身近なターゲットで有りながら、やり込む程に奥深く、アングラーを虜にするアジングゲーム。
エントリーモデルの激安ロッドから、ハイエンドな数万円のロッドなど、ロッド一つでも正にピンキリの状態です。
「最高峰のハイエンドモデルを使うとどう変わるのか」など、ロッドの特徴などを踏まえ、上級者が唸るアジングロッドをご紹介致します。
ハイエンドなアジングロッドを使うと何が変わる?
ハイエンドなアジングロッドは、なんと言っても「感度」に優れています。
小さく軽量なジグヘッドの存在感を感じ取り易く、海藻や何かに触れたなど、地形変化も把握しやすくなります。
極細のエステルラインやpeラインなど、感度に優れたラインをハイエンドロッドで使う事で、感度、操作性など今まで感じ取れなかった事を感じ取れるようになります。
吸い込むようなバイト、食いあげるバイトなど、小さな変化も明確に感じ取れるため、今まで以上にアジを掛ける事が出来ます。
春や秋などアジの活性が高く、キャスト後のフォールで釣れてしまうなど、入れ食い状態の時などはハイエンドロッドのメリットは感じ取れませんが、アジの活性が低く、ショートバイトが続いたりと、渋い状況化ではハイエンドモデルの抜群の感度が威力を発揮します。
手元に伝わる情報量、ロッドを手にした時の軽さとシャープさに、最初は驚かれる事でしょう。
ショートロッドとロングロッドとシーンに合わせたロッドが細かく細分化されているのも、ハイエンドモデルならではです。
もっと感度が欲しい、もっとこんな風に釣りをしたいなど、追求すればする程、理想のロッドが出てきます。
自分の求めていた理想のロッドで釣り上げる魚は、満足感も格別です。
高級アジングロッドの注意点とは
繊細なバイトなど、高級アジングロッドならではの感度の良さは、カーボンの硬さが影響しています。
高級なアジングロッドに使われる高弾性カーボンは、曲がりが弱く、シャキッとした硬めのカーボンですので、感度がいいのですが、しなやかさには掛けます。
その為、竿を直角に立ててアジをぶら下げるなど、1箇所に負荷が掛かるように曲げてしまうと、折れに繋がりやすくなります。
また、穂先も非常に細く繊細ですので、車に積み込みの際などにも注意が必要です。
ハイエンドなアジングロッドおすすめ10選
【THIRTY FOUR】Advancement HSR-63 Version3
張りがありパッツン系のロッドと思われますが、しっかりと負荷に応じて曲がるロッドです。
カタログにも違和感を感じるロッドと書かれるほど、感度は有りながら不意の大物とのファイトにもロッドの曲がりで安心したやり取りができます。
ジグヘッドを中心とした繊細な釣りから、軽めのキャロまでこなせる万能な一本です。
【Tict】SRAM UTR-55one-TOR
感度を意識した張りのあるロッドが特徴で、ジグヘッド単体の釣りに特に威力を発揮します。
より渋い状況で1g以下のジグヘッドを使う場合など、繊細な操作感が魅力です。
トルザイトリングや継ぎ目の無いワンピースなど、感度に直結するスペックが詰め込まれた一本です。
【TETRA WORKS】React TWRT-55 テクニカルモデル
一切の無駄を削ぎ落とした超シンプルな設計は、アジングで必要な「感度」を追い求めた究極の形です。
1g以下のジグヘッドを使って釣りをするための専用ロッドで、適応ウェイトが0〜1gで自重がなんと38gの超軽量です。
究極を追い求めたロッドは、豆アジなどサイズが上がらない時期でも、アジングの楽しさを感じられます。
【MAGBITE】UNITES 60UL jighead special
近年注目を集めているメーカーで、ロッドもまだ一択のみしか有りませんが、使用頻度の高いジグヘッド専用に作り込まれたロッドは魅力的です。
高弾性カーボンを使い張りのあるロッドで、感度は抜群です。
0.1から3gまでとジグヘッドに特化した適応ウェイトで、自重も54gと非常に軽量です。
【AbuGarcia】エラディケーター リアルフィネス スローテーパースペシャル ERFS-57SULT-ST-CMG
超軽量で高感度なスローテーパーロッドです。
スローテーパーと聞くと、柔らかく感度が鈍い気がしますが、それを補う為に、独自に開発したガイドとカーボンで高感度を実現しています。
ブランクスは、カーボン100%と伝達力に優れ、ガイドにもカーボンを使用し、軽量で高感度です。
ジグヘッド単体の釣りに適しており、魚が掛かった後は、スローテーパーのブランクスが綺麗に曲がりバラしも少なくなります。
【Gamakatsu】LUXXE 宵姫 天 S511FL-solid
エンドグリップが無い特殊なデザインは、より手元に重心が寄ることで感度アップにも繋がる構造です。
軽量のジグヘッド単体での使用を前提で作り込まれただけ有り、まるで手に取るように僅かな変化が伝わってきます。
エンドグリップが無いため、キャストに慣れるまでは若干の不安が有りますが、慣れてしまえば最高の使用感です。
【XESTA】BLACKSTAR TZ SOLID S-53S
男心を擽るラグジュアリーな外観と実力の伴った高感度なロッドです。
ハードソリッドティップは、まるでチューブラーティップの様な張りが有るのが特徴で、とても感度がいいです。
パッツン系の全体的に張りが強いロッドで、ジグヘッドの操作性と感度は抜群です。
適応ウェイトも0.2gから5gまでと、ジグヘッド単体の釣りに抜群の威力を発揮します。
【SHIMANO】SoaRe LIMITED S73/76UL-S
シマノ独自の最新技術が詰まった、感度を追求した最高の一本です。
張りが有るブランクスと、中空形状のカーボンモノコックは感度抜群です。
ロッドの振り抜きが非常によく、遠投性能にも優れています。
フロートなどリグも使用したい場合には、チューブラーティップがお勧めですが、ジグヘッド単体が多い場合には、ソリッドティップがお勧めです。
【YAMAGA Blanks】BlueCurrent 85/TZ NANO
遠投性能に優れたロングレングスのハイパワーロッドです。
フロートやキャロなど、重めのリグを楽々と遠投でき、操作性にも優れた一本です。
近年注目を集めているメタルジグを使った、ギガアジングにもぴったりで、より大型のアジを狙う場合に必要なパワーと操作性の良さが魅力なロッドです。
【Daiwa】月下美人 AIR AGS AJING A81M-T
ダイワのアジングロッドの中でも最軽量、高感度なロッドです。
9フィートに近いロングロッドにも関わらず、自重が76gと超軽量です。
ギガアジなど大型のアジを狙う場合や、フロートなどでロングキャストで沖を狙う場合に最適です。
ガイドにもAGSガイドが使用されており、軽量化をしながら感度もアップしています。
ランカーを獲るためのスペックが詰まった最高の一本です。
まとめ
ハイエンドロッドは、「感度」「軽さ」が研ぎ澄まされています。
渋い状況でも、もっと釣果を伸ばしたいと思うのは、やり込んだアングラーなら当然の領域です。
ハイエンドロッドは、性能面でも間違いなく満足しますが、最高峰のロッドを所有することで気持ちの面でもアングラーを満足させてくれます。
性能、外観と、自分の求めていたロッドを選ぶ事で、アジングがもっと楽しくなりますよ。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう!