手軽に高級魚を狙うことができる海上釣堀では主に脈釣りという釣り方が主流で青物や真鯛などを狙うことができ、人気のある釣りの一つです。
海上釣堀では水深が深くても20mほどで、仕掛けを落として誘う釣りのためフォールでの当たりが多く、ベイトリールを使用する機会が多くあります。
その中でもカウンター付きリールは魚の反応が得られるレンジを把握することができ、より釣果を伸ばせるメリットがあります。
今回は海上釣堀に使えるカウンター付きリールのメリットや選び方、おすすめを紹介していきます。
海上釣堀に使えるカウンター付きリールの特徴
カウンター付きリールはその名の通り、ラインの放出量から水深をリールのデジタル画面に表示してくれる特徴があります。
魚の反応があった水深を一目で把握できるためより効率的に誘いを仕掛けることができ、釣果を伸ばすことができるため海上釣堀で使用している釣り人が多くいます。
またカウンター機能はベイトリールにのみ搭載されているため購入時には注意が必要です。
海上釣堀でカウンター付きリールを使うメリット
水深把握
水深がデジタル表示されるため水深の把握ができます。
魚の反応があったレンジを一目で把握できるため、その日のパターンやレンジを掴みやすく、釣果を伸ばせるメリットがあるため海上釣堀では重宝するアイテムです。
また地形変化なども着底した際の水深の変化で把握することができることから、より攻略の幅が広がります。
フォールの当たりを取れる
カウンター付きに限らずですが、ベイトリールを使用する上でのメリットとして、フォール時の当たりを素早く察知できることがメリットとして挙げられます。
着底前にラインが止まるなどの変化に気付きやすく、特に青物などはフォールに反応する場合が多いため海上釣堀ではベイトリールが優位となる場面が多くあります。
巻き上げパワー
カウンター付きのベイトリールは巻き取りパワーが強く、大型青物でもぐいぐいと力強く巻き上げることができます。
またオフショアジギングなどでも使用される設計のため、巻き上げ力が強く、スムーズなランディングを得意としています。
海上釣堀は複数人の釣り人がいるため、邪魔にならないためにもスムーズなランディングができるベイトリールは非常に使い勝手が良いです。
海上釣堀でカウンター付きリールを使うデメリット
初心者には扱いが難しい
ベイトリールを使用する上で挙げられるデメリットはバックラッシュがあります。
着底の瞬間にうまくサミングできないとスプールが回り続け、余分に放出されたラインが絡まりトラブルを起こしてしまう場合も。
慣れないうちはスピニングリールも持っておくと万が一ライントラブルになった場合でも釣りを続行することができます。
ドラグがイマイチ
青物や真鯛など大型の魚も狙えるのが海上釣堀の特徴の1つ。
引きが強く、ラインブレイクされないためにもドラグを使用して引きに対応する必要がありますが、ベイトリールはドラグ機能がスピニングリールよりも劣る部分があるためスムーズなドラグ操作ができない場合があります。
特に安価なベイトリールはドラグ調整が難しく、扱いにくい場合があるため安価すぎるリールは避けたほうが良いでしょう。
電池交換が必要になる
カウンター付きのベイトリールはデジタルモニターに水深が表示されます。
表示するために電池が必要となるため電池の残量が減るとうまく表示されない場合があり、そのような際にはメーカーにて交換する必要があるものがあります。
リールを選ぶ際には電池交換がセルフで行えるものを選ぶのも重要です。
海上釣堀に使えるカウンター付きリールの選び方
サイズ
海上釣堀で使用するカウンター付きのベイトリールサイズは150番~300番程度の物が扱いやすい番手となります。
十分な糸巻量と、青物や真鯛の引きにも耐える耐久性が備わっている必要がありますが、上記の番手であれば十分なラインキャパ、耐久性があります。
ギア比
リールを選ぶうえで重要となるギア比は海上釣堀の場合水深がそこまで深くないためノーマルギアの物をおすすめします。
ハイギアは仕掛けの回収が早い特徴がありますが、海上釣堀ではあまり恩恵がない場合がほとんど。
ノーマルギアは巻き上げこそ遅いですが、力強く巻いてくることができるため青物や真鯛も負担が少なく巻き上げてくることができます。
ドラグ性能
海上釣堀とは言えど青物は青物であり、強烈な引きが特徴的です。
ラインブレイクを防ぐためにもドラグを使用したやり取りが必要になり、特にベイトリールはドラグ性能がスピニングリールほど微調整できないことからあまり安すぎるベイトリールはおすすめできません。
ドラグ性能のことも考えてある程度の価格の物を使用することをおすすめします。
海上釣堀に使えるカウンター付きリールおすすめ10選
まとめ
海上釣堀ではカウンター付きのベイトリールが非常に有利となります。
低価格帯のベイトリールにもカウンター付きのリールがあるためカウンター付きベイトリールを導入したい方はぜひ今回紹介したベイトリールを使用してみてください。
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