気軽に青物や真鯛などの高級魚を狙える海上釣堀では、狙った棚を攻めるウキ釣りとは別に、ウキを使わず広く探る脈釣りがあります。
脈釣りで使用されるラインはPEライン、ナイロン、フロロカーボンがあり、これから脈釣りを始めようと思ってる方を悩ませる種でもあります。
それぞれのラインにメリットデメリットがありますが、近年ではPEラインが主流です。
今回は海上釣堀での脈釣りで使用するラインの選び方やおすすめをPEラインをメインに紹介していきます。
海上釣堀で使う脈釣りに適したラインの特徴
脈釣りで使用するラインは強度と感度、棚の把握が重要です。
PE、ナイロン、フロロカーボンの3種類のラインが使用されており、近年ではPEラインが道糸としてよく使用されます。
当たる棚の把握がカラーマーキングで視認できるPEラインは脈釣りで非常に人気がります。
海上釣堀の脈釣りでラインにこだわるメリット
感度が高い
脈釣りではフォール中のバイトが多く、ラインの変化や手元に伝わる感度が非常に重要となります。
特にPEラインはラインが張った状態での感度が非常に高く、仕掛けを沈ませる脈釣りにぴったりなラインです。
高強度
大型青物や真鯛が狙えるため、脈釣りでは太めのラインを使用します。
ラインが太いことで擦れに対する耐摩耗性や直線強度が高くなり、ラインブレイクを減らすことができます。
魚の口に針を残さないためにもラインにこだわることによるメリットがあります。
棚把握
脈釣りでは棚の把握が非常に重要となります。
使用するラインを選ぶうえで、10mごとにカラーが変化するラインを使用すると、ラインの色の違いで大まかな棚を把握することができます。
カウンター付きベイトリールを使用する際には水深がリールに表示されますが、スピニングリールを使用する場合は水深がわかりにくいため、細かく色付けされたラインを使用することをおすすめします。
海上釣堀の脈釣りに適したラインの選び方
PEライン
近年様々な釣りでメインラインとして使用されているPEラインは海上釣掘でも主流となりつつあります。
PEラインは細い線形で高い直線強度があり、なおかつ感度も良い特徴があります。
脈釣りは仕掛けを落としていく探り釣りになるため、フォール中のバイトが多く、感度の高いPEラインは脈釣りにおすすめです。
また10mごとなどにカラーマーキングされているラインを使用することで、棚の大まかな把握が可能。
ただ、摩擦に弱く仕掛けのサルカンとの結束がしにくい場合があるためそのような際にはナイロンやフロロカーボンをハリス代わりとして結束する必要がある場合があります。
ナイロンライン
ナイロンラインはしなやかで適度な伸びが特徴です。
脈釣りでは太めのラインを使用しますが、しなやかなので扱いやすくトラブルが少ないことから初心者におすすめ。
適度な伸びも青物の引きを吸収してくれることからラインブレイクを防ぎます。
フロロカーボン
伸びが少なく、ナイロンよりも感度が良く、擦れにも強いことが特徴です。
比重が重たく水馴染みが良いことから脈釣りにもよく使用されています。
フロロカーボンは通しで使うことができ、結束などの手間が省けることからも人気がありますが、糸癖が付きやすいデメリットもあります。
太さ
海上釣掘での脈釣りではPEラインなら2号から4号程度、ナイロン、フロロカーボンであれば4号から5号の太さのラインを使用しましょう。
青物や真鯛が掛かることからある程度の強度が必要となります。
細いラインの方が違和感を与えにくく、スレた魚には効果的ですが強度の面で心配が残ります。
太すぎると扱いにくく、リール内でのトラブルにもなりやすいため上記の太さを目安に選んでもらえると問題ありません。
長さ
海上釣掘は深くても20m程度のため、そこまで長いラインは必要ありません。
海上釣掘用で売られているナイロン、フロロカーボンラインは50m巻きの物が多く、50m巻いてあれば多少のトラブルでラインを切っても釣りを再開することができるようになっています。
そのままスプールに巻くと糸巻量が少なく逆に扱いにくいため下巻きが必要となります。
海上釣堀の脈釣り用ラインおすすめ10選
まとめ
海上釣堀でもメインに使用されるようになったPEラインはナイロンやフロロカーボンと比べてメリットが多くあります。
感度、棚の把握が重要となる脈釣りには今回メインに紹介したPEラインが使いやすく高い強度があるため是非使用してみてください。
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