グレは引きが強く、ゲーム性の高い釣りを展開する事が出来るので、年齢問わず多くのアングラーから高い人気を得ています。
グレはフカセ釣りで狙う事がほとんどで、防波堤や漁港、地磯に沖磯など、様々な場所で狙う事が可能となっています。
そんなグレ釣りに適した番手やギア比、さらにはおすすめのリールも10台ご紹介しますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
グレ釣り（メジナ）に適したリールの特徴
グレはフカセ釣りで狙う事がメインとなるため、レバーブレーキリールというスピニングリールにブレーキ機能のついたものを使う事が多くなります。
グレは掛かった瞬間に根に潜ろうとする習性があるため、少しでも早くロッドを起こしてグレの突っ込みを止める必要があります。
ここでレバーブレーキリールがなぜ必要になるかというと、グレが突っ込むとロッドがのされてしまい、ロッド本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
のされた時にレバーブレーキリールでラインを少し放出する事によってロッドを適切な角度へと立て直す事が出来ます。
こうする事によってグレの突っ込みを止めて、アングラー優位な釣りを展開する事が出来ますよ。
グレ釣り（メジナ）でリールにこだわるメリット
バラシ軽減に繋がる
グレ釣りではバラシに繋がる様な突っ込みをされる事が多いですが、レバーブレーキリールを使えば大幅にバラシのリスクを軽減する事が出来ます。
もちろん、グレのみに限らずチヌや不意の大物などに対しても効果的なので、一台持っておくと釣りがとても捗りますよ。
釣りの技術が向上する
グレ釣りでレバーブレーキリールを使用する事によって、やり取りが上手くなるという効果が期待出来ます。
どのタイミングでラインを放出するか、今はラインを出すべきか、など頭を使った釣りをするため、釣りの技術が向上します。
技術が向上すれば釣果にも繋がりますので、ぜひレバーブレーキリールを使いこなしていただきたいです。
モチベーションが上がる
グレ釣りは、ブレーキ機能の付いていない通常のスピニングリールでも楽しむ事は出来ます。
しかし、フカセ釣り専用リールとしてレバーブレーキリールをロッドに装着すると、かっこよくなりますし気合もばっちり入ります。
所有欲も満たす事が出来るので、モチベーションが上がること間違いありませんよ。
グレ釣り（メジナ）に適したリールの選び方
番手
グレ釣りに適したリールの番手は、グレのサイズによって違いは出てきますが2500番がオーソドックスな番手となっています。
ナイロンラインの1.75号や2号程度しか使わないのであればコンパクトな2000番でも問題はありません。
沖磯などでサイズの大きな尾長グレなどを狙う場合は、3000番程度の大き目サイズを選ぶのもおすすめです。
お財布の事情で番手違いを購入するのが厳しい場合は3000番を購入し、下巻きを巻いて細糸を使用する事も可能なので、購入する際の番手選びはしっかりと考える事をおすすめします。
どうしても番手違いを揃えたいという場合は、替えスプールを購入する方法もありますので、ぜひ検討してみてくださいね。
ギア比
リールにはローギア、ハイギアのギア比がありますが、グレ釣りにおいてはハイギアを選ぶ事を強くおすすめします。
グレは根に潜る性質があるので、少しでも早くラインを巻き取る事が重要となります。
ラインを巻くスピードが遅いと根に潜られてしまい、ラインブレイクに繋がるのでローギアのリールは選ばない様にしましょう。
やり取り以外にも、仕掛けの回収などでもハイギアが役に立ちますので、ぜひハイギアのリールを使ってみてくださいね。
種類
グレ釣りで使用するリールは、スピニングリールかレバーブレーキリールのどちらかとなります。
グレ釣りでのおすすめは断然レバーブレーキリールとなりますが、フカセ釣りやシーバスゲームなどでしか使用される事がないリールなので、初心者の方などは抵抗があるかもしれません。
キャストもやりにくくなりますし、ブレーキを上手く使いこなせるか不安という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、仕掛けの組み方なども覚える必要があるのでまずは普通のスピニングリールで楽しむのも全く問題ありませんよ。
実際にスピニングリールでやってみて不便を感じたならレバーブレーキリールを導入するきっかけにもなりますし、ステップアップとしてレバーブレーキリールに挑戦するのもおすすめです。
ドラグ性能
グレ釣りではどちらかというと細めのラインを使用する事が多くなるので、ドラグ性能がしっかりとしているリールでないとラインブレイクに繋がってしまいます。
特に、ワゴンなどで売られている格安のリールはドラグ性能が良くないものがほとんどなので、おすすめは出来ません。
きちんとしたメーカーのリールであれば、6000～8000円も出せば十分使用出来るレベルのドラグ性能を有したリールを購入する事が出来るので、価格を重視して購入される場合は注意が必要です。
グレ釣り用リールおすすめ10選
ダイワインパルト LBD（2500SH）
価格はお高めではありますが、優れたブレーキ性能によってグレの突っ込みをばっちりと止めてくれる頼りになる一台です。
インパルトシリーズはモデルチェンジする前からも高い人気を得ているシリーズで、お高めに感じる価格以上の性能を有しています。
荒々しい磯での釣りではリールの性能が重要になるので、本格派を求める方はぜひ使ってみてくださいね。
ダイワラグザス LBD（2500H）
ゴールドのブレーキレバーが映える、高級感溢れるレバーブレーキリールです。
価格はインパルトよりも抑えられているリールにはなりますが、高級感があり、所有欲を満たしてくれるリールに仕上がっています。
もちろん、性能面は高いレベルに仕上がっているので、グレの突っ込みをばっちり止めてくれますよ。
ダイワシグナス LBD（2500H）
コスパを重視して作られている、初心者の方の最初の一台におすすめのレバーブレーキリールです。
レバーブレーキリールはスピニングリールよりも高価な事が多いリールですが、価格が抑えられていながらも高性能ブレーキが搭載されている嬉しさ満載の一台に仕上がっています。
価格を重視したい方は、ぜひ使ってみてくださいね。
ダイワレグザ（LT3000-XH）
レバーブレーキリールを上手く使いこなせる自信がない方におすすめの、タフで頑丈なスピニングリールです。
磯などで釣りをしていると波を被ってしまう事もありますが、ものともせずに使用する事が出来ます。
レバーブレーキリールにステップアップした後も、シーバスゲームやライトショアジギングなどで使用出来るので、汎用性の高さも魅力的ですよ。
ダイワフリームス（LT3000-CXH）
価格の安さと初心者でも安心して使用出来る、軽量で強いスピニングリールです。
カーボンハイブリッド樹脂によって軽さと強さを両立出来ているので、釣りに慣れていない方でも疲れにくく、楽しんで釣りをする事が出来ます。
価格が安いためウキやラインなどにお金を回す事が出来るので、出来るだけ費用を抑えたい方にはぜひとも使っていただきたいリールですよ。
シマノBB-X ハイパーフォース（PE0815DXXG ）
近年話題の、PEフカセ釣法に最適化されたレバーブレーキリールです。
価格は高めではありますが、軽さや内部機構などが抜群に優れた一台に仕上がっており、PEフカセ釣法を専門的に楽しみたい方にとっては最高の相棒となる事間違いありません。
攻撃的な釣りを展開出来るので、気になる方はぜひ使ってみてくださいね。
シマノBB-X デスピナ（2500DXG）
価格が抑えられていながらも、高級感漂う性能面もばっちりのレバーブレーキリールです。
エントリーモデルよりも少し頑張れば購入出来る価格帯でありながらも、強いギアや防水機構など磯でも安心して使用出来るスペックに仕上がっています。
上級者の方にも納得して使っていただけるスペックになっているので、価格と性能を追求したい方はぜひ使ってみてくださいね。
シマノBB-X ラリッサ（C3000DXG）
レバーブレーキリールに求められる基本的な性能はしっかりと押さえつつ、価格もばっちり抑えてくれているレバーブレーキリールです。
エントリーモデルに位置付けられてはいますが、綺麗なレッドが映える優秀な一台に仕上がっています。
初めてレバーブレーキリールを手に取る方でも扱いやすくなっているので、レバーブレーキリールデビューをしたい方におすすめですよ。
シマノアルテグラ（C3000XG）
ワンピースベールやマイクロモジュールギアⅡなどによって、大幅に戦闘力をアップさせたスピニングリールです。
巻き感が価格を考えると抜群に良く、やり取りや仕掛けを回収する際などにストレスを感じません。
何よりお財布に優しい価格なので、初心者の方でも最初の一台として選んでいただきやすいですよ。
シマノナスキー（C3000HG）
モデルチェンジによって巻き感が驚くほどに良くなった、ハイコストパフォーマンスなスピニングリールです。
シルバーグレーのボディはどんなロッドともマッチしやすく、グレ釣りはもちろんの事、様々な釣りでもお使いいただけます。
巻き感の良さを生かしてルアーゲームなども楽しむ事が出来るので、一台で何役もこなせるリールが欲しい方には非常におすすめですよ。
まとめ
グレ釣りはリールにこだわってあげる事でより楽しむ事が出来ますが、何よりも大切なのは自分が本当に気に入ったリールを使う事です。
ぜひ、お気に入りのリールを使ってグレをたくさん釣り上げてくださいね。
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