トンジギはトンボの様な胸鰭を持つトンボマグロを相手に楽しむ、人気の高いオフショアゲームです。
トンボマグロの引きは非常に強く、がっちりとしたタックルで挑む必要がありますが、重要なポイントとなるのがPEラインです。
PEラインは価格帯が幅広いため性能も様々で、トンジギに適したPEラインを選ばないと簡単にラインを切られてしまう事もあります。
太さや強度の選び方に加えて、トンジギでおすすめのPEラインも8個ご紹介しますので、ぜひお気に入りのPEラインを見つけてくださいね。
トンジギに適したPEラインの特徴
トンジギに適したPEラインに求められるものは、何といっても強度の強さにあります。
トンボマグロは非常に強い引きで急激に走る事もあるので、強度のあるPEラインでないと簡単にラインブレイクに繋がる恐れがあります。
よくネット通販で見る様な激安PEラインは一見すると良く見えますが、品質が良くないものが多く、十分な強度を持っていない事があります。
きちんとしたメーカーでトンジギに適した号数を選べばトンボマグロを相手にしても安心出来る強度を確保出来るので、粗悪なPEラインを購入しない様に注意しましょう。
ただ、高品質なPEラインは下手すれば安いロッドやリールが購入出来るレベルのものもあるので、高ければ良いというものではないという事も合わせて覚えておく事をおすすめします。
トンジギでPEラインにこだわるメリット
強さ
トンジギに求められるPEラインは、きちんとしたものを選ぶとそう簡単には切れないものになっています。
せっかく掛けたトンボマグロを逃さないためにも、強さ、強度のあるPEラインを選んで、後悔しない様にする事が非常に大切となります。
トンボマグロ以上の大物が掛かってしまった場合にも、強度があれば戦う事が出来るのでPEラインの強さにはこだわりを持つ事を強くおすすめします。
細さ
PEラインは基本的に号数が上がれば上がるほど、ライン自体の太さが太くなります。
太くなれば潮流の影響をより受けやすくなり、メタルジグが狙いたいポイントよりも違った場所に流されてしまいます。
高品質なPEラインであれば、本来の太さよりも少し細くなっている事が多いため、潮流の影響をより少なくする事が出来ますよ。
使用期間
PEラインはナイロンラインやフロロカーボンラインなどと比べて劣化しにくいため、長く使用する事が出来ます。
しかし、品質の悪いPEラインはすぐに毛羽立ってしまったり、コーティングが剥がれたりしてしまいます。
品質の良いものであればより長持ちする様にしっかりと作られているので、より長く使用期間を伸ばす事が出来ますよ。
結束
PEラインはショックリーダーと結束する事が必ず求められますが、ショックリーダーと結束する際に品質の悪いPEラインだと結束した部分の強度が極端に落ちたり、結びにくかったりします。
逆に、品質の良いものは結束しても強度が十分に保たれているだけでなく、しなやかで結束がしやすいというメリットも備えていますよ。
トンジギに適したPEラインの選び方
太さ
トンジギをする上で重要となるのが、PEラインの号数選びです。
トンジギで使用するPEラインは3~4号程度が主流となっており、どちらも強度的には十分な性能を有しています。
一見するとよりパワーのある4号の方が良いのではないかと思うかもしれませんが、3号の方が細さという面でアドバンテージがあるため、潮の流れが激しいポイントでは3号の方が扱いやすくなっています。
ただ、パワーゲームで強引にトンボマグロをねじ伏せなければならないという様な状況もあるため、そんな時には4号の方が圧倒的に有利です。
スピニングリールには3号を使用し、ベイトタックルには4号を使用するといった使い分けも出来るので、ご自身のスタイルに合った太さを選んでくださいね。
編み込み
PEラインは一見するとただの糸の様に見えるかもしれませんが、細かい糸が何本も編み込まれて作られています。
編み込みの本数が多ければ多いほど細くなり強度も上がりますが、価格も大きく上がってしまうため、価格を抑えたい方は4本編みのものを選ぶ事となります。
8本編みや12本編みは価格こそ高いものの、ラインの細さや強度の高さ、ラインのしなやかさなど、実釣をする上で多大なメリットを受ける事が出来ます。
間を取って8本編みを選んでおくとそこまで価格も上がらず高品質なPEラインを入手する事が出来るので、お財布と相談して編み込み数を選んでくださいね。
もちろん、4本編みを選んだからといってトンジギが出来ない訳ではないので、安心してくださいね。
長さ
PEラインは様々な長さのものが販売されており、短いものでは150m、長いものでは500mのものもあります。
150mはショアからのルアーゲームなどで使用される長さなので、オフショアゲームには不向きで、500mはオフショア専用ではありますが狙う水深がトンジギとは違ったものになるので適していません。
500mのPEラインでもトンジギには使用出来ますが、その分トンジギに適したリールよりも大きなスプールを持つものを使わなければいけなくなるため、疲労が溜まりやすくなってしまいます。
トンジギにおいては300mもあれば十分に釣りが可能なので、300mのPEラインを選ぶ事をおすすめします。
カラー
PEラインは実に様々なカラーが各メーカーから販売されており、グリーンやブルー、オレンジにホワイトなど実に様々です。
トンジギではどのカラーを使っても特に問題はないのですが、5色に色分けされたカラーのものはその時に狙っている水深がどのくらいなのかの目安にする事が出来るため、非常に便利です。
ただ、5色に色分けされているカラーの見方が分かっていないとただの飾りになってしまうため、きちんと見られるかどうか心配、特に深さの事は気にしない、深さはカウントで測定するという方は、単色のカラーでも全く問題ありませんよ。
トンジギ用PEラインおすすめ8選
まとめ
トンジギにおいてPEラインは、アングラーとトンボマグロを繋ぐ唯一のアイテムです。
しっかりと品質の良いものを選んで、せっかく掛けたトンボマグロを逃がさない様にしてください。
お気に入りのPEラインを選んだら、後はトンボマグロを掛けてとことん楽しんでくださいね。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!