シーバスを釣るために欠かすことのできないルアーフック、様々な種類が販売されており、どんなフックを選べばよいか迷いますよね。
標準で搭載されているフックでも問題は無いですが、フックを交換することで、もっとシーバスを釣ることができるようになります。
フックサイズを交換することで、ルアーのアクションを変えたり、泳ぐレンジをチューニングする方法もあるんです。
今回は、フックサイズの選び方と、交換することで得られるメリット、おすすめフックの解説をしていきます。
シーバスルアーのトレブルフックを交換する目安
シーバスを掛けたり、岩や木のようなストラクチャーに引っ掛けたりすれば、針先はどんどんと丸くなってしまいます。
トレブルフックの交換の目安は、針先を爪に立て、横に滑るようなら交換をオススメします。
もしくは、魚を2匹・3匹と何本も掛けたフックは、針先が甘くなっていなくても、折れる心配があるので交換しておくのがベストと言えます。
同様に、錆びてしまっているフックも刺さりが悪く、強度が低下しているので、交換がオススメです。
シーバスルアーのトレブルフックを交換またはサイズを変えるメリット
シーバスのキャッチ率が上がる・バラシが減る
フックを交換することで、フッキング率を上げたり、バラシを軽減することができますよ。
現在販売されているシーバスルアーのほとんどは、すぐに釣りで使えるフックが搭載されています。
しかし、コストカットのために、刺さりが悪く、強度が低いフックが搭載されている製品もあります。
または、シーバスのアベレージが大きいフィールドで使用する場合、フックの強度を上げる必要もでてきます。
シーバスの硬い口の奥にしっかりフッキングできる鋭さがあれば、ショートバイトも減り、バラしてしまう確率も減らすことができます。
ランカーシーバスにフックを折られたり、伸ばされたりといったトラブルを防ぐことにもつながります。
アクションやレンジを変えられる
販売されているシーバスルアーのフックサイズは、そのルアーのベストバランスになるようにセッティングされています。
ルアーチューニングの方法として、フックのサイズを変えることで、アクションや泳ぐレンジを調整することができるんです。
標準装備のフックよりも小さくすることで、アクションは大きくなり、泳ぐレンジが浅くなります。
反対に、フックサイズを大きくすればアクションは控えめになり、泳ぐレンジは深くなります。
気をつけなければいけない点として、標準フックよりもサイズを変え過ぎてしまうとバランスを崩してしまうことがあります。
フックサイズを変える場合、上下ワンサイズまでにしておく方が良いでしょう。
フックの刺さりが悪い場合、フックシャープナーで磨く手も
釣りをしている最中にフックが鈍ってしまった場合、シャープナーで磨くと、刺さりがよくなりますよ。
釣り場では、フック交換をする時間が無かったり、フック交換が手間に感じてしまうこともあると思います。
フックシャープナーを持っているだけで、針を交換せず、すぐさま釣りを再開できますよ。
しかし、フックシャープナーで刺さりがよくなったとしても、新品のフックと比べれば刺さりは劣ってしまいます、あくまで応急処置と考えるようにしましょう。
シーバスルアーのトレブルフックの表記について
トレブルフックの表記は、どのメーカでも同じ表記になります。
#6・#7・#8…のように、数字が一桁のみの表記は、数字が小さくなるほどフックサイズは大きくなります。
1/0・2/0…のように「/0」が表記されている場合、数字が大きくなるほどフックサイズも大きくなります。
表記が分かりにくく、間違って購入してしまうこともよくあるので、注意しましょう。
シーバスルアーのフックサイズの選び方
シーバスのサイズに合わせる
釣りをするフィールドのシーバスのサイズ、もしくは狙いたいシーバスのサイズに合わせることも重要です。
魚が小さいフィールドであれば、あまり大きいフックは口に入りにくくなってしまいます。
大きいシーバスであれば、あまりに小さいフックはうまく掛からなかったり、薄皮一枚の掛かりになってしまいます。
自分が狙うシーバスにはどれくらいのフックサイズがベストなのかを考慮すると、さらにゲーム性が高まりますよ。
軸の太さ
フックには軸の太さがあります。
細い軸のフックは刺さりがよく、深く刺さる特性があります。
しかし、細いため強度が低くなり、折れたり伸びたりしやすいといったデメリットがあります。
細軸フックに変える場合には、ワンランク大きめのサイズにすると強度が少し高くなるので、シーバスのアベレージが大きいようなら試してみましょう。
シーバスルアー対応トレブルフックおすすめ5選
カルティバスティンガートリプル ST−46
日本国内で圧倒的にシェアされている、定番のトレブルフックです。
現在販売されているシーバスルアーの多くに標準装備されているフックです。
ミディアムヘビーのやや太めの線径ながら、鋭い針先によって、ライトタックルでもしっかりとフッキングします。
サビに強く粘り強い素材で製作されており、ランカーサイズのシーバスでも折れることが少ないのが特徴です。
カルティバスティンガートリプル STX−45
PEラインの普及によって、従来のSTシリーズよりも、さらにPEラインでの使用に特化されたシリーズがSTXシリーズです。
特徴的なゲイプ形状による高いホールド力でバラシを軽減します。
高い強度を持つ「タフワイヤー」が採用され、ランカーシーバスの急激な突っ込みでも伸ばされにくく、青物が混在するエリアでも安心のフックに仕上がっています。
がまかつトレブルSP−MH
言わずと知れた、国産フックメーカー「がまかつ」のミディアムヘビーフック。
やや角度のついたゲイプとマイクロバーブにより、より深くまでフッキングするフックとなっています。
圧倒的硬度の「トーナメントグレードワイヤー」は、ハードユースでも伸びにくく、針先の強度も長持ちするのが特徴です。
サビにも強く、とにかく長持ちする、オススメのアイテムです。
フィーモフィーモフック
ワイヤーはやや太めの線型で、ランカーサイズのシーバスにも伸ばされにくい強度を持ち、鋭く潰れにくい針先も持ち合わせた高性能フックです。
コーティングにより錆びにくく、海水での使用も安心となっています。
これらの性能がありながら、お手頃な価格設定でコストパフォーマンスが高いのも人気のポイントです。
リューギピアストレブル
魚のキャッチ率を上げるため、とことんまでこだわって作り込まれたトレブルフックです。
触れただけでも掛かるほど鋭い針先とワイドゲイプ、より深く刺さる内向きのフックポイント、これにより一瞬でシーバスの口を貫通します。
合わせて、フッ素を纏った「TCコート」により、滑りがよく、圧倒的なフッキング性能の高さが魅力のフックとなっています。
まとめ
シーバスをキャッチする上で、非常に重要になるのがフックです。
フックを交換することでシーバスの口にしっかりと掛かり、バラシも軽減することができます。
フックの大きさを変えることで、ルアーのアクションやレンジを調節することもできます。
フックを変えるだけで、釣りの幅が大きく広がりますよ。
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