hooking Special(VJ-75CMH J)

最先端技術をつぎ込み、最高のタックルを目指すべく開発された雷魚ロッドです。

パワーラックスという素材をブランクに用いたことで、トルクフルな扱いに耐えながら、7.5ftで215gという軽量設計を実現しています。

その特性を生かし、甘噛みでもアワセられる、フッキング重視のテクニカルな一面も魅力的です。

天龍MIZUCHI(MZ76MH)

MIZUCHIは定番の雷魚用ロッドで、無骨なデザインと堅牢さが魅力の人気モデルです。

三機種あるMIZUCHIの中でも、MZ76MHはバランスが良く、適度な弾性があるので、視界の悪いエリアでアワセが遅れても対応できる柔軟性があります。

筆者もデザインに惚れ込んで手にしたモデルですが、それすら忘れさせる堅実な作りも魅力のおすすめモデルです。

ひしもチャドーゴースト(CDG7.0)

比較的マイナーメーカーながら、アングラーから根強い信頼を得ている雷魚ロッドです。

現在の雷魚釣りを取り巻く環境を踏まえ、軽く、強く、しなやかな使い心地を重視し、3ピースで携帯性にも配慮しています。

CDG7.0はしなりを生かしたキャスティングが可能で、ほかのルアーフィッシングから転向してきた方も扱いやすいでしょう。

メジャークラフトセルヴァ SNAKEHEAD BAIT(SVC-71H/SNK)

雷魚用ロッドとしては比較的低価格ながら、さすが専用設計と言えるこだわりの感じられるロッドです。

トルクフルなやり取りも容易にできる中弾性カーボンを採用し、フロッグの操作性も重視した設計で、納得のスペックを有しています。

ショートレングスのSVC-71H/SNKであれば、その特性をより活かしやすいでしょう。

ダイワブラックレーベルXP(72LH)

ダイワが誇る最高峰のバスロッド、ブラックレーベルの雷魚・怪魚対応モデルです。

雷魚ロッドに求められるスペックを満たしながら、長年の研究開発で培った技術により、3ピース化しながら軽量化にも成功しています。

ガイドセッティングにより、PEライン使用時のトラブルを軽減するなど、細かな配慮にもダイワらしさが感じ取れますね。

シマノワールドシャウラ(1785RS-2)

SHIMANO最高峰のルアーロッドとも評されるのが、ワールドシャウラです。

世界の名だたる大型魚をターゲットにした怪魚ロッドでもあり、ラインナップも豊富で、日本の雷魚にベストマッチするモデルもあります。

ワールドシャウラはパワーを番手で表記していますが、本格的に雷魚釣りに挑戦するのであれば5番がおすすめです。

Abu Garciaワールドモンスター(WMCC-654M MGS)

かつて筆者の相棒だった怪魚ロッドで、とくに携帯性を重視したい方におすすめのモデルです。

WMCC-654M MGSはミディアムパワーながら、継ぎ数が多いこともありしっかりコシがあるので、雷魚釣りも快適に行えました。

飛行機にも持ち込める仕舞寸なので、日本各地の雷魚に挑戦したい方にもおすすめです。

雷魚釣りに代用できるロッド

専用ロッドは雷魚釣りに特化したロッドですが、代用品でもスペックが十分であれば使うことができます。

代用品は価格を抑える選択肢にもなるので、どんなものが代用しやすいかチェックしてみましょう。

バスロッド

バスロッドは雷魚釣り用によく使われていて、バス釣りの外道で雷魚が釣れたことで、そのタックルで雷魚釣りを始めたという方もいるでしょう。

ただし、バスロッドの中に雷魚釣りに使えるものがあるのは事実ですが、どれでも使えるというわけではないので注意が必要です。

例えばヘビーカバーを打つなら、ヘビーバーサタイル用のロッドなど、十分なパワーがあることが前提になります。

また、スピニングリールだとパワーが足りないので、ベイトロッドから選ぶ必要もあります。

この条件を満たすものだとそれなりの価格になるので、雷魚専用に用意するなら雷魚ロッドから選ぶのがおすすめです。

タコ釣り用ロッド

タコ釣り用の竿は雷魚釣りにも非常に適していて、一昔前の雷魚釣りにはタコ釣り用の竿を使う方も多かったほどです。

タコ釣りは、岩場などに張り付いたタコを引きはがすために、かなり硬い設計になっていて、ベイトリールをメインに使います。

これは雷魚釣りのロッドに求められる特性とマッチしています。

キャスティングを前提にしていないので、振り心地こそ雷魚ロッドに劣りますが、強度面では十分雷魚に使えると言っていいでしょう。

筆者もタコ釣りタックルで雷魚釣りを始めましたが、雷魚とのやり取りはもちろん、カバーから引き抜くときも不安なく使えました。

デザインは少し気になりますが、予算を押さえて雷魚釣りに挑戦したいなら、タコ釣り竿はおすすめの選択肢です。

ナマズ用ロッド

ナマズは雷魚と生息域が似ていて、大型になる淡水の魚です。

つまり使用するフィールドも似ていて、パワーもある設計になっているため、雷魚に使用できるものが多く、ナマズ雷魚兼用モデルもあるほどです。

注意したいのが、マナマズを前提にしたナマズ用ロッドと雷魚用ロッドには、ティップの柔らかさに違いがあることです。

マナマズは捕食が下手なことで有名で、それに対応するためにティップを柔らかくして、バイトをはじきにくくした設計のものがあります。

この設計は雷魚釣りではデメリットになるため、雷魚にも使うのであれば、ティップが柔らかいものは選ばない方が無難でしょう。

まとめ

雷魚は身近に潜む大型魚で、そのパワフルさに耐え、使いやすいロッド選びが重要です。

価格はやや高めになりますが、代用品に勝るメリットや安心感もあるので、本気で雷魚に挑むなら、ぜひ雷魚ロッドで挑戦してみてくださいね。

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