スピニングロッドはバス釣り初心者の方でも扱いやすく、入門機として定番とされるアイテムです。
自身の釣りのスタイルに合ったロッドを使用しないと釣果に大きく影響するため、知識をしっかりと頭に入れ「最強ロッド」を選ぶことが重要となります。
しかし、各メーカーから多くのモデルがリリースされているため、いざ選ぼうと思っても迷われる方が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、基本的なスピニングロッドの選び方、メリットなどさまざまな情報を解説します。
また、最後には「最強スピニングロッド22選」をご紹介しますので、初心者の方は入門機として、上級者の方はタックルの使い分けに「最強のスピニングロッド」を手にしてみてください。
タップできる目次
最強のバス釣りスピニングロッドの特徴
スピニングロッドは軽量ルアーを用いた「繊細な釣り」で使用するため、「軽量」「操作性」「高感度」この三拍子を備えたモデルが、まさに最強ロッドと言えるでしょう。
軽いロッドは細かい操作がしやすく、ブレの少ない高精度なキャストを可能にしてくれるため、バスに的確なアプローチができ喰わせを意識したいシチュエーションで抜群のパフォーマンスが発揮することができます。
最強のバス釣りスピニングロッドを使うメリット
ロッドが軽い
先述した通りロッドが軽いと操作性が上がり、釣り場の状況やベイトにアジャストしたイメージ通りのアクションを演出することができます。
また、手元と一体感が生まれキャスト精度が高まるため「着水音ゼロ」「再現性の高い」キャストを可能にしてくれます。
超メジャーフィールドの攻略やプレッシャーの掛かったバスに対して効果抜群です。
高感度
感度の高いロッドは僅かなアタリをダイレクトに伝えてくれるため、「フッキング率」を大幅に向上するメリットがあります。
また、水中の変化も手元で感じ取ることができるため、ボトムの地形変化や障害物の有無など容易に察知することが可能です。
最強のバス釣りスピニングロッドの選び方
レングス(長さ)
スピニングロッドの長さは、釣り場の環境や自身の釣りのスタイルに合わせて選ぶのが基本です。
ロッドは長いほど遠投性能が高くなるので、広い景色やオカッパリでは「6.6ft以上」を選び、キャストスペースが狭い時やボート釣行の際は「6ft前半」を選びましょう。
硬さ
スピニングロッドの硬さは、柔らかい方から「UL」「L」「ML」「M」「MH」の順番でラインナップされています。
これらの番手(硬さ)から扱うルアーの重さ、攻めるカバーの濃さに応じて選ぶのが基本です。
ライトリグを主体に扱うときは「UL」がメインとなり、ロッド一本で釣りを展開したい時は「L」「ML」がおすすめです。
「M」「MH」はロッドパワーがあるため、カバー撃ちが主体のゲームで選びます。
継数(ピース)
スピニングロッドの継数(ピース)は、1ピースモデル・2ピースモデル・4ピースモデルと幅広く展開されています。
どのモデルも性能が大きく変わることはないため、自身の収納スペースや移動手段に合わせて選べばいいでしょう。
例えば、2ピースモデルならコンパクトカーでも収納ができるため、仕事帰りや隙間時間の釣行にピッタリです。
最強バス釣り用スピニングロッドおすすめ22選
レイドジャパングラディエーターマキシマム (GX-61ULS-ST)
6フィート1インチと短めのレングスにより「操作性」が高く、さらにソリッドティップを搭載しているため「感度が高い」特徴を持つモデルです。
ホバスト・ミドスト・ダウンショットリグなどのライトリグと相性が良く、アングラーの意のままに「最高の喰わせアクション」を生み出すことが可能となります。
また、キャスト精度も格段に上がるため、サイトフィッシングや岸際のピンを撃っていく釣りにも最適なロッドです。
レイドジャパングラディエーターマキシマム マックスクイーン(GX-64LS-ST)
「とにかく繊細なアクションを極めたい」「ワームから小型ハードプラグを扱いたい」そんな贅沢な要望に応えるのが、先述したグラディエーターマキシムに比べソリッドティップ部分を長めに設定したこのマックスクイーンです。
スレたバスに効果絶大なホバストやミドストなど、繊細なスイミングアクションを容易に演出ができ、またミニクランクやシャッドなど、巻き・スピード展開も繰り広げることができる「贅沢なロッド」となっています。
レイドジャパングラディエーターアンチ フィクサー(GA-61UL-ST)
軽量ルアー全般をカバーする懐の広さや、ブラックを基調にゴールドをアクセントに加えたデザイン性の高さが魅力のロッドです。
自重が僅か「98g」と軽量なので軽快な操作性を可能にし、さらに一日竿を振っても疲労感を軽減してくれます。
また、レングスが6フィート1インチなので、取り回しが良く近距離へのアプローチ精度が格段に向上します。
レイドジャパングラディエーターアンチ ディフェンダー(GA-63LS)
スモラバやネコリグ、ジグヘッドワッキーなどのライトリグや、シャッドや小型ミノーなど幅広いルアーが扱える懐の深さを見せ、ライトゲームに必要不可欠なロッドです。
