トンボの様な胸鰭を持つマグロの事をトンボマグロと呼び、トンボマグロをジギングで狙う事を略してトンジギと言います。
ビンチョウマグロと言えば分かる方も多くいらっしゃるかと思いますが、そんなトンジギではパワフルなファイトを繰り広げる事が出来るため多くの根強いファンがいます。
トンジギで重要なのがロッド選びで、しっかりとパワーのあるロッドを選んであげる必要があります。
そんなトンジギでおすすめ、人気のロッドを8本厳選しましたので、ぜひお気に入りの一本を見つけてくださいね。
トンジギに適したスピニングロッドの特徴
トンジギで使用するロッドの第一前提として、オフショアジギングロッドである必要があります。
ショアジギングロッドではオフショアで不利な事が多いため、必ずオフショア専用のものを選びましょう。
硬さですが、ライトジギングで使用する様な柔らかいものではなく、Hクラスや♯3~5番の硬いものを選ぶ必要があります。
そのぐらいのパワーがないとトンボマグロの引きを止める事が出来ませんし、重ためのメタルジグにアクションを入れる事が出来ません。
PEラインは3~5号程度の太さを使用するため、PEラインの強さにロッドが耐えられなければいけないという理由もあります。
とにかくロッドのパワーは強いものを選ぶという事さえ頭に入れておけば、意外とトンジギロッド選びは難しくありませんよ。
トンジギに適したスピニングロッドを使うメリット
トラブル
トンジギではベイトタックルを主体に使う方も多くいますが、ベイトタックルにはライントラブルのリスクが常に付きまとってしまいます。
その点、スピニングタックルであればライントラブルの心配もほとんどいりませんし、初心者の方でも扱いやすいという大きなメリットがあります。
トラブルが怖い方は、スピニングタックルを使う事をおすすめします。
アクション
トンジギではメタルジグを激しくアクションさせる事が多いですが、スピニングタックルでは早いアクションをしやすいという一面があります。
ベイトタックルでも出来ますが、リールをパーミングしたまま行うため手に疲労が溜まる事が多いです。
テクニカルな攻め方でトンジギを楽しみたい方は、スピニングタックル一択ですよ。
ドラグ
トンボマグロは凄まじい引きを繰り出してくるため、ドラグをがちがちにしているとラインブレイクやロッドの破損に繋がる恐れがあります。
そのため適度にドラグが出る様にする必要がありますが、スピニングリールはドラグがスムーズに出るため安心感があります。
ドラグ性能を生かしたい方は、スピニングタックルを使う事をおすすめしますよ。
トンジギに適したスピニングロッドを使うデメリット
パワー
トンジギではベイトタックルとスピニングロッドの双方が使われますが、ベイトタックルに比べてスピニングタックルは巻き上げ時のパワーが劣ってしまうという一面があります。
強引に巻きたい時などに巻く事が難しくなってしまうので、パワーのあるタックルを使いたいという場合にはベイトタックルの方を使う事をおすすめします。
フォール
トンジギに限らずオフショアジギングでは、メタルジグをフォールさせている時にヒットする事が多々あります。
ベイトタックルであれば、サミングしながらフォールをさせる事が出来るためアタリを取りやすいですが、スピニングタックルでは中々難しくなっています。
スピニングタックルでも出来ない事はないですが、ヒットしてもベールを戻すという一手間があるのでベイトタックルには敵いません。
トンジギに適したスピニングロッドの選び方
番手
トンジギロッドに求められるものは、とにかくパワーのあるロッドである事です。
具体的に言えば、Hクラス、もしくは♯3~5番程度の番手のロッドです。
ジギングロッドにはたいてい用意されている番手になるため、入手が難しいという事は一切ありません。
ブリやヒラマサなどの大型青物用にロッドを購入されている場合は、ほとんどの場合流用する事が可能となっています。
逆に、ライトジギングで使用する様なロッドになると間違いなくトンボマグロを止める事が出来ないため、間違っても使用、購入しない様に注意しましょう。
アクション
近年のオフショアジギングでは、通常のジギングロッドに加えてスロージギングロッドというものも数多く販売される様になりました。
スロージギングロッドはゆったりとしたアクションで狙う事になるため、身体への負担が少なく、女性でも扱いやすくなっているのが大きな特徴となっています。
トンジギでは早いアクションを繰り出す事がおすすめとなるため、購入する場合は通常のジギングロッドを購入する事をおすすめします。
しかし、体力に自信がない方や女性の方は、無理して通常のジギングロッドを使用してもパフォーマンスをしっかり発揮する事が難しいため、スロージギングロッドでも問題はありません。
ご自身の体力と相談して、どんなアクションのロッドにするか決めてみてくださいね。
長さ
トンジギに限った話ではありませんが、キャスティングを除いてオフショアジギングで使用するロッドの長さは基本的に短いものがほとんどです。
そのため、トンジギで使用するロッドは5.5~6.5フィート前後のものを選ぶ事になります。
長さに関してはこの長さが絶対に良いというものはなく、ご自身で実際に持ってみた際のフィーリングが大事になるため、短い方が扱いやすいとなるか、少しでも長いものにしてロッド全体で引きを受け止めるかなど、好きなものを選べば問題ありません。
ただ、間違ってもキャスティング用の長めのものを選ばない様にだけ注意する必要があるので、購入する際はしっかりと確認をする様にしましょう。
トンジギ用スピニングロッドおすすめ8選
まとめ
トンジギは一見難しそうな釣りですが、きちんとしたロッド選びをする事が出来ていれば誰でも楽しむ事が出来る釣りです。
ぜひ、お気に入りのロッドで大きくて美味しい新鮮なトンボマグロを釣り上げてくださいね。
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