今年も暑い夏がやってきました。
釣りをしている最中も熱中症や脱水症状に気を付けなければいけません。
しかし、せっかく持ってきた飲み物がぬるくなったり、釣れた魚の鮮度の落ちが早かったりするなど、バッカンやバケツでは解決できない問題が多々あります。
そこで活躍するのがクーラーボックスです。
しかし、一口にクーラーボックスといっても種類やサイズが豊富でどれがいいのかわからない、自分で調べてもいいけどそんな時間がない、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は堤防釣りにおすすめクーラーボックスを10種類ご紹介します。
堤防釣りにクーラーボックスは必要?いらない?
はっきりといいますと、何回も釣りをしていくうちに必要性を感じるようになります。
なかには絶対に必要ないと言い張るかたもいらっしゃいますが、それは真夏に釣りをしない人か、あまり魚が釣れない人だといってもいいでしょう。
想像してみてください、釣り開始10分で50センチ越えの青物がかかったとしましょう。
しかし、クーラーボックスがないとバッカンやバケツに海水を汲んでそこに魚を入れておくしかありません。
当然のことながら真夏の炎天下では海水はすぐにぬるくなり、魚も傷みます。
しかし、まだ大物があなたの前を大群で泳いでいる可能性がある。
こんな時に家に帰ってなどいられませんよね。
クーラーボックスの必要性を釣りに行かなくても感じませんか?
堤防釣りにクーラーボックスを持っていくメリット
メリット
一番のメリットは保冷ができ、様々なものを冷やせることです。
当たり前のことですが、堤防に冷蔵庫はありません。
また、釣り場によっては堤防の先端から駐車場まで1キロ以上もある場所もあります。
クーラーボックスを持って行けば、わざわざ自動販売機やコンビニまで冷たい飲み物を買いに行く必要がなくなり、釣れた魚も新鮮なうちに持ち帰ることが出来ます。
他にも釣りえさや釣り具を収納することも出来ますし、釣りだけでなくキャンプやバーベキュー、子供の運動会などでも使用することが出来るので何かと使用頻度が高いです。
デメリット
一番のデメリットはその大きさと重さにあるでしょう。
特に夏の暑い日に、大きくて重いクーラーボックスを担いで釣り場に向かうことは、体力も気力も必要になります。
しかし、そこは知恵の絞りどころ。
最近では重い物を持ち運ぶために作られた折りたたみ式の台車やクーラーボックス自体にローラーが付いている製品もあります。
そのため、クーラーボックスを持って行くか行かないかではなく、いかに楽をして持ち運ぶかを考えることも大切です。
堤防釣りに最適なクーラーボックスの選び方
大きさ(サイズ)
基本的には対象魚のアベレージサイズより、少し大きめのサイズがおすすめです。
理由としては、クーラーボックスを使う際は必ず氷を入れますし、大物が釣れたときにも対応できます。
また、飲み物やエサなども保冷することが出来るので内容量に余裕を持った方が良いでしょう。
ですが、車を横付けできるような釣り場であれば大きいことに超したことはありません。
しかし、釣り場まで歩いて移動しなければいけない場合は、その釣りに適した大きさのクーラーボックスを購入することで持ち運びも楽になり、便利です。
保冷力や保冷時間
最近では板状の氷を72時間放置しても完全に氷が溶けないという製品も登場しています。
また、車のシガーソケットから電力を供給することで温度設定が出来る製品もあります。
自分の釣行スタイルや釣行時間に適した製品を選びましょう。
クーラーボックスの保冷力を知るための一つの基準として素材が挙げられます。
おすすめは内装に発泡ウレタンや真空断熱パネルが使われている製品です。
便利機能
シマノやダイワのクーラーボックスはロッドホルダーが付属している物や取り付けが出来るように考慮されている製品があります。
大切なリールやロッドを地面に直置きしたくないという方や、タックルを複数持って行きたいという方は釣り具メーカーから販売されている製品を選びましょう。
他にもクーラーボックスの底部に水抜き栓が付いているものやフタ自体を本体と分けることが出来る製品もあるので購入する際は製品情報をよく見て選びましょう。
また、基本的にクーラーボックスは頑丈に作られているので椅子としても使えます。
