「エビ撒き釣り」とは、生きたシラサエビを撒いてスズキの若魚であるハネやチヌを狙う釣りで、近年人気が急上昇している注目の釣りです。
エビ撒き釣りにはいくつかのスタイルが有りますが、ポイントや状況に応じてカゴを使用することによって、より多くの魚を寄せることが可能となります。
そんなエビ撒き釣りで使用するカゴについて、こだわるメリットや選び方を抑えつつ、おすすめの商品を6つご紹介します。
エビ撒き釣りに適したカゴの特徴
カゴを使用するエビ撒き釣りでは、カゴを狙いのタナまで落としそこでエビを撒きます。
そのため、カゴがタナに到着すると同時にカゴが開くように、マグネットやピン止めの付いたカゴを用意します。
また、撒き餌として一回につき10~20匹程度使用するので、エビが十分に入るサイズのものをチョイスします。
エビ撒き釣りでカゴにこだわるメリット
扱いやすい
エビ撒き釣りで用いるカゴにはいくつかの種類が有ります。
中でも、ボール型の形状のものはピン止めを外せばカゴ全体が大きく開くため、エサをカゴに詰め込みやすい他、タナでエサを撒くときにエサがカゴに残りにくいメリットがあります。
しっかりとタナでエサを撒くことはエビ撒き釣りでとても重要なポイントであり、釣果を大きく左右するため注意が必要です。
仕掛けと一緒に投入できる
マグネットカゴは潮が良く通りコンパクトなため、仕掛けと一緒にポイントに投入することができます。
仕掛けと一緒に投入できれば撒き餌とサシエを同調させることが可能になり、魚の警戒心を抑えられます。
特に大物ほど頭が良く警戒心が強いので、型狙いにはうってつけです。
遠投できる
天秤フカセで用いるコマセカゴを使用すれば、仕掛けを少し沖まで遠投することができます。
足元のポイントは多くのアングラーが既に攻めているため、魚がスレていることが多く、また大型の回遊が比較的少ないです。
しかし、少し沖のポイントはあまりアングラーの手が付いておらず、潮通しが良く大型の魚の回遊も多いため穴場です。
足元での釣りが振るわないときなどは一度試してみる価値が有ります。
エビ撒き釣りに適したカゴの選び方
扱いやすさ
ボール型の形状のアイテムはカゴが大きく開くため、カゴにエサを詰め込みやすく、撒き餌をタナで放出しやすいので非常に扱いやすいと言えます。
撒き餌をしっかりと撒くことがこの釣りの肝なので、カゴの扱いに不慣れな初心者の方に特におすすめです。
ただ、ボール型のカゴは潮を受けやすいので、潮が速いところでは狙ったポイントの狙ったタナに投入することが難しくなります。
そういった場合には、潮を受けにくいマグネットカゴの方が扱いやすくなるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
サシエとの同調
撒き餌にサシエを同調させることによって、魚に与える違和感を軽減することができ、大型の魚のヒット率が高まります。
マグネットカゴは潮を通しやすく仕掛けと一緒に投入しても仕掛けが動くことがほとんどありません。
そのため、サシエを撒き餌に同調させたいときにチョイスすると良いです。
遠投
仕掛けを遠投させたい場合、天秤フカセ用のコマセカゴを選択します。
コンパクトな形状で空気抵抗を受けにくいため、少し沖のポイントまで遠投することが可能です。
さらに、エビだけでなくオキアミを併用することもでき、状況に応じて餌を使い分けるテクニックも使用できます。
ただし、遠投を行う場合の注意点として、仕掛けの重みに耐えるために胴の硬めのロッドを使用する必要があります。
エビ撒き釣りのカゴおすすめ6選
まとめ
エビ撒き釣りではカゴを使用することによって、狙いのタナに撒き餌を効率よく撒くことができます。
また、カゴを使い分けることで、色んなテクニックを駆使して幅広いポイントで釣りが楽しめますよ。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自分に合った最良のカゴを選択してみてくださいね。
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