6フィート3インチと取り回しが利くレングスを採用しており、狭いエリアや近距離へのアプローチで軽快なロッド捌きが可能となります。
また、Lクラスに「ソリッドティップ」を搭載しているため、パワーと感度を兼備し、あらゆる状況でオールマイティに活躍します。
ダイワBLAZON(S64L-2)
ストレートワームのノーシンカーやスモラバから小型ハードプラグまで、幅広く扱える「オールラウンダー」です。
価格が1万円台前半とリーズナブルながら、ダイワ上位機種にも搭載される「カーボンモノコックグリップ」が採用され、高い感度が特徴としてあります。
また、2ピースモデルを採用しているため、収納スペースに限りがある方におすすめのモデルです。
ダイワBLX(ブラックレーベル)(641ULFS)
ブランクに高弾性カーボン素材を採用してるため、抜群の感度と操作性を兼ね備えたロッドです。
リーリング時にきめ細やかな引き抵抗が手元に伝わり、長時間の釣りでも集中力を維持することができます。
また、中層攻略の双璧をなすアプローチ「ホバスト」「ミドスト」など細かい操作が容易で、さらにしなやかさを活かした遠投性能も魅力のモデルです。
ダイワエアエッジモバイル(664ML/LS)
製品名にある通りモバイル性能に優れた「4ピースモデル」のロッドです。
強度が心配という方もいると思いますが、ダイワ独自のテクノロジー「ブレーディングX」を採用しているため、剛性・屈強なロッドパワーをしっかり確保しており、安心してビッグフィッシュに対応することができます。
標準で専用ロッドケースが付いているため、バス、電車、飛行機など公共の乗り物でも容易に持ち運びが可能です。
ダイワハートランド(6101ULLX/RS-SMT16)
遠投性能に優れた長いレングスに加え、僅か1g程の軽量ルアーを軽快に扱うことができるモデルです。
軽さという要素を極限まで突き詰めた超軽量設計を施すことで、驚異的なキャストスピードを可能にし、極小ルアーでもしっかりと胴に乗せて投げることができます。
また、扱いやすさはもちろん繊細なアタリをキャッチする目感度・手感度を両立しタフな状況でも見事に釣果に繋げてくれます。
シマノ20 ゾディアス(268L-S/2)
シマノのエントリーモデルとしてリリースされていながら、ハイエンドモデルに遜色ない「軽量性」と「感度」を兼備したモデルです。
高感度なカーボンモノコックグリップを搭載することで、僅かなアタリを察知することが可能となり、フッキング率向上の恩恵をもたらします。
また、ブランクスにはネジレを抑制して「操作性」「キャストアキュラシー」向上に寄与する「ブレーディングX」を採用しており、あらゆる場面で最高のパフォーマンスを発揮することができます。
さらに、長いレングスを活かした遠投性能も見逃せないポイントです。
シマノ23 バスワン XT+(263UL-S/2)
今までのエントリークラスの概念を覆す「感度」「強度」「操作性」を備えたロッドです。
ソリッドティップを搭載しているため、細かいルアーの操作やフッキングをする際に最高のポテンシャルを発揮することができます。
また、バスを掛けてもオートマチック感覚で追従するため、余力を持って対処が可能となります。
高品質感と高級感があるデザイン性もおすすめのポイントです。
シマノ21 スコーピオン XV(2602R-2)
シマノ独自のテクノロジー素材である「C14+」を採用しており、ロッド本体が非常に軽く軽快な操作感を実現するモデルです。
1日釣りをしていても疲れないため、高い集中力をキープすることができ高次元な釣りを展開させてくれ流でしょう。
また、ただ軽いだけではなく剛性も伴っているため、頑丈且つ耐久性に優れており安心してビッグバスに対応できます。
繊細なアタリを捉える「感度」も備え、フッキング率の向上や根掛かりのリスクを軽減などさまざまな恩恵をもたらすロッドです。
シマノ17 エクスプライド(2610ML)
このモデルの最大の特徴は「高弾性カーボン素材」が使用されている点で、軽量性と強度の相反する要素をバランス良く両立したロッドです。
カバー下へのスキッピング、岸際ぎりぎりのキャスト、警戒心の高いクレバーなバスに対して精度が求められるキャストを可能にしてくれます。
握った瞬間、キャスト・操作した瞬間から得られる圧倒的なコンフィデンスにより、アングラーはあらゆる状況で最高のパフォーマンスを発揮できるでしょう。
また、6フィート10インチと長いレングスを活かして飛距離が出せるため、オカッパリアングラーにとってアドバンテージ以外何ものでもないロッドです。
シマノ22 エクスプライド(266L)
シマノ製スピニングロッドの中核を担う「エクスプラドシリーズ」のモデルで、ハイスペック・ハイコスパで多くのアングラーから人気の高いロッドです。
先述した従来のモデルには採用されていない「カーボンモノコックグリップ」を搭載しており、さらなる軽量化(僅か84g)と高感度を向上させています。
