バス釣りには繊細な釣りからパワフルな釣りまで、様々なフィッシングスタイルがあります。
そのため、それぞれのフィッシングスタイルに適したタックルを選ぶことが重要です。
今回は、その中でもパワフルなフィッシングスタイルに欠かせないXH(エクストラヘビー)クラスのバスロッドを10機種ご紹介します。
初心者から上級者まで予算に合わせて選べるように低価格帯のものからハイエンドクラスのものまで幅広くご紹介しますので是非参考にされてください。
XHのバスロッドの特徴
バスロッドの硬さ(強さ)は、柔らかいものから順に UL、L、ML、M、MH、H、XH という種類があります。
最も柔らかいものがUL、そして最も硬いものがXHです。
そのためXHのバスロッドはバス釣りで使うルアーの中でも、最高クラスに重たいものを使うことができます。
例えば、ビッグベイトや大きめのスイムベイトに適していると言えます。
また、テキサスリグやラバージグなどを使ってカバーの奥から無理やりブラックバスを引きずり出すような釣りには必要不可欠なロッドです。
XHのバスロッドは、バス釣りの中でも最も強くパワフルな釣りに必要不可欠なロッドです。
XHのバスロッドを使うメリット
重量級のルアー
XHのバスロッドは、バスロッドの中でも最高クラスに硬くパワーがあるロッドです。
そのため、標準的なバスロッドでは使用することができないような大きく重たいルアーを扱うことができます。
例えば、巨大なスイムベイトやアラバマリグ、また1オンス・2オンスの重さがある重量級のテキサスリグやラバージグなどを使うことが可能です。
標準的なロッドでは狙えないエリア
XHのバスロッドは非常にパワーがあるため、標準的なバスロッドでは無理があるようなポイントを狙うことができます。
例えばウィードが多い場所や生い茂ったアシの奥、レイダウンなどの複雑なカバーの中などです。
XHのバスロッドなら、ストラクチャーの奥からブラックバスを引きずり出すことができるため、今まで狙うことができなかった大物が釣れる可能性がグッと高まるでしょう。
強引なやりとり
XHのバスロッドには基本的に強いリール(剛性が高くドラグ力が強いリール)と強いライン(太いラインやPEライン)を組み合わせて使用します。
そのため、魚がカバーの奥でヒットした時などに強引に引き寄せてもタックルが負けることがありません。
ロッドが折れることを気にせずに、力と力の勝負ができるのはXHという強さを持つロッドの醍醐味と言えます。
XHのバスロッドを使うデメリット
汎用性は低い
M・MHなどのミディアムクラスの標準的なロッドの場合、小さく軽めのルアーからある程度大きく重ためルアーまで使うことができ汎用性が高いです。
それに比べてXHのバスロッドは、非常に硬くしなり辛いため小〜中クラスのルアーを使用するのは難しく、汎用性は低いと言えます。
あくまで重量級のルアー専用ロッドとして考えておくのが良いでしょう。
腕への負担が大きい
XHのバスロッドは頑丈に作られているため、重量が重たくなる傾向にあります。
また、ロッド自体にパワーがあるためその反発で腕にかなりの負荷がかかってしまいます。
ロッド自体の重量が重たいことや、強い反発力による負荷によって、腕を含む体への負担が大きいことはデメリットと言えるでしょう。
キャストが難しい
ルアーをキャストする時は、ロッドのしなりを利用します。
そのため基本的にはしなるロッド、つまり柔らかいロッドの方が簡単にキャストをすることができます。
XHのバスロッドは非常に硬くしなりが少ないため、キャストをするのが難しいといえるでしょう。
なるべく重たいルアーを使用してロッドにしっかりと重みを乗せ、テイクバックでできるだけタメを作ってキャストをすることが重要です。
XHのバスロッドの選び方
長さ
XHのバスロッドを選ぶ際に、まず考えなければならないのがロッドの長さです。
同じXHのロッドでも6フィート程の短いロッドから8フィートに迫るような長いロッドまで様々な長さがあります。
釣りをする場所や使用するルアーの種類、釣りのスタイルなどに合わせて適切な長さのロッドを選ぶことで最大限のパフォーマンスを発揮することができると言えます。
例えば、足場が高い場所での釣りやジグ打ちを行う場合は長いロッドが使いやすいでしょう。
逆にロッドを振るスペースが少ないような小場所での釣りや、トゥイッチなどのアクションを入れる釣りには短いロッドが適しています。
自分がやりたいことを考えて、適切な長さのロッドを選びましょう。
テーパー
テーパーとはロッドの調子のことで、ロッドのどの位置で曲がるか、どんな風に曲がるかを示すものです。
大きく分けて、ファーストテーパー・レギュラーテーパー・スローテーパーの3種類があります。
ファーストテーパーは穂先に近い部分が曲がる調子で、アクションを付けるような釣りに向いています。
レギュラーテーパーはロッドの真ん中付近が曲がる調子で、巻物を含めオールマイティーに使うことができるでしょう。
スローテーパーはロッドのバットに近い部分が曲がる調子で、巻物の釣りに向いていると言えます。
やりたい釣りに合わせて、適切なテーパーのロッドを選ぶことで快適に釣りができることはもちろん釣果もアップすること間違いなしです。
価格
バスロッドには安価なものから高価なものまで、様々な価格のものがあります。
XHのバスロッドは他のものに比べてより強く頑丈に作られているため、その分カーボンなどの材料がふんだんに使われている場合がほとんどです。
そのため、他のロッドに比べてどうしても価格が高くなってしまいます。
もちろん安価なモデルもありますが、ただ安いだけのものは破損しやすい可能性があるため注意が必要です。
パワフルで負荷のかかる釣りに使用するロッドですので、安価なものを選ぶ場合は本当に信頼できるメーカーのものを選ぶことをおすすめします。
XHのバスロッドおすすめ10選
まとめ
本記事ではXHのおすすめバスロッドを10機種ご紹介させていただきました。
XHのバスロッドを使えば、標準的なバスロッドでは体験することのできないパワフルでダイナミックな釣りを楽しむことができるでしょう。
是非、自分に合ったXHのバスロッドを見つけてパワフルなバス釣りを楽しんでください。
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