冬から春にかけてシーバス釣りのメインパターンとなるバチ抜けパターン。
バチ抜けパターンは攻略が難しいパターンでも有名で、ベテランアングラーでさえも攻略にてこずる場面が多くあります。
そんな時に使用したいアイテムとしてワームがあり、厳しい状況でもシーバスを釣らせてくれます。
今回はジグヘッドにセットしたジグヘッドリグはもちろん、ノーシンカーでも扱えるワームを紹介するので、ぜひご参考にしてください。
バチ抜け用ワームの選び方
サイズ
バチ抜けパターンで使用するワームのサイズは3〜4インチがおすすめです。
3〜4インチはバチのサイズにマッチでき、マッチザベイトを演出できます。
1月〜2月に最盛期を迎える河川におけるバチ抜けは長バチと呼ばれる全長が長いバチがメインになります。
そのような時は4インチのワームをメインに使用します。
5月ごろに港湾部で起こるバチ抜けではクルクルバチと呼ばれる小さなバチが多くなります。
小さめのバチが多い時期には3インチをメインに使用すると釣果につながります。
形状
バチ抜けで使用するワームはボディが細長くできているピンテールがメインの形状になります。
ピンテールワームは別名ストレートワームとも呼ばれます。
ピンテールワームは水の抵抗を受けにくく、アピール力が低めのワームです。
バチの動きに近く、シーバスに違和感を与えないでワームに食わせられます。
ピンテールワーム以外ではシャッドテールもバチ抜けパターンに効果的です。
シャッドテールを購入する時は細身ボディでテールが小さい商品を購入するようにしましょう。
カラー
バチ抜けパターンで使用するワームのカラーは赤、白、オレンジが最もおすすめです。
赤、白、オレンジは水中で目立つハイアピールカラーになります。
周辺に無数のバチがいてもシーバスがワームを見つけやすく、ヒットする可能性が上がります。
河川で水色がクリアなポイントでバチ抜けパターンを狙う時は黒や緑もおすすめです。
冬場に河川でバチ抜けパターンを狙う場面には黒や緑も用意しておきましょう。
バチ抜け用ワームの有効なリグ
ジグヘッドリグ
バチ抜けパターンでワームを使用する時には、ジグヘッドにセットするジグヘッドリグが基本となります。
ワームをセットするジグヘッドは2g前後が最もおすすめです。
かなり軽量で扱いにくいですが、強めのメバリングロッドやしなやかなシーバスロッドではキャストできます。
操作方法としては基本的にただ巻きだけで問題ありません。
ゆっくりとしたただ巻きで探ってみましょう。
まれにバチ抜けが底付近でしか起こらない場面があります。
そのような時には10g前後のジグヘッドを使用して、底をズル引く方法も有効です。
水面にバチの存在が見えない時は重めのジグヘッドで底付近を探ってみましょう。
ノーシンカー
コアなアングラーの中にはノーシンカーでバチ抜けパターンを攻略する人もいます。
ノーシンカーは飛距離が出せないので、近距離戦が中心になる小場所で使用しましょう。
ノーシンカーを使用するメリットはよりナチュラルに誘え、かつ吸い込みやすさが増すことです。
シングルフックにセットして使用する方法が一般的ですが、独自のカスタムをしてトリプルフックをつけている人もいます。
ワイヤーをワームに刺してワームの腹からワイヤーの先端を抜き、両端を丸型にするとラインアイとフックアイができます。
フックアイにトリプルフックをつけるとシングルフックよりもフッキング率を上げられます。
フッキング率が低いバチ抜けパターンを攻略するために試してみましょう。
シーバス用バチ抜けワームおすすめ8選
バークレイソルトウォーター ホローサンドワーム3.8インチ
見た目がまさにバチと言えるほどリアルにできたおすすめのワームです。
軽量なジグヘッドにセットして使用するとバチに近い動きをします。
ジグヘッドのヘッド部をワーム内部に隠せるため、プレッシャーが高いポイントでもより釣果を出せる可能性が上がります。
カラーラインナップもバチ抜けに有効なものばかりになっています。
ワンズしぼり
コアなアングラーから人気が高いピンテールワームのしぼりです。
汎用的な3インチのサイズになりますが、シーバスの活性が低い時にはカットして短くして釣果を出せます。
細身ボディでかなりしなやかにできているため、食い込みやすさも抜群に高いと言えます。
バチ抜けパターンだけでなく、ハクパターンにも対応できる懐の広さも魅力的です。
ダイワモアザン ミドルアッパー 3.5インチ
高いしなやかさと耐久性の高さを両立したおすすめの商品です。
吸い込みが弱いバチを捕食しているシーバスでも食い込みやすいしなやかさがあり、ヒット率が高くなる魅力があります。
ナチュラルに誘えるアクションで、アングラーが多い状況でも釣果を出せる可能性を上げてくれます。
またダートアクションにも対応する汎用性もあります。
マーズR-32
シーバスアングラーから長年高い人気を誇る商品です。
イワシパターンやハクパターンと幅広く使用できる商品で、バチ抜けパターンでも一軍ワームになってくれます。
激しく動くことなくナチュラルに誘える設計で、様々な状況でアングラーに釣果をもたらします。
便利なワームになるので、タックルボックスに1袋忍ばせておきましょう。
ピックアップスリートラップ
コアなシーバスアングラーから人気が高いピックアップが販売するおすすめのワームです。
ワームに切れ込みが3箇所入っていて、微弱な水流を出してシーバスを誘えます。
軽量なジグヘッドでも釣果が出ますが、特に重めのジグヘッドで底付近を探る時に相性抜群です。
バチが水面に見えていない底バチの時に使用してみましょう。
エコギアエコギア熟成アクア 活アジストレート(大盛) 3.2インチ
エコギアが販売する強烈なニオイがする液に浸されたピンテールワームです。
動きだけでなく、ニオイでもシーバスにアピールできます。
かなり細身のワームになるので、小型のバチが湧いている状況に使用してみましょう。
かなりしなやかで吸い込みやすさも抜群となっているため、吸い込みが弱いシーバスもフックアップできます。
エコギアグラスミノーL
マゴチやロックフィッシュ狙いによく使用されているおすすめのシャッドテールです。
重量があるため、ノーシンカーでも使用できます。
トリプルフックのカスタムにも対応している点も魅力的です。
通常はテールをつけたまま使用しますが、アピール力を低くしたい時にはテールを切ってピンテールのようにもできます。
ゲイリーヤマモト4インチ ヤマセンコー
バスアングラーから人気が高いゲイリーヤマモトのストレートワームです。
バス用に開発されたワームですが高比重にできているため、ノーシンカーでシーバスを狙う時にも使用できます。
カラーラインナップが豊富で、バチ抜けに使用できるカラーも数多く販売されています。
ノーシンカーのトリプルフックカスタムも簡単にできます。
まとめ
今回はおすすめのバチ抜けパターン用ワームを紹介しました。
ワームはプラグで釣果を出しにくい状況でも釣果を出せる可能性をグッと上げてくれる魅力的なアイテムです。
ワームを使用して難しいバチ抜けパターンを完全攻略しましょう。
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