年々、勢いを増すアジング業界。
ワームの種類一つとってもピンテール系だけで何社の物があるか…。
一昔前(10年くらい)までは、ティクトかレインズかジャッカルか。
指折り数えるくらいしか目ぼしいメーカーがなかった事を思うと道具の進化には驚かされます。
今回は進化する道具の中でもリール編、上級者や熟練者、誰が使うにしてもおすすめの一台。
最高峰と呼べるハイエンドモデルのリールについてフォーカスしたいと思います。
アジングのハイエンドリールとは
始めにアジングにおいてハイエンドリールが必要か、必要でないか。
人それぞれ考えはあると思いますが私は「必要でない」と考えます。
ハイエンドモデルのリールを持つことによって釣果に差がつくか?と言われればそうではないと感じるからです。
ある一定ラインのコスパモデルのリールを買えば事足りるため「ステラ」「イグジスト」を持つ必要はあまり感じられません。
絶対的信頼度や、ブランドが好きで買う方は多いように感じます。
アジングでハイエンドリールを使うメリット・デメリット
メリット
①絶対的信頼度
ハイエンドモデルのリールを買う上でまず絶対的信頼度は揺るぎません。
これさえ買っとけば大丈夫、と信じられること間違いなしです。
シルキーな巻き心地でなんの不安もないストレスフリーな釣りが展開できます。
②優越感
他人にはない道具を持つ事によって優越感を得られます。
増してや、「ステラ」「ヴァンキッシュ」「イグジスト」「セルテート」などは釣り場においても一目置かれるものとなります。
一目で、「ある程度釣りする人だな。」とゆう目線で見られます。
③感度の良さ
タックルバランスにもよりますが、ストレスのない高バランスのタックルはギアなどによるノイズも少なく感度の良い釣りが展開できます。
釣果に直結するかどうかは腕次第ではありますが、多少の差が出てもおかしくはありません。
デメリット
価格が高い
どうあがいても価格は高いです。
コストパフォーマンスという面で見た場合、ストラディックとステラを比べたにしても巻き心地の違いは感じられると思います。
内部構造や材質、違う面が沢山ある為仕方ありません。
しかし、それを5万円の差と考えると悩ましいかなというところです。
ハイエンドのアジングリールおすすめ10選
シマノ18ステラ(2000S)
シマノが誇るハイエンドリールステラ。
追究した滑らかさは始めだけでなく、長く持つように。
手にする人がこの一台ならと納得できるようシマノが全力を出し作られたリールです。
シマノ19ヴァンキッシュ(2000S)
シマノ史上最軽量なリール。
ステラと遜色のない性能を携え、見た目はラメ無しのブラックでシックに決まっています。
2万円ほどステラより下げた価格帯ですが、部品の精度や剛性をとっても大差はありません。
シマノ20ツインパワー(c2000S)
従来の15ツインパワーより軽量化が図られたモデル。
単に軽量化しただけではなく、ローターは金属化し剛性アップ。
巻き感もマイクロモジュールギアとサイレントドライブにより軽くなりました。
シマノ20ヴァンフォード(2000S)
ボディ、ローターがCI4(炭素繊維強化プラスチック)で作られており非常に軽いです。
シマノのコスパモデルの中では最軽量であるといえるでしょう。
上級機種のヴァンキッシュと比べると剛性、巻き感、耐水性など劣る面は多いですが十二分に活躍してくれること間違いなしです。
ダイワ22イグジスト(LT2000S-H)
ダイワのフラッグシップモデルである22イグジスト。
フルでマグシールドを装備しており、特殊グリスを使用したATDでは魚が掛かった際アングラーを優位にさせてくれるドラグ性能を携えています。
また、LCスプールによりキャスティング性能も格段に上がりました。
ダイワ17月下美人ex(1003RH)
ダイワのメバリング部門のハイエンドリール。
比べられるところは、ヴァンキッシュ、ステラ、イグジストといったところ。
デザイン性で購入される方はいるものの、性能面で見るとやはり上記の3機種の方が優れているようです。
次回のモデルに期待したいですね。
ダイワ21ルビアスエアリティ FC LT2000S
小さい番手はFCモデルしかありませんのでラインローラー部にマグシールドベアリングが入っていません。
賛否両論ありますが、巻き感は軽くなるのでいい点かなとも思います。
イグジストと同じ超々ジュラルミンギア製マシンカットタフデジギアはモノコックボディに収まる最大サイズに作られており、軽やかな巻き上げに貢献しています。
また、ハンドル部の肉抜きやローターのザイオン化など重量面においても軽量化を図っておりダイワ史上最軽量「エアリティ」の名前は伊達じゃありません。
ダイワ19セルテート(LT2500S)
全サイズモノコックボディを搭載した今回のセルテート。
16セルテートはHDモデルのみモノコックボディでした。
コンパクト化されたこのセルテートは2500番で205gとかなり軽量化されており、キャロを使ったアジングで使いやすい番手となっています。
ダイワ19バリスティック(LT-2000SS)
15イグジストのノウハウがガッツリ入ってお得感満載なバリスティック。
ザイオンローター、LCスプール、マシンカットタフデジギア、エアローター。
巻き心地の軽さ、本体の軽量化に惜しみなく技術が使われているのが分かります。
メイドインジャパンの文字がないあたりが少し引っかかるとこではありますが。
アブガルシアレボ エムジーエクストリーム(2000SH)
あまり紹介されないアブガルシアのハイエンドスピニングリール。
防水性に弱いイメージがありますが独自のソルトシールドボールベアリングを採用することによってクリアしているようです。
スプールやローターを見る限りかなり肉抜きされており2000番で160gとシマノ、ダイワに比べても最軽量の部類となります。
カーボンチックなデザインはメカニカルな印象を与えてくれ「アブのリール」って感じがしてカッコイイと思います。
付属品も豪華でシンカーキーパーやコルクノブ、スプールクリッカースプリングなど。
遊び心に富んだ良いリールだと感じます。
まとめ
最初に「ハイエンドリールは必要と感じない」と言い切りましたが、やはり使ってみたくなるのが釣り人の性であります。
筆者も例外ではありません。
良いリールはそれだけ大切にもしますし、長持ちもします。
高級で中々手に取り辛いですが、ハイエンドモデルにしかない魅力もあります。
それは、ただの物欲かも知れませんが満たし悦に浸るのも又一興かなと思います。
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