堤防釣りのクーラーボックスおすすめ10選
ダイワクーラーボックス クールライン 8リットル
容量は少ないモデルですが、収納ボックス、竿立て、シンカーホルダーなど付属品が充実しています。
また、本体と収納ボックスを一体化して持ち運べるので汎用性も高いです。
大型魚の釣行には向いていませんが、小物釣りや投げ釣りに最適な製品です。
ダイワクーラーボックス ミニクール
小型魚専用のクーラーボックスです。
カラーバリエーションが豊富で小型といっても一番小さい8.5リットルの型番で500mlペットボトルが6本も入ります。
また、エアーポンプのホースを通す穴も開いており、アジやサバなどの小型魚を生かしておくこともできます。
ダイワクーラーボックス クールラインa
中型のクーラーボックスになります。
こちらの製品もロッドホルダーと仕切り板を移動できるポケットが付属しています。
水抜き栓も付いているので、あと片付けも楽です。
保冷力を優先するのであれば真空パネル、ウレタンが使われているSUを選びましょう。
ダイワクーラーボックス プロバイザートランクHDⅡ3500
中型のクーラーボックスになります。
頑丈さが売りでローラーも付いているため、じっくり待つ釣りをする人におすすめです。
また、フタも取り外すことができ、水抜き栓も付いているためお手入れも簡単です。
こちらの製品は型番によって値段と保冷力、カラーも変わるので購入する際は注意してください。
ダイワクーラーボックス ライトトランクa
大型魚を入れるのに適している製品です。
ロッドホルダーや竿立てなどはついておらず、すっきりとした見た目のクーラーボックスです。
耐久性はもちろん、保冷力も申し分ありません。
真空パネルや発泡ウレタン、スチロールなど内装の素材を選ぶことができるため自分のニーズにあった保冷力のものを選びましょう。
シマノクーラーボックス フィクセルライトゲームスペシャル2
アジングやメバリングなど小物釣りにおすすめのクーラーボックスです。
ロッドホルダーや小物入れも付属しています。
冷気を逃がさずに魚だけを入れるための小口フタが付いているので、生きエサを調達する時にも活躍します。
シマノクーラーボックス ホリデークール
コストパフォーマンスを優先したい方や釣り以外でもクーラーボックスを使いたいという方におすすめの製品です。
釣りに特化した付属品は一切付いておらず、デザインも非常にシンプルな物になっています。
また、シマノ製品のクーラーボックスの中では値段もリーズナブルです。
シマノフィクセルサーフ キススペシャル
主に堤防からの投げ釣りをする方におすすめの製品になります。
竿立てやシンカーホルダー、サイドボックスなど装備が充実しています。
また、椅子としても使用できるため、これ一つあれば様々な釣行に対応することができます。
しかし、容量が9リットルか12リットルからしか選べないため、少し小ささを感じるかもしれません。
Kaitou車載冷蔵冷凍庫
車を横付けすることができる釣り場でおすすめの製品です。
シガーソケットから給電することにより、冷蔵や冷凍、温度設定ができます。
また、USBの差し込み口もついているため、スマホの充電などもできます。
バッテリーを付属させることや保温機能もついている型番があるので自分のニーズに合ったものを選びましょう。
コールマンホイールクーラー
キャンプ用品でおなじみのコールマンから販売されている製品です。
特徴はクーラー本体に付属しているローラーです。
持ち運びに便利ですし、本体容量が56Lもあるので小物や釣り具なども入れることもできます。
また、値段も8000円弱とコストパフォーマンスに優れた製品となっています。
しかし、横長の形をしていないため大型魚入れる場合は、ほかの製品を選んだほうがよさそうです。
まとめ
クーラーといっても様々な種類があります。
まずはどういった釣りをするのか、どのような機能を重視するのかをはっきりとさせることで製品を探しやすくなります。
おすすめはダイワやシマノなどの大手釣り具メーカーですが、最近では他社製品でもユニークなクーラーボックスが販売されています。
夏本番のこれから、熱中症や脱水症状対策もかねて、クーラーボックスの新調、購入を考えてみませんか?
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