また、2ピースモデルを採用しているため、移動や収納に限りがある方にとてもおすすめのモデルです。
シマノ20 ポイズンアルティマ(264UL-S)
シマノ製ハイエンドモデルとしてリリースされており、価格は決して安くはありませんが他に類を見ない「感度」「軽量」「操作性」を備え、そして何より「外観美」が美しいロッドです。
圧倒的な操作性を可能にするため、静と動のメリハリアクションを演出できビッグバスをしっかりと刺激できます。
また、ブレの少ない精度のキャストを実現するため、プレッシャーの掛かったバスに対しても的確なアプローチが可能となるでしょう。
シマノポイズンアドレナ(264UL)
グリップ部に感度の高い「フルカーボンモノコック」を贅沢に全て採用した、誰もが納得の「ジャッカル&シマノ共同開発」最強スピニングロッドです。
圧倒的な軽さと感度を兼ね備え、手にした瞬間「今まで使ってきたロッドの概念」が覆ります。
握りやすさとブランクのしなやかさが特徴となっており、細かなシェイキングや正確なキャストアキュラシーを実現します。
また、黒をメインにしたカラーリングなので、どんなリールともベストマッチする点も魅力と言えるでしょう。
ジャッカル2022 BPM 2pcs シリーズ(B2-S68ML)
扱えるルアーウェイトが「1.8〜1.0g」と懐が広く、ライトリグ、キャロライナリグ、フリーリグ、重めのネコリグ等、幅広いワーミングに対応するバーサタイルモデルです。
ロッドパワーも十分なため、ハードストラクチャーへの「吊るしテク」においても最高のポテンシャルを発揮するロッドです。
ジャッカルリボルテージ(RV-S64UL)
グリップ部分を太めに設定した特殊構造により、感度抜群で伝達力に優れたモデルがジャッカルのリボルテージです。
ULクラスを採用しているため軽快なワーミングはもちろんのこと、バッド部はタフで屈強な設定を施しており、複雑で混雑したゴージャスカバーにも積極的に攻めるることができます。
アブガルシアバスフィールド(BSFS-622UL)
バスフィッシング入門機として充実したスペックを搭載しているのが、アブガルシアのバスフィールドです。
5,000円前後と驚異的な安さで、メーカーが心配になるほどの「ハイコストパフォーマンス」を実現しています。
ULに設定されていますがやや硬めのブランクなので、軽いルアーを駆使しながらデカバスのファイトを難なくいなす強靭なパワーも魅力です。
アブガルシアバスビートIII(642ML)
優れたロッドパワーが持ち味となっており、ライトリグを駆使したカバー攻略におすすめのロッドです。
MLクラスを採用しているため、軽量ワームからプラグまで幅広いルアーを扱うことができ、このロッド一本で「繊細な釣り」から「エキサイティング」な釣りまで展開することができます。
何より10,000円を切るお求めやすい値段設定が嬉しいポイントです。
アブガルシアベルサート(UL)
全国各地の現役アングラーの声をもとに実現・開発された、2021年アブガルシアからリリースされているベルサートです。
このモデルから新設計「トリアキーフォース製法」を採用しており、「強度」「感度」「軽量」の三拍子を追求されているのが特徴となっています。
キャスト精度が高く容易にスキッピングやピッチングができ、飛距離も出せるため、さまざまな状況にこの一本でアジャストできます。
特にセレクトに迷うビギナーにおすすめしたいロッドです。
ノリーズロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル(HB660MLS‐SGt)
フッキングが決まりやすい「シャキットグラスティップ」を採用した、ノリーズからリリースされているロードランナーヴォイスです。
このティップはバイト直後や掛けた後にしっかりと魚の動きに追従するため、フックアウトを防ぎバラシを大幅に軽減します。
特に冬のディープ攻略において「メタルバイブ」を扱う際に最大限のポイテンシャルを発揮しやすく、やや硬めのティップの恩恵でバーチカルなアクションが容易となり、さらに喰い渋った魚のショートバイトも見事にバシッと捉えます。
メガバスDESTROYER P5(F3-611XS)
3方向からカーボンパーツを貼り合わせたメガバス独自のテクノロジーにより、強度やしなやかさ、弾性、さらには軽量性を高次元で融合したモデルです。
屈強なバットパワーがあるため全身全霊の力を込めてフッキングを決めることができ、ストラクチャーから余力を持ってバスを引き剥がすことができます。
また、中型ワームから小型ハードプラグまでを扱える「バーサタイル性」の高の一面もあり、まさに「芸達者」なロッドと言えるでしょう。
まとめ
今回この記事では「スピニングロッドの選び方」や「メリット」などを解説し、おすすめアイテムを22選ご紹介しました。
絶対的な信頼・実績を誇る「最強のスピニングロッド」を見つけ出し手にすることで、中々結果が出ない初心者でも必ず釣果が出せるようになります。
ぜひこの記事を参考にしてフィールドに足を運び”ハイパーポテンシャルフィッシュ”を射止めましょう。