沖縄や本州南端で狙うことができる大人気のルアーターゲットとして知られるタマンは、磯のダンプカーとも呼ばれトルクのある引きが特徴です。
様々なルアーで狙うことができ、使う場所に合わせてルアーを選択することで釣果を伸ばすことが可能です。
今回はタマンにおすすめのルアーの選び方やおすすめを紹介していきます。
タマンのルアー釣りの特徴!夜も釣れる?
タマンは沖縄などの温かい海域に生息しており、獰猛な性格をしているため様々な形状のルアーで狙うことができます。
専用ルアーはありませんが、シーバスルアーやスプーンなどを使用して狙います。
タマンは日中はリーフの外側に潜んでおり、ベイトの群れを見つけるとリーフ際やリーフ上に追い込んで捕食します。
水深が浅い場所に追い込まれたベイトのようにルアーを引いてくると、より釣果に繋がりやすいでしょう。
またタマンは夜行性でもあり、夜には足元の水深が浅い場所でも狙うことができるためルアーだけではなく、餌釣りでも狙うことができます。
同じサイズの真鯛と比べると、タマンの方が3倍以上引きが強いと聞くため、一度は釣ってみたい憧れの魚としても人気があります。
タマンをルアーで狙うメリット
広範囲を探れる
タマンをルアーで狙う最大のメリットは広範囲を探れることです。
ルアーフィッシングで重要なのは飛距離で、重心移動が入ったルアーなどは広範囲に探ることができ、リーフの切れ目や磯際など素早くサーチすることができます。
スピーディーにサーチできるルアー釣りはタマンを狙う上で非常に効率的な釣り方です。
ベイトフィッシュライク
タマンは甲殻類や小魚を捕食するためルアーへの反応が良い特徴があります。
ルアーはその時のベイトに合わせることで効果を発揮するため、餌釣りよりも適材適所に対応することができるメリットがあります。
マッチザベイトはタマン釣りにおいても重要で、様々な形状や色を変えることができるルアーフィッシングはタマン釣りに向いています。
様々な魚を狙える
タマンが良く釣れるリーフはタマン以外のフィッシュイーターも数多く生息しています。
沖縄ではリーフフィッシングが有名で、タマン以外にもミーバイと呼ばれるハタ類の魚や強烈な引きが特徴のカスミアジなどを狙うことができます。
魚の反応が多いためルアーフィッシングを最大限に楽しむことができるのもルアーを使用するメリットの1つです。
タマンをルアーで狙うデメリット
根掛かりが多い
リーフや磯、ゴロタ岩からタマンを狙うことが多くあります。
その際に気を付けなければならないのが根掛かりです。
特にリーフはサンゴ礁でできているためフックが引っ掛かりやすく根掛かりが多いデメリットがあります。
特にルアー釣りはレンジが入りすぎるとすぐに根掛かりしてしまうため水深に合わせたルアー選びが重要です。
フックを伸ばされる
タマンは磯のダンプカーと呼ばれ、トルクのある強烈な引きが特徴です。
シーバスルアーなどをタマン狙いで使用することが多くありますが、フックの強度が足りずに伸ばされてしまう場合があります。
純正のフックそのままでは簡単に伸ばされてしまうため、シングルフックや、1番手大きなフックに変える必要があります。
タマン用ルアーの選び方
種類
タマンを狙う際に使用するルアーは様々な物があり、それぞれ場所や状況に合わせて使用することが重要です。
ミノー
フィッシュイーターを狙うのに欠かせないのがミノーです。
タマンにも効果的であり、リップで水を噛むことでアクションするミノーは必須です。
リーフ帯でタマンを狙うことが多いため、潜りすぎる物は根掛かりするリスクが高いことから、なるべくショートリップのミノーを使用しましょう。
サーチルアーとして使用することが多く、広く探る際に使用します。
シンペン
シンペンもタマンには効果的で、ミノーほど泳ぎは激しくないためナチュラルに誘う際に効果的です。
フラフラと泳ぐシンペンは巻くのを止めると沈んでしまうため根掛かりに注意して使用しましょう。
またナイトゲームでの実績も高く、シャロ―をフラフラと泳ぐベイトを演出するとよく釣れます。
リーフの切れ目などタマンが潜んでいるであろうポイントで使用するとバイトを誘発することができます。
トップウォーター
小魚が追われている際に効果的なトップウォーターは、タマンを狙う際にも使用します。
ポッパーやペンシルが該当し、水面を割るようにバイトしてくる姿が丸見えで使っていて楽しいルアーです。
タマンを狙うリーフでは根掛かりが多いため、トップウォータールアーは非常に扱いやすいです。
スプーン
スプーンも沖縄でタマンを狙う際にはよく使用されます。
特にシングルフックのスプーンは根掛かりが少ないためリーフでの釣りに適しています。
キラキラとフラッシングしながら誘うことができるため広範囲にアピールすることができる特徴があり、デイゲームでは必須のルアーです。
リーフの切れ目でリフト&フォールもかなり効果的で、タマンだけではなくミーバイなどの根魚も良く釣れます。
ワーム
ジグヘッドと合わせて使用するワームはタマンだけではなく様々な魚の反応が多いため持っておくと安心です。
ワームならではのナチュラルな波動はベイトフィッシュに近いためハードルアーに反応がないときでも魚のバイトを誘い出すことができます。
大きさ
ルアーのサイズはタマンを釣る上で非常に重要で、小魚を追って捕食するため10㎝程度のルアーがタマン釣りに適しています。
タマンは口がそれほど大きくないため、大きすぎるルアーはうまく針が掛からない場合があります。
逆に小さすぎるルアーはフック強度が足りず、タマン相手には歯が立たない場合があるため、10㎝程度のルアーがおすすめです。
フック
タマンはトルクのある引きが特徴のためフックが伸びやすく、ルアーについている純正フックでは強度が足りない場合があります。
また沖縄ではリーフでの釣りがメインとなるため、トレブルフックは根掛かりしやすいことからシングルフックに交換して使用すると良いでしょう。
フックの交換によってルアーの動きに影響がある場合があるため、事前にスイムチェックして調整するとより釣果に繋がります。
タマン用ルアーおすすめ10選
まとめ
タマンはルアーに好反応を示すため様々な形状のルアーを使用して狙うことができます。
特にリーフでの釣りはルアーレンジが非常に重要となるため、水深に合わせたルアー選択が重要となります。
今回紹介したルアーを使用してタマン釣りを楽しんでみてください。
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