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キハダマグロ用キャスティングロッドおすすめ10選!長さ等の選び方も!

オフショアビッグゲームの中でも特に人気のあるキハダマグロキャスティングゲーム。

日本国内で狙うゲームフィッシュの中では最大クラスのサイズの魚で、トップウォータープラグにバイトしてくる瞬間は他の釣りとは比較にならない興奮があります。

また大都市から車で2時間程度のエリアでも狙うことが出来る手軽さも人気の理由の一つと言えるのではないでしょうか。

ここではそんなキハダマグロキャスティングゲームの中でも、用途に特化したおすすめと長さ等の選び方もご紹介していきます。

タップできる目次

キハダマグロをキャスティングロッドで狙うメリット

圧倒的なド迫力

キハダマグロをキャスティングゲームで狙う最大の魅力は何と言っても迫力あるバイトシーンやナブラにあると言えるのではないでしょうか。

ベイトフィッシュを追いかけ海面を割って魚体が見えるシーンやトップウォータープラグに強烈にアタックしてくるシーンは他の釣りやジギング等では味わう事が出来ず、正に唯一無二の体験と言えます。

この魅力に取り憑かれ、毎年の様に多くのアングラーがフィールドに足を運んでいます。

ロッドの長さを活かしたファイト

6ft前後のジギングロッドとは異なり、キャスティングロッドは8ft前後の長さが多く、よりロッドの性能を活かしたファイトが楽しめます。

正直、短いジギングロッドでのファイトの方が楽ではありますが、ロングロッドをしっかりと曲げ込んでやり取りする楽しさはキャスティングロッドならではのものと言えるのではないでしょうか。

大型サイズが狙い易い

次ぎにこれはあくまで感覚ですが、どのサイズがヒットするかわからないジギングと比較すると、キャスティングでキハダマグロを狙った方が大型サイズが釣れることが多いです。

近年、温暖化の影響により日本近海でも80㎏クラスの超大型サイズも釣れることも珍しく無く、より大型サイズを狙いたい方はキャスティングゲームで狙う事をおすすめします。

目でみてルアーを操作できる

従来、キハダマグロキャスティングゲームと言えば、ナブラ撃ちがメインの釣りでした。

しかし近年のメソッドの多様化により、ナブラが目視出来ない状態でトップウォータープラグで誘う「誘い出し」と言うメソッドが確立され、ジギングゲームでは難しい目視で見ながらルアーを操作することが出来ます。

これによりルアーの動かし方でキハダマグロへのアピールを変えたりでき、更に幅広い楽しみ方が出来る様になりました。

キハダマグロ用キャスティングロッドの選び方

ロッドの全長

キハダマグロキャスティングゲームでのロッドを選ぶ場合、狙うサイズや状況にも依りますが、基本的に8ft前後の長さが一般的に選ばれています。

しかし個人個人の身長やキャストスタイルによって好みの長さの物を選んでも問題ありません。

実際、超大型サイズのキハダマグロをキャスティングゲームで狙う場合は、7.5ft程の少し短めのロッドの方が長時間のファイト時に釣り人への負担が少なく、キャッチ率も上がる傾向にあります。

狙うサイズやよく行くエリアの状況、好みによって使い分けて下さい。

硬さ、パワー

キハダマグロは大型サイズとなると100㎏クラスに成長する個体もいる為、当然ロッドのパワー、硬さをそれに対応できるものが必要です。

ここで難しいのがロッドのパワー、硬さの選び方です。

マグロ系の魚の場合、釣れているサイズの幅が広く、例えば20~60㎏クラスのサイズが回遊している場合、20㎏のサイズに合わせたタックルセッティングでは60㎏クラスのサイズはキャッチが難しくなるなります。

この場合は、状況に合わせて数タックル持ち込むことをおすすめしますが、上記の状況の場合は最大サイズに標準を合わせて下さい。

またアグロキャスティングロッドは具体的な硬さ表記が無いロッドも多いです。

あくまで一例になりますが、30㎏までのサイズであればロッドのドラグ許容値:~10㎏までの物を、それ以上の場合は15㎏までドラグが掛けられるパワーのものがおすすめです。

グリップの長さ

近年、ファイトスタイルの確立によりロッドを立ててファイトするスタイルが主流になってきています。

特に大型個体の場合は、30分以上の長時間ファイトになることも珍しく無く、ロッドを立てたファイトを行うと比較的楽にファイトできます。

その為、ギンバルの位置も従来よりも下がる影響で、グリップの長いロッドの方が圧倒的に楽にファイトでき、同じ時間ファイトしても疲労感が全く異なってきます。

大型サイズを目指す方はグリップが長めのロッドをおすすめします。

ロッドを立てたファイトの可否

上記のグリップの長さの項目でもお伝えしましたが、大型サイズとのファイト中はロッドを立てるファイトが楽ではありますが、全てのロッドが立てることが出来る程、粘りがある訳ではありません。

どこを見れば立ることが出来るロッドかはスペックではわからない部分がありますが、ロッドを立てる前提で設計されたロッドの中にはドラグ許容値の表記と合わせてロッドを立てられる角度の記載があるものもありますので、確認してみて下さい。

回遊している最大サイズに合わせる

マグロ類を狙うロッドを選ぶにあたって難しいのがターゲットのサイズを明確にすることです。

ブリ等の青物の場合、大体回遊しているサイズは決まっていますが、キハダマグロの場合、時に10㎏に満たない小型から50㎏を優に超える大型まで同じ海域を回遊していることも珍しくありません。

具体的な釣行を考えている方は、そのシーズンに釣れてる最大サイズを想定してロッドを選ぶことをおすすめします。

小型用のタックルを持ち込んだら、超大型しか跳ねなかったとなれば一生後悔しますので、この点は注意して下さい。

キハダマグロ用キャスティングロッドおすすめ10選

メジャークラフトジャイアントキリング(GXC-86TUNA)

ロッドメーカーのメジャークラフトが販売するオフショア専用シリーズのキャスティングモデルです。

大型のキハダマグロにも対応可能な強靭なバットと粘り強さは充分で、初心者の方にも比較的手に入れ易い価格帯は入門ロッドとしては最適な一本と言えます。

ロッドを立てるファイトはあまり向いていませんが、通常のファイトを行うのであれば全く問題無く使用できます。

予算が限られている方は、高級ロッドを一本買うよりミドルクラスのロッドを2本用意した方が良いケースも多いです。

パームスシーラプチャー(STGS-78MH)

パームスが販売するオフショア向けモデルで、ミドルクラスの価格帯ながらスペックは高く、信頼できる一本です。

ナノカーボン採用による脅威の粘りとリフト力は中々修逸で、これ一本で、30㎏クラスまでのキハダマグロはもちろん、ヒラマサキャスティングゲームやブリトップ等幅広く活躍します。

レングスも7.8ftと丁度良い為、キハダマグロキャスティングゲーム初心者の方には最もおすすめ出来るロッドです。

テイルウォークスプリントスティック(771HH)

ロッドメーカーのテイルウォークが販売するオフショアキャスティングロッドで低弾性カーボンを採用している為、無理に魚と引っ張り合いをせずに、ロッドの曲がりを生かしてファイト出来る為、長時間ファイトに強いです。

テイルウォークのロッドはクセのないロッドが多く、最初の一本に選んでも間違いありません。

テンリュウスパイク(SK802-MHH(Tuna))

国内製造のロッドメーカーのテンリュウが販売するオフショアキャスティングモデルで張りのあるブランクスとリフト力のあるパワーは使用していて非常に使い易いです。

また本モデルはグリップも長く、粘りもある為、低い位置にギンバルを装着するロッドを立てたファイトも可能で、本格的な作りになっています。

PE5号クラスのラインで狙う40㎏サイズまでのキハダがドンピシャです。

ダイワソルティガC(75-5)

ダイワの中でも言わずと知れたオフショアブランドの最高峰のモデルです。

7.5ftと少々短いレングスにより、ヒットしてからの取り回しもし易く、乗合いの同中でのアンダーハンドキャストもしやすのが特徴です。

ロッドの性能としては、よく曲がりいなしながらもリフトしてくるダイワのロッドの特徴がしっかりと味わえる為、上級者にもおすすめ出来ます。

また体力に自信の無い方や女性の方にも最適な一本と言えます。

シマノグラップラータイプC(S82H)

シマノのオフショアキャスティングモデルの中でも中間価格帯に位置するモデルで、独自のブランク技術の「スパイラルX」や「ハイパワーX」の搭載により高い復元力とクセの無い操作感が売りです。

PE6号クラスまでのラインを使用した60㎏までのキハダマグロを狙う際にピッタリで、小型プラグかた大型ポッパーまで幅広いルアーを投げることが出来ます。

シマノオシアプラッガー フルスロットル(S82MH)

シマノのオフショアキャスティングロッドの中でもハイクラスに位置するモデルで、高反発なブランクスはパワーファイトが得意な方に最適な一本となり、体力に自信のある方や、より魚とのファイトをダイレクトに感じたい方におすすめです。

中でもこのモデルはパワーがありながらもしっかりと曲がり、PE6号までのラインを使用したキハダマグロや超大型狙いのヒラマサキャスティングゲームに最適です。

ヤマガブランクスブルースナイパー(81/6ブラッキー)

高品質なロッドが多いヤマガブランクスが販売するオフショアキャスティングモデルです。

パワーファイトと言うよりはヤマガブランクスのロッドの特徴である「曲げて獲る」を感じ易い設計で、長時間のファイトになりがちなキハダマグロキャスティングゲームには最適です。

このモデルは充分に粘りも効く為、ロッドを立てたファイトが可能ですが、多少持ち重り感を感じることがあります。

リップルフィッシャーアクイラ(MLT82-3/6)

ヤマガブランクスの姉妹メーカーであるリップルフィッシャーが販売するロッドでキハダマグロが極小ベイトを捕食している状況で、小型ルアーを遠投しなければならないにも関わらず、魚のサイズが大きいなどのありがちなシーンに特に強いロッドです。

3番クラスの繊細なティップを持ちながら、6番クラスの強靭なバットパワーはキャストが決まればより遠くにルアーを飛ばすことが出来、かつファイト時は無理に喧嘩しないファイトでファイト時間を短くすることが出来ます。

最初の一本としては、慣れるまでに時間が掛かるかも知れませんが、慣れればより幅を持ったアプローチが出来る様になり、ヒット率も上がるので上級者におすすめです。

シービーワンアンインフィニティ(83/12)

オフショアゲーム専門メーカーのシービーワンが販売するロッドで、どちらかと言うと張りがあり、パワーファイトに向いているロッドです。

曲げているだけでしっかりと魚を浮かせてくれる脅威のリフト力は圧巻で、大型のヒラマサや30㎏クラスまでのキハダマグロと相性が良いです。

ガイドも大きい為、キャスとフィールも良く、ライントラブルが少なくなるのもこのロッドの特徴の一つです。

まとめ

キハダマグロとのファイトはサイズにも依りますが、最低でも10分以上かかることが多く、キャストフィール以外にもファイトに重点を置いてロッドを選ぶ必要があります。

釣ったことがないとあまり想像できないかも知れませんが、最初はご自身の他の魚(できれば中型以上の青物)とのファイトスタイルを参考にしてロッドを選んでみて下さい。

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