近年では身近でパワフルな引きを体感できるとしてチニングが大人気になり、専用のタックルなども多く販売される様になりました。
ベイトタックルはゲーム性も高く、パワーが必要なチニングでは活躍する場面が多いので好んで使う人もたくさんいます。
そんなチニングで使用するベイトリールも専用モデルなどは比較的高価なものになりますが、チニングで使える安くてコスパに優れたものを特徴やメリットなどを踏まえながらご紹介したいと思います。
安いチニングに適したベイトリールの特徴
安いチニングに適したベイトリールの特徴として挙げられるのは汎用性に優れブレーキが少し強めなことで、各魚種特化モデルなどではギア比が速すぎたり、扱うルアー重量の幅が狭いことなどか多いです。
ある程度幅広くルアーを使うチニングでは汎用性に優れて、オールマイティに使うことの出来るリールが適しています。
また飛距離は多少犠牲になってはしまいますが、ブレーキがしっかりと効くものの方がトラブルレスでキャストすることができます。
安いチニングに適したベイトリールを使うメリット
汎用性
上記の特徴の部分でも触れましたが、幅広く使うことができて汎用性に優れていることはとてもメリットになります。
チニングを行うフィールドや使うルアーは多岐にわたるので、一つのリールである程度カバーできる事が必要になります。
安いベイトリールは極端なローギアやハイギア、ベイトフィネスモデルになっていることはないので幅広く使うことができ一つのリールで攻め方などを変えることができます。
ブレーキ
安いベイトリールでは総じてブレーキがシンプルで強いものが多く、多少の飛距離に影響はあるもののトラブルが少ないです。
特にPEラインでのバックラッシュなどのトラブルは釣り自体が1日出来なくなる危険もあるのでトラブルレスに扱う事はとてもメリットになります。
さらにブレーキ自体がシンプルだと初心者でも設定が楽なので快適にチニングで使うことが出来ます。
カスタム性
安いベイトリールでは兄弟機種や海外製などのカスタムパーツが安価に手に入れることができます。
特にスプールは軽量ルアーをキャストする際に大きな影響を与えるので、軽量ルアーを使うこともあるチニングでは絶大な効果を発揮します。
ハイエンドモデルなどでは各釣りに特化しているのでカスタムパーツなども高価になる事が多いですが、気軽にカスタムできることはとてもメリットになります。
安いチニングに適したベイトリールを使うデメリット
軽量ルアーの適応
チニングでメインとなるルアーの重さは約7g〜14gが一般的になり、大体のベイトリールであれば問題はないです。
ですが軽量ルアーを使用したい場面がチニングでは多々あるのが現実で、3g〜5gのリグや軽量プラグを使うことが安いベイトリールには厳しいことが多いです。
スプール交換などのカスタムが出来るリールであれば、ある程度解決することもできるので検討してみると良いかもしれません。
トラブル
安いリールは各パーツの精度が悪いことがあるので、本体とスプールとの間に隙間ができたりする場合があります。
バックラッシュしてしまった後やラインが浮いた状態で巻いてしまうと、スプールと本体の隙間に入り込んでラインブレイクの原因になってしまいます。
ブレーキは比較的強いものが多いのでバックラッシュはしづらいですが、PEラインを使用する事が多いチニングでは致命的になることがあるので注意が必要です。
安いチニングに適したベイトリールの選び方
ギア比
一般的にはチニングではチヌの突っ込みにも即座に対応できるハイギアが良いとされています。
ですがハイギアになり過ぎると巻き取りのパワーが落ちてしまうので注意が必要で、ローギアは逆にパワーがあっても突っ込みへの対応が遅れてしまいます。
安いベイトリールの場合ではギア比6.0〜7.3を中心としてフィールドに合わせてチョイスするとオールマイティに使用できますが、その中でもストラクチャーなどが多い場面ではハイギア寄りのものをおすすめします。
ブレーキ
ベイトリールのブレーキは大きく分けて3種類あり、どれにも一長一短があるので特徴を捉えて選ぶことが重要になります。
マグネットブレーキは設定が簡単でトラブルも少なく初心者に優しいですが、飛距離の伸びが少ない機種が多いので注意が必要です。
遠心ブレーキは飛距離の伸びを1番感じられるブレーキですが設定が初心者には難しい部分があることと、ブレーキ内部に水が入るとブレーキの効きが甘くなる事がありトラブルの原因になることがあるので注意が必要です。
DCブレーキはコンピュータ制御でブレーキをかけてくれるため、オートマティックにトラブルレスでキャストすることができますが、価格が高いことが難点です。
各ブレーキの特徴を踏まえた上で好みのものを選ぶと良いです。
スプール
スプールのチェックするポイントはスプール径とラインのキャパシティです。
スプール径は大きくなるほど重いルアーを遠投することに向き、小さくなるほど軽量ルアーを投げることに特化していきます。
チニングではそれほど重いルアーを投げることはないので、バーサタイルに使うことのできる34mm以下の物を選ぶと困ることはなく、ラインのキャパシティはPEラインを100m前後巻く事ができるとトラブルが起きても余程のことがない限り釣りを再開することができます。
キャパシティが多すぎるとラインの重量がスプールに加わるので軽量ルアーなどのキャストに影響がでてしまうので注意が必要です。
安いチニング用ベイトリールおすすめ10選
まとめ
安いベイトリールでも現在販売されているものはとても性能が良く、チニングでも快適に使えるものが沢山あります。
コスパモデルの中から自身のスタイルに合わせたものを見つけてチニングを楽しんでみてください。
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