MENU

MHクラスのエギングロッドおすすめ10選!青物にも使えるパワー!選び方も!

エギングでは、M(ミディアム)やML(ミディアムライト)のロッドが主流となっており、MH(ミディアムヘビー)クラスは少数派です。

しかし、ストイックに大型のアオリイカを狙う場合、深場の攻略や大きいエギの使用は避けては通れません。

主流のクラスではないため、どのロッドを選んでよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回はMHクラスのエギングロッドの特徴やメリット・デメリット、選び方について解説し、おすすめのロッド10選をご紹介します。

タップできる目次

MHクラスのエギングロッドの特徴

MHクラスのエギングロッドは、大きいエギをしっかり動かすことができるのが特徴です。

大型のイカを狙う場合、4号や4.5号といった大きいエギを使うことがあります。

しかしMクラス以下のロッドでは、エギが大きいと十分に力が加わらず、エギはあまり動きません。

また、遠投した場合や水深のあるエリアで釣りをしている場合も、エギはアングラーが思うほど大きく動いていません。

こうなると、ロッドに表記されているサイズ内のエギでも、このような状況では十分にアピールできていない可能性が考えられます。

シャクリの力をエギにしっかり伝えるために、パワーのあるMHクラスのロッドを使うわけです。

MHクラスのエギングロッドを使うメリット

遠投が可能

MHクラスのエギングロッドを使うメリットとしてまず挙げられるのが、遠投が可能なことです。

Mクラスでも4号のエギが使用できるロッドは存在しますが、フルキャストするにはパワー不足に感じる方も多いでしょう。

対してMHクラスのロッドはバットが強く、4号のエギでもしっかり重みを乗せて遠投できます。

飛距離が出ればそれだけ広範囲を探ることができるので、他のアングラーが探っていない竿抜けポイントが見つけられるチャンスが生まれます。

水深攻略

先程少し触れたように、水深があるポイントではエギに力が伝わりづらくなります。

MHクラスのエギングロッドは硬さがある分、シャクリの力を吸収せずダイレクトに伝えることが可能です。

これは流れが早いポイントでも同様で、エギが潮に押されて十分に動かないことがよくあります。

こうした攻めづらいポイントは当然他のアングラーにとっても難しいポイントなので、エギがしっかり動かせるだけでも大きなアドバンテージになります。

回遊青物を狙える

エギングに出かけると、急に青物が回ってきてイカが釣れなくなることがあります。

そんなときは、いっそのこと青物を狙ってしまうのも楽しみ方の1つです。

Mクラス以下のロッドでは投げづらい重ためのジグも、MHクラスのロッドならしっかり投げられます。

1つのエギングロッドでジギングまでカバーしたい方にとっては、MHクラスのロッドは適任なわけです。

MHクラスのエギングロッドを使うデメリット

MHクラスは重くなりがち

MHクラスのエギングロッドを使うデメリットとして一番多く見受けられるのが、柔らかいロッドに比べて重くなりがちな点です。

MHクラスになると、硬さを出すためにブランクを太くします。

太くすれば当然体積も増えるので、重さが増すわけです。

エギングにおいて軽さは1番といっていいほど重要な要素ですので、これを犠牲にするデメリットはある程度覚悟しておきましょう。

長時間の使用には向かない

重さが増えることによって疲労がたまりやすくなるため、MHクラスのエギングロッドは長時間の使用に向きません。

その上硬さがあるので、微妙なシャクリ加減のコントロールは手首で行う必要があります。

手首に負担がかかり、余計に疲れやすいわけです。

ある程度エギングに慣れている中級者以上の方でなければ、扱いづらいロッドになるでしょう。

初心者や女性の方には、Mクラス以下のロッドがおすすめです。

小さめのエギは使いづらい

大きいエギがしっかり動かせるMHクラスのエギングロッドですが、その分小さめのエギは扱いづらい傾向があります。

特に、表層狙いやシャローエリアでの釣りの場合、エギが動きすぎて水面から飛び出してしまうことも珍しくありません。

小さくシャクる意識を持つ、あえてドラグを緩めに設定してかかる力を弱めるといった工夫で克服しましょう。

MHクラスのエギングロッドの選び方

軽さは最優先

エギングロッドにおいて軽さは命です。

これはMHクラスのロッドを選ぶ場合でも変わりません。

腕の疲労が溜まりにくくなり、感度も向上します。

先程説明したように、MHクラスのロッドは他のクラスに比べて重さが増える場合がほとんどです。

だからこそ、他のクラスのロッドを選ぶ以上に極力軽さにはこだわることをオススメします。

長さはシチュエーションで選ぶ

MHクラスのロッドでない場合も共通ですが、エギングロッドは使うシチュエーションで選びます。

足場の低い堤防や地磯での釣りがメインとなる方は短め、逆に足場の高い堤防や遠投が必要なポイントでは長めのロッドを選ぶと良いでしょう。

ただし、長ければそれだけ重さが増えるため、その点は注意が必要です。

他の釣りに使いたいかどうか

ショアジギングやシーバスなども楽しみたいという方は、長めのロッドを選びましょう。

エギングロッド自体が他の釣りにも流用しやすいものではありますが、MHクラスなら重たいルアーを使う釣りに向いています。

使うのはエギングだけと考えている方は、一つ前に解説したシチュエーションに特化させて選んでください。

MHクラスのエギングロッドおすすめ10選

ダイワエメラルダスAIR AGS 74MMH

ミドルクラスに位置するエメラルダスAIRシリーズは、名前の通り軽さが特徴的なロッドです。

こちらの74MMHは、ダイワのフィールドテスター木森直樹氏が監修したモデルとなっており、MHのバットパワーとMのしなやかなティップを併せ持っています。

自重は85gと、MHクラスのロッドとは思えない軽さです。

ダイワエメラルダス ストイストRT 82MH

ストイストRTは、エメラルダスシリーズのハイエンドモデルであるストイストシリーズを更に突き詰めたモデルです。

細いブランクスや小さめのガイドを取り入れることで、自重と空気抵抗にまでこだわり、驚異的な軽さを実現しています。

自重は82MHで87gとなっており、一切妥協したくないストイックなアングラーにおすすめです。

ダイワエメラルダス ストイストRT IL 79MMH

こちらは前述したストイストRTのインターラインモデルになります。

インターライン自体が少数であり、その上でMHクラスのロッドとなるとかなり選択肢が狭まります。

最高のインターラインロッドで、なおかつMHクラスのロッドを探している方にとっては、唯一と言っていい選択肢になるでしょう。

ヤマガブランクスメビウス 83MH

こちらは熊本県に拠点を置く㈱山鹿釣具のオリジナルブランドのロッドになります。

国内自社生産にこだわって作られ、エギング以外の釣りでも多くのファンを持つメーカーです。

ヤマガブランクスの特徴として、磯竿のようなしなやかな曲がりが挙げられます。

こちらのメビウスも、MHクラスでありながらロッド全体がしっかりと曲がり、独特の操作感が癖になるロッドです。

シマノセフィアXR S86MH

セフィアXRは、以前のセフィアCi4+の位置づけに当たるロッドです。

それまで上位モデルにのみ搭載されてきたカーボンモノコックグリップや、スパイラルXコア、Xガイドなど、シマノの技術が惜しみなく投入されています。

全体的にハリのあるロッドがほしい方におすすめです。

シマノセフィアTT S86MH

セフィアTTは、セフィアBBとセフィアSSの中間の価格帯に位置するシリーズで、初心者の方のステップアップにおすすめとなっています。

こちらのシリーズはしなやかさに重きを置いているため、MHクラスでもながらシャクリやすさも兼ね備えています。

実売価格は1万円台後半と、比較的入手しやすい価格なのも魅力です。

ダイワエメラルダスMX 86MH

セフィアTTに近い価格帯のロッドとして、エメラルダスMXもご紹介します。

こちらはベーシックなロッドに仕上がっているので、癖がなく誰でも扱いやすい性能が魅力です。

MHクラスでありつつ、使うシチュエーションを選ばないバランス良いロッドを探している方におすすめです。

メジャークラフトトリプルクロス TCX-862EH

コストパフォーマンスが魅力のメジャークラフトが製造しているトリプルクロスシリーズも、癖がなくバランスの取れた性能です。

エギング以外にも、ロックフィッシュやライトショアジギングまで気兼ねなく楽しみたいという方におすすめのロッドとなっています。

エバーグリーンインペリアル ラッシュジャーク NIMS-75MH

あわせて読みたい

上級者に愛用者の多いエバーグリーンのエギングロッドにも、MHクラスがラインナップされています。

反発力に優れたブランクス設計で、大きいエギでもシャクリの力をしっかり伝えます。

自重は121gと決して軽量ではありませんが、長年愛用者の多いシリーズの実力は侮れません。

がまかつがま磯 イージーライダー 86MH

がま磯 イージーライダーは、エギングロッドには珍しくテレスコピック(振り出し型)を採用しています。

ロッドケースに入るエギングロッドをテーマに設計されており、磯釣りの合間にエギングを楽しみたい方に向けたロッドです。

テレスコピックはブランクスの太さやハリのなさが出やすく、エギングではほとんど採用されませんが、磯竿を作り続けてきたがまかつの技術がこのロッドを生み出しました。

まとめ

今回はMHクラスのエギングロッドについて解説しました。

重さや扱いづらさがデメリットではあるものの、パワーのあるMHクラスのエギングロッドでしか捕れないイカがいるのも確かです。

ぜひ1度は、MHクラスのロッドでエギングを楽しんでみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次