ルアーフィッシングにおいてリールに巻くラインの主流はPEラインと言われておりますが、色々なメーカーから多種多様なPEラインが展開されていて、何を選んで良いか難しいですよね。
今回はチニングに適したスピニングリール、ベイトリールそれぞれおすすめのPEラインを太さ(号数)・色・ハリ・種類等、選ぶポイントと合わせてご紹介していきます。
チニング用PEラインの選び方
太さ
スピニングリールだと0.6~1号、ベイトリールだと1.5~2号以上が目安となります。
色
色に関しては様々な意見があるかと思いますが、ここではアングラーの視認性で選ぶ事をおすすめしたいと思います。
種類
PEラインには主にコーティングとノンコーティングの2種類あり、どちらもメリット・デメリットがありますので、どれを選ぶかは好みになってきます。
また、3、4、5、6、8、12本編みがありますが、4本・8本編み主流がとなりますので、どちらかを選んでおけば間違いないかと思います。
リールの選び方
おすすめPEラインの紹介にあたりスピニングリール、ベイトリールそれぞれの選び方についても、簡単ではありますが触れていきたいと思います。
スピニングリール
どの釣りにおいても馴染みのあるスピニングリールですが、チニングにおいて重要なポイントと最低限必要なスペックをご紹介します。
繊細なアタリを取り、強烈なヒキにも耐えられるスペックが求められるので、番手は2000番~C3000番、ギア比はノーマルギア、最大ドラグ力は3~4㎏は欲しいところです。
ベイトリール
あまり馴染みのない方もいるかと思いますが、近年のチニングゲームでも注目が集まってきています。
スピニングリールに比べバックラッシュし易く扱いが少し難しいため、初心者の方にはあまりおすすめは出来ないですが、狙った場所へキャスティングがしやすく、巻取り感度や、巻上げの力強さ等、メリットもあるので挑戦しても良いかと思います。
スペック選びですが、番手は1000番台、ギア比はスピニングと同じくノーマルギアをおすすめします。
チニング用PEラインおすすめ8選
シマノピットブル4(0.8号/200m)
シマノがリリースしている4本編みでコーティングされているPEラインになります。
とにかくコスパ最強なPEラインですが、カラーバリエーションもグリーンとブルーの2色を展開し、ライン長さも150m・200mがありますので、自分のリールや好みににあったラインを選べるのが嬉しいですね。
号数展開も豊富でコスパがいいので、まめにラインを巻き替える方にもおすすめかと思います。
デュエルスーパーエックスワイヤー8(0.8号/200m)
デュエルからリリースされている8本編みのPEラインとなり、コスパも良く4本編みも展開されております。
コーティングされているラインですが、比較的しなやかなで扱い易い印象です。
特徴としてマルチカラー仕様で10m毎に5色のローテーションで色が変わる仕様となっていて、5mおきに1m白が入っているため、ルアーなどが着水した先が何mなのか、目視では分かりづらい飛距離がラインの色で判断出来るメリットがあるのでおすすめのラインです。
ラパララピノヴァX マルチゲーム(0.8号/200m)
老舗メーカーのラパラからリリースされている4本編みのコーティングPEラインとなります。
こちらもコスパが良く、号数展開も豊富で色は2色の単色とマルチカラーが展開されています。
単色にはグリーンとピンクがあり、蛍光色が強くどちらの色も夜の釣りにおいても視認性が良く、ルアーの動きが確認し易いのでおすすめです。
ただし、若干コーディングが落ちるのが比較的早めというデメリットもありますが、コーティング剤で保護してあげる事で問題なく使用出来ると思います。
YGKよつあみエックスブレイド スーパージグマン(0.6号/200m)
こちらは8本編みのほぼノンコーティングでしなやか系のPEラインとなります。マルチカラーを採用していますが、視認性に関しては他メーカーのものと比べると若干見づらく感じます。
ですが、ライントラブルも少なく、強度もしっかりしていて、耐久性は強い方だと思います。
安定の使用感と低コストで手に入り、コスパを考えると買って損は無いので、しっかりメンテナンスをして長く使用したい方にもおすすめです。
東レシーバスPEパワーゲーム(0.6号/150m)
東レインターナショナルからリリースされている8本編みでノンコーディングのPEラインです。
商品名が「シーバス」となっておりますが、シーバスのみならずキャスティングゲームにおける信頼は根強く、支持されている方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
価格は高めではありますが、強度は抜群でありながら、とてもしなやかで扱い易く安定性の高いPEラインかと思います。
また、ラインカラーがホワイトを採用しているので視認性も良くおすすめです。
バークレイスーパーファイヤーカラード(1.5号/200m)
ここからはベイトリール使用としてご紹介させていただきます。
バークレイからリリースされているPEラインですが、一般的なPEラインと製法が異なりナイロンでコーディングされているのが、大きな特徴となります。
それにより強度と太さが確保されているため、ベイトリールでのラインの食い込みが軽減され、高切れやバックラッシュと言ったライントラブルも比較的少なく、耐久性も良いので、おすすめのPEラインだと思います。
YGKよつあみエックスブレイド アップグレードX8(1.5号/200m)
定番ラインの一つで、使用されている方も多くハリが強いので、ベイトリールへの使用としておすすめさせていただきます。
8本練りで、コーティング系のPEラインの中ではコーティングが厚くハリが強い印象を受けるPEラインです。
強度が強いので、安定したキャスティングや、魚とのやり取りが出来ると思います。
コーティングが厚いためか、使用始めはロッドガイドなどに色移りが目立つのが残念な点ではありますが、高性能でコスパも良くトータルで見れば良いPEラインなのでおすすめとさせて頂きます。
シマノピットブル8+(2号/200m)
シマノからリリースされているピットブルシリーズの中では多少高価ではありますが、分スペックも上がりますので、その分価値はあると思います。
色は単色ピンクと5色マルチカラーを展開していますが、視認性を重視するなら単色ピンク一択かと思います。
一般的に摩擦強度が弱いと言われているPEラインですが、こちらはヒートシンクコーティングという特殊なコーティングが施されているので、一般のPEラインよりも根擦れに強く強度・耐久性も言う事なくおすすめです。
まとめ
チニングにおいて、PEラインは飛距離や感度、引張強度の強さやラインが伸びにくい事などメリットがたくさんあるため、多くの釣り人から支持されています。
魚とやり取りする上でラインはダイレクトに関わり、非常に重要になって来ますので、釣り場の状況に合わせて色々なPEラインを試してみて、ご自身に会ったPEラインを見つけてみてはいかがでしょうか。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!