高級魚と呼ばれるヒラメやマゴチ、イナダやショゴがショアから手軽に狙えるとしてサーフゲームの人気が最近では特にヒートアップしています。
人気のサーフゲームですがタックルを一から揃えるとなると、結構な金額になってしまうので敷居も高く感じてしまうことも事実です。
今回はタックルの心臓部にあたるリールに焦点を当て、安いサーフリールの中でもコスパ最強の物をメリットや選び方などを踏まえてご紹介したいと思います。
コスパ最強のサーフリールを使うメリット
安い
以前までに比べ釣具は全般的に価格が上昇傾向にありリールも例外ではなく、かなりの値上がりをし続けています。
予算が豊富にあるのであれば問題ないのですが、なかなかそうはいかないと思います。
コスパに優れた安いリールで価格を抑えることで、ロッドやルアーなどの他の物へ予算を分けることができる様になります。
安いと他の物の選択範囲を広げることができたり、全体的な予算を下げることが出来るのでとても大きなメリットになります。
機能の充実
現在のコスパリールと呼ばれるものは10数年前の物より性能の向上はもちろんですが、上位機種と同じ機能を持つ物が多くなりました。
理由として性能や機能での価格差の付け方から、材質や耐久性の違いによっての価格差の付け方に変わったことにあります。
安くても上位機種に迫る機能や性能は、初心者には特にメリットになります。
兄弟機
各メーカーのコスパモデルリールは互換性のあるパーツを使うことによって製造コストを抑える傾向にあり、共通パーツや互換性のあるラインキャパ違いのスプールを使った兄弟機があることが多いです。
なので換えスプールやカスタムパーツなどを兄弟機などから流用することが簡単に出来てしまいます。
故障時のパーツ流用やトラブル時のライン交換など、兄弟機が存在してパーツを安価に手に入れられることはとてもありがたいです。
コスパ最強のサーフリールを使うデメリット
耐久性
上記のメリットで少し触れられていますが、性能などよりも材質変更などでの価格差を出している部分が以前よりも多くなりました。
特にベアリングやギア、ボディなどが当てはまり、中長期的にみると故障や異音発生率が大きく変わります。
例としてシマノの現行のステラなどの上位機種であれば、メンテナンスさえしていれば10年以上使うことができます。
コスパリールでは耐久性がそこまではないので、定期的な買い替えなどが必要になります。
飛距離
サーフゲームでの重要なポイントとして一番に飛距離が挙げられます。
性能面で上位機種とコスパモデルとで差は昔ほどは無くなりましたが、飛距離に関しては埋められない差がある事も事実です。
特に細いラインを使用する場合などは無理に飛距離を伸ばそうとすると、トラブルの原因になってしまいます。
飛距離が重要視されるサーフゲームはデメリットになってしまいます。
価格の上昇
各メーカーでコスパモデルとなるリールは昔からのシリーズなものが多くなります。
世代が上がるほど性能や機能は向上していきますが価格も上がり、中位機種などとの価格差が少なくなっているものが多々あります。
リールによってはコスパモデルと中位機種との価格差がほとんど無いものもあるので、購入時には注意が必要になります。
コスパ最強のサーフリールの選び方
ボディサイズ
サーフでのスピニングリールでは4000番から5000番が基本になります。
4000番以下はマイクロショアジギングなど少し特殊な場面になるので使用頻度はかなり少なくなり、5000番以上では大き過ぎて重量もかなりの負担になります。
4000番をメインに考えて、より重いメタルジグを遠投する場合やアベレージサイズが大きい場合などに5000番を選ぶと良いです。
注意点として各メーカーやシリーズによって同じ番手であってもボディサイズに差があるものがあります。
ダイワの旧モデルはシマノのモデルに比べワンサイズくらい大きくなっていますが、最新LTモデルはシマノと同等のサイズになっています。
アブガルシア はダイワの旧モデルと同等のサイズ感になっているので、全体的に大きめのイメージになります。
3大メーカーの中だけでも差があるので、事前に各メーカーの各モデルを下調べをしておくと格段に失敗が減ります。
ドラグ
サーフはシーバスや青物などの大型魚からヒラメやマゴチなどの高級魚も狙うことの出来るフィールドです。
大型魚にもある程度は対応出来るように想定したパワー設定が必要になり、特に青物は他の魚に比べ引きが強いのでドラグの強いリールが必須になります。
ヒラメやマゴチがメインで青物などがあまり居ない場合であれば最低6kgくらいから使用することができますが、理想は最大ドラグ8〜10kgあると余裕を持ってやり取りすることができます。
青物がよく混ざる様なエリアやシーズンでは最大ドラグ12kg前後あると、ある程度の大物がきても安心して使用することができます。
ボディサイズとの兼ね合いもあるので、購入を検討しているリールの中で一番ドラグの強い物を選ぶと失敗が格段に減ります。
ギア比と巻き取り長
ギア比と巻き取り長は基本的には比例の関係にあり、ハイギアになればなるほど巻き取り長も長くなる傾向にあります。
サーフゲームでは遠投がメインとなるので、巻き取りに時間の掛かるローギアやノーマルギアが使われることはほぼありません。
巻き取りの速いハイギア、もしくは更に速いエクストラハイギアの二択になります。
ミノーやジグヘッド+ワーム、メタルジグなど満遍なく使う場合には通常のハイギアをチョイスすると良く、エクストラハイギアはメタルジグオンリーでとにかくスピーディーな釣りに向いています。
巻き取り長はギア比の他にスプールの内径と外径、糸巻き量によっても変化するので同じボディサイズの同じギア比でも機種ごとに巻き取り長は違うので注意が必要です。
互換パーツの有無
流用可能な溝の深さが違うスプールを搭載した兄弟機などがあると入手しやすくなり、現地でのライン交換などがスムーズできトラブル時などにも役立ちます。
メーカーサイトなどで同じシリーズの番手違いや、同じ番手の違うシリーズなどのパーツを見てみると流用可能か出来ないかを確認することができます。
注意点としてベイトリールのハンドルなど以外は他メーカーのリールとは互換性がないことがほとんどなので、同じメーカー内で探すと良いです。
コスパ最強のサーフリールおすすめ10選
まとめ
人気のサーフゲームにおいてリールは重要なものですが、タックル全部を用意するにはお金がかかります。
現在各メーカーからコスパリールとして販売されているリールは、上位モデルにも迫る勢いのあるリールばかりです。
是非サーフゲームに適したコスパリールで、快適なサーフフィッシングで高級魚を釣り上げてください。
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