シーバス釣りではあまり使用されていないルアーの中にスイムベイトがあります。
シーバスアングラーの中にはスイムベイトを使用したことがない方も多いと思います。
バス釣りでは定番ルアーとして使用されてますが、実はシーバスにもかなり有効です。
使い方を知ればこれまで口を使わせることができなかった賢い魚のバイトを誘い出すことができます。
今回はシーバスに有効なスイムベイトの特徴やおすすめを紹介していきます。
シーバスに適したスイムベイトの特徴
シーバスで使用されるスイムベイトは餌となるベイトに似せたルアーが多くあります。
また柔らかい素材でできているためナチュラルにアピールすることができ、スレた魚にもバイトを誘えるようなルアーです。
大きめのスイムベイトは集魚力もあるためサーチで使用することも可能です。
シーバス釣りでスイムベイトを使うメリット
ナチュラル
スイムベイトは柔らかい素材のため、本物のベイトのような艶めかしさがあります。
人気のあるフィールドでは魚がルアーにスレてしまっている場合がありますが、そう言った場面でスイムベイトのナチュラルさが武器となり、ナイトゲームだけではなくデイゲームでも見切られることが少なくなります。
集魚力
スイムベイトはナチュラルなルアーですが、ルアーサイズが大きくなると集魚力も発揮します。
大きなテールで水を動かし波動を出すため、遠くの魚にも広くアピールすることができます。
魚を寄せてそのままナチュラルさを活かしてバイトさせることができるルアーとなっているためおすすめとなります。
サイズ
季節やフィールドによってベイトのサイズは変わるためシーバス釣りではサイズを合わせることが重要となってきます。
スイムベイトには様々なサイズのものがあり、7センチほどの小さなものから、20センチを超えるような大型のスイムベイトがあります。
サイズ展開が豊富なため、シーズン問わずにフィールドのメインベイトに合わせやすいのもメリットです。
シーバス釣りでスイムベイトを使うデメリット
耐久性
スイムベイトは柔らかい素材のため釣行回数が重なるとだんだんボロボロになっていきます。
釣った魚が多ければ多いほど劣化が激しいため、ルアーが裂けたりすることがあります。
特にテールだけ千切られることもあり、ハードルアーと比べて耐久性が低くなっています。
保管
スイムベイトで重要となるテール部がボックの中で折れたまま保管されるとテールにクセがつき、泳ぎに影響が出てきます。
また他のルアーと一緒なボックスて保管すると色移りしやすいようなスイムベイトもあるため場合によっては別での保管が必要となり釣行時の荷物が増えてしまう場合があります。
タックル
スイムベイトはブラックバス用のルアーを流用することがあります。
ベイトタックルでの使用を前提にスイムベイトが作られている場合が多く、比較的重たいルアーが多くなっています。
使用するスイムベイトの重さ次第では一般的なシーバスロッドでは扱いにくくなり、強めのタックルやベイトタックルが必要となる場合があります。
アンバランスなセッティングで使用すると快適に扱えませんし、最悪タックルの破損にもつながる場合があるため注意が必要です。
シーバスに適したスイムベイトの選び方
サイズ
スイムベイトを選ぶ上で重要なのがフィールドのメインベイトに合せてサイズを選択することです。
小魚がベイトなら小型のスイムベイトを使用し、大型の魚がベイトなら大型のスイムベイトを選択するようにしてください。
スイムベイトはリアルな色や形状の物があるためそちらを選んでいただければ問題ないです。
どのルアーでも同じことが言えますがフィールドのベイトに合わせることが1番大切になってくるためサイズ選びは慎重に行いましょう。
場所
流れが強いエリア
流れが強い河川などではテールが大きな物だと水を受けすぎて泳ぎが破綻し、水面を割ってしまうことが多くなるため、なるべくテールの小さい物やピンテールなどのスリムなスイムベイトをおすすめします。
流れが弱いエリア
流れが弱いエリアではルアーが水を受け過ぎることがないためテールが大きいものを使用してもらえれば問題ないです。
流れが弱いエリアではテールの水を動かす波動が水中に広く伝わるためサーチルアーとしても大きいテールのソフトベイトは効果的です。
それぞれ形状によって場所の得意不得意があるため自分のフィールドの状況に合せて使用することでルアーのポテンシャルを最大限まで引き出すことができます。
重さ
稚鮎、バチなどベイトが小さい場合
小型のベイトをメインに捕食しているシーバスは吸い込む力が弱い傾向があります。
7gから15g程度の軽いルアーを使用することで魚の吸い込みも良くなるため深いバイトを得ることができます。
落ち鮎、コノシロなどベイトが大きい場合
大型のベイトを捕食している時には大型のスイムベイトを使用します。
重たい物だと100gを超えるものもありますが、一般的なシーバスタックルで扱える40gまでのスイムベイトを選んでもらえると快適に扱えます。
シーバス用スイムベイトおすすめ10選
まとめ
スイムベイトはバス用が多くありますが、シーバスにとても有効なルアーです。
これまでハードルアーではバイトさせられなかったスレた魚に対して、ナチュラルにアピールしバイトを誘発できるルアーなので、これまでスイムベイトを使用したことがない方は今回おすすめしたスイムベイトを使用してみてください。
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