ヒラメやシーバス、青物など様々な魚を狙えるサーフでのルアーフィッシング。
最近では堤防などが主戦場だったアジやメバル、アオリイカなどもサーフからやる方が増え、今やサーフで狙えないソルトゲームのターゲットは居ないほど、釣りも道具も進化をし続け開拓されています。
広大なサーフは、ポイントが絞られている訳ではないので、サーフでの釣りは基本ランガンをしながら釣り歩きます。
夏場はハーフパンツのウェットスタイルも人気ですが、それ以外の季節はウェーダーがマストアイテムとなります。
そこで今回は、サーフを快適に歩けるウェーディングシューズに注目して、おすすめのウェーディングシューズを特徴や選び方も踏まえて、ご紹介させていただきます。
サーフに適したウェーディングシューズの特徴
人気のサーフゲームは、広大なサーフを釣り歩くランガンスタイルが基本となります。
その為、なるべく歩きやすく疲れにくいウェーディングシューズを選ぶのがおすすめです。
ブーツと一体型になっているウェーダーとは違い、ブーツ部分がソックスタイプになっており、好みに合わせたウェーディングシューズを合わせる事でより快適に釣りを楽しめるアイテムとなります。
サーフでウェーディングシューズにこだわるメリット
歩きやすい
シューズにこだわる最大の理由は、歩きやすいという事です。
サーフと一言に言っても、その場所によってサーフの質感が全く異なります。
固めで割と歩きやすく、ジムニーなどが走れるほどのサーフから、フワフワとした感触があり、一歩一歩埋まり歩きづらいなど様々です。
サーフ用のウェーディングシューズは、これらのサーフでも歩きやすいというのがメリットになります。
歩きやすいと言うことは、疲労軽減に大きく繋がりますので、釣りに集中できる様になり釣果もきっと上がります。
シーンに合わせやすい
サーフにもテトラポットがあったり、小さい堤防を乗り越えなければなかったり、磯と隣接していたりとサーフにも様々なシーンが有ります。
サーフだけを考えればラジュアルソールで良いですが、滑りにくさなど安全面を考えてシューズだけを交換できることが大きなメリットです。
ブーツ一体型のウェーダーでは出来ない、シーンに合わせた使い方ができます。
ジャストサイズを選べる
ブーツ一体型での大きなデメリットとして、ブーツサイズを優先することで胴部分のサイズが合わないと言う事があります。
足のサイズから選ぶとLLだけど、胴の部分はLで良いのにと言った場合など、結果的に足のサイズで合わせるしかなく、そうすると胴回りなど全体的にブカブカで余計歩きにくくなる場合もあります。
ウェーディングシューズを別に選べるソックスタイプでは、胴をジャストサイズで選べますし、シューズも自分のサイズにピッタリなものを選べます。
歩きやすさ、疲労軽減など様々なメリットが生まれます。
サーフに適したウェーディングシューズの選び方
ソール
ラジュアルソール
サーフだけを歩く場合には、長靴などと同じラジュアルソールがおすすめです。
価格も安く、スタンダードなソールになります。
フェルトピンソール
一足で色んなシーン、ポイントで履きたい方は、オールラウンダーのフェルトピンソールがおすすめです。
ノリやコケ、テトラなどでも滑りにくいのが特徴です。
スパイクソール
磯場、堤防に海藻が付いた所もあったりと悪路が所々にある場合には、断然スパイクソールがおすすめです。
ガッチリと岩場などにスパイクが食い込むので、滑りにくく安全に歩行できます。
目的地のサーフでも快適に歩行できます。
フェルトソール
フェルトソールは水を含み重くなる事、砂が入り込んで手入れが面倒、消耗が激しいなどサーフでの釣りには向いていません。
サイズ
重要なのはサイズです。
多少大きい分には、紐の締め具合や靴下でカバーできますが、小ささは疲労にダイレクトに繋がります。
必ずご試着して購入する様にしましょう。
可能であればウェーダーを履き試着をするのが理想ですが、できない場合には厚手の靴下を履きジャストサイズより0.5大きめを選ぶのが良いかと思います。
もちろん個人差が有りますので、まずはしっかりとしたウェーダーストッキングと重ねて試着し選びましょう。
砂が入り込まない
サーフのウェーディングシューズで大きく重要視されるのが、砂が入り込むかどうかと言う事です。
砂が入り込むとジャリジャリとした不快感は当然のこと、砂がヤスリの様になりシューズもストッキングも痛める原因に直結します。
歩きやすさとソールの次に、砂が入り込みにくい構造になっているかどうかもしっかりと確認してシューズを選びましょう。
サンダルではだめ?
朝・夕マズメだけなど、釣行時間が短い方、サーフが短くほぼ移動しない方であれば、軽く踵にストッパーが付いたクロックスの様なサンダルもおすすめです。
ですが、前途で書いた様に、砂が入り込みますので、その点を理解した上でご着用ください。
サンダルの他に水遊び用の靴、リーフシューズやマリンシューズが意外とおすすめです。
非常に柔らかいため、歩きやすく足にフィットします。
ソール面もゴムになっていてサーフだけを歩くには、十分な安全性もあります。
水でじゃぶじゃぶ洗え、乾きやすいと言うのもメリットですし、値段も安めなので細かく買い換える事前提でおすすめです。
サーフ用ウェーディングシューズ11選
まとめ
サーフには今まで出会えなかった、大型の魚に出会えるなど夢があります。
特に人気のヒラメやシーバスを狙い、日々サーフに通われている方も多いと思います。
釣れる気がしないと心が折れそうになる程、広大なフィールドのサーフですが、地形変化、離岸流、沈み根などランガンして探っていくと、必ずここぞと言うポイントが存在します。
快適に釣りを楽しむためのロッドやリールなど釣り具も大事ですが、安全面、疲労面を担うウェアやシューズも非常に重要です。
安心、安全、快適に釣りを楽しむ事で、より釣りを楽しむ事ができます。
釣りは自然が相手ですので、安さなどを追い求めず、機能性や安全面をメインにしっかりとした装備で釣りを楽しみましょう。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!