ルアー各種でチヌを狙う人気上昇中のジャンルがチニングであり、専用の道具が毎年増え続けています。
チニングをやる上での課題としてルアー管理が挙げられ、特に増え続けるワームでバッグ内が散乱してしまうケースが見受けられます。
実はワームケースを使うことで問題は一気に解決でき、しかも釣果UPに繋がることをご存じでしょうか。
今回は収納上手なルアーケースを紹介するので、ワーム問題を解決しましょう。
チニングに適したワームケースの特徴
チニングワームケースは厚みがあり深底タイプであること、仕切り版が細かくカスタマイズできること、加工がしっかりしていることが挙げられます。
チニングワームは2インチから3インチの大きさが多く、またクロー系やホッグ系などの存在感のあるものが多いので、それらを収納できるようにある程度の厚みや大きさが必要となります。
次に数種類のワームを収納できるように仕切り版が自由にカスタマイズできると使い勝手が上がります。
最後に様々な加工がされているとワームの保存状態をキープでき、いつも新鮮な状態で使うことできるのです。
詳しくは後ほど詳しく解説しますが、ワームの状態が買ったままキープできるようになるとチヌが釣れやすくなります。
チニングでワームケースにこだわるメリット
一目瞭然
時合の時にはすぐ対応することで機会損失を減らし、ワームチェンジでチヌのスイッチを入れ直すこともできるのでワームローテは重要です。
ケースにワームが入っているとワームローテ案を練りやすくなり、事前にワームローテを考えるだけでもワクワクするものです。
その日によって状況が違いますが、ワームが全種類一気に見えていることが重要です。
すぐ取り出せる
ワームをパッケージ管理している場合は、バッグからパッケージを探し出し、袋を開けてワームを取り出す作業が必要ですが、ワームケースを使用するとワームケースを開けて取り出すだけになります。
整理整頓されているのであれば良いのですが、数が多いとパッケージ管理は難しくなるのでケース管理が便利です。
変形しない
ワームプルーフ加工が施されたワームケースを使うことでワームが溶けたり、分解されることを防ぎます。
また整理整頓されていると爪や足など折れ曲がりやすいものを正常な形で保管することができるのです。
時間の経過で溶けたり、バッグに中で折れ曲がって破損してしまうことをケースがあることで防いでくれます。
整理整頓
パッケージ管理は数が増えるとランガンバックやタックルボックスの中で散乱してしまいますが、ワームケースがあることで整理整頓されるので釣りがしやすくなります。
まだ入っていると思ってたワームが空になっており、パッケージだけ後生大事に持っているケースはよく耳にします。
細かい整理整頓が釣果の差を生み出すので気を付けたいところです。
チニングに適したワームケースの選び方
サイズ
大きさ
持って行くワームの種類にもよりますが、6種類から8種類入るA5ノートぐらいのサイズが一番使いやすいでしょう。
チニングワームの長さは2インチから3インチが一般的となっているので、1インチは2.54cmですから2インチだと約5cmぐらい、3インチだと7.5cmで1区画となります。
ワームを横向けに並べると横に2区画、縦に3区画作れるとワームのバリエーションに困りません。
お持ちのバッグの大きさやタックルボックスの大きさにもよりますが、大容量過ぎるとかえって邪魔になるので、1軍ワームと2軍ワームに分けて2枚のケースを持つと様々なパターンに使えるでしょう。
厚み
チニングワームは厚みがありますので、厚みはしっかりとした物を選ぶことをおすすめします。
薄く持ち運び重視の物が多く発売されていますが、薄いと先程提示した1区画に1パッケージのワームが納まりきらない場合があるので、深いものを選んでください。
ホッグ系やクロー系はハサミが厚く作られている場合もあるので、浅いものを選ぶとはみ出す可能性もあります。
また無理矢理詰め込むと爪や足が折れ曲がる可能性もあるので気をつけましょう。
仕切り板
仕切り版で自由にカスタマイズできるものを選ぶと自分のスタイルにあったワームケースが作れます。
チニングではパターンによってワームサイズが異なりますので、小さい物で1インチ台、大きいもので4インチ近くなります。
一定の区画で販売されている物よりも自分の使うワームサイズに合わせて区画を仕切る方が使いやすいのです。
余った箇所にはオフセットフックやシンカーをいれておくと釣行時の荷物は軽減しますし、リグ交換の場合でも素早くセットできます。
仕切り版を自由にカスタマイズできるので、自分の使いやすいものへと育ててください。
加工
ワームプルーフ加工
ワームプルーフ加工されているケースは、ワームが溶けることを防ぎます。
ワームが溶ける原因は、ワーム生成の際に使われる可逆剤、直射日光による生分解、ワーム同士の成分が結合し化学変化を起こす場合が考えられています。
ワームプルーフ加工されているケースはそのようなことが起こりにくいようになっていますが、カラーによって配合の可逆剤の量や、そもそもの成分が違う場合があるので、同種類であっても混合しないことが重要です。
防水加工
堤防や足場の良いゴロタなどではそこまで考えなくても大丈夫ですが、ウェーディングをするチニンガーには必須の加工が防水加工です。
場所に関係なく雨の日でも釣りをするアングラーには必須ではあります。
ワームを水分から守ってくれる加工で、水を含んだワームは生分解が進みやすくなるので防水されたケースの方が良いでしょう。
チニング用ワームケースおすすめ10選
まとめ
ワームケースに拘りを持つことで散乱しやすいワームがコンパクトに収納でき、ワーム交換の時に選びやすくなるので、釣果UPが期待できます。
自分のスタイルに合わせて仕切り板を駆使してワームを並べてみましょう